北海道の田舎町で生まれ育ち、そのまま町役場に就職して約35年、生粋の田舎者の私にとってニューヨークで過ごした時間は、アート写真家として非常に刺激的で、心を揺さぶる体験の数々。
この街は世界のアートの中心地であり、あらゆる角度から芸術が生まれて交錯する場所で、メトロポリタン美術館やMoMAといった世界的な美術館を訪れると、古典的な名作から最先端の現代アートまで、幅広いジャンルの作品が一堂に会しているのを目の当たりにし、無数のギャラリーが立ち並ぶ街角では、どの展示も独自の視点や物語を持っており、これら作品の数々から多様性と深みを肌で感じることができたことで、新しい視点と発見を与えてくれた。
また美術館やギャラリーだけではなく、ニューヨークの街そのものもアートの一部になっており、ストリートアートやパフォーマンス、アヴァンギャルドなインスタレーションが街角に溶け込み、日常の中にアートが息づき、街そのもののエネルギーが絶えず変化し、創造の波が絶え間なく押し寄せることから、アーティストたちが自由に表現し、互いに影響を与え合うことで新たなトレンドが生まれ、世界中に発信されていくのを肌で感じた。
そしてニューヨークで感じた最も強烈な印象は、この街が持つ「可能性」。
芸術的な挑戦や新たな試みを受け入れる土壌と、失敗を恐れずに自分の作品を発表できる自由な環境は、アート写真家にとって大きなインスピレーションとなり、今後の作品制作においても、自由で革新的な精神を取り入れていきたいと強く感じることができ、ニューヨークでの体験は私のアートに対する考え方をさらに広げ深めてくれるものだった。
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