こんにちは!
京屋染物店の蜂谷淳平です。
マタギもんぺのご支援を検討されている方から、いくつかご質問をいただきました。
参考になる事もあると思いますので、活動報告でもご質問と回答を共有いたします!
【ご質問①】
農業に従事しています。一年を通して作業服として使用できますか?
ご使用条件にもよりますが、丈夫な中厚の生地を使用しているので、問題なくご使用いただけると思います。
中厚の生地ですが、木綿に麻が混紡されているため、通気性があるので春から秋は快適に使用できると思いますが、冬に動きの少ない作業で使用する場合は、下ズボンなどの着用をお勧めします。
破れやホツレが発生した場合には、永久修繕サービスがあるので安心してご使用ください。
【ご質問②】
どれくらいの質感なのでしょうか? 厚みと耐久性が知りたいです!
口頭でなかなか伝えるのは難しいのですが、一般的なデニムよりは薄手で中厚のクライミングパンツ程度の厚みになっています。
履き始めはパリッとした質感ですが、履き込むほどに柔らかな質感になります。
麻も混紡されている生地ですが、チクチクした肌触りはありません。
耐久性に関しては、里山整備などでかなりハードに使用していますが、今のところ破けなどはありませんし、マタギたちも現在進行形でマタギもんぺを履いてもらっていますが、破けたなどの報告は入っていません。
しかし使用条件などにより破けることはどの衣服でもあることですので、その場合には永久修繕保証をお使いくださいませ。
【ご質問③】
SAPPAKAMAとの違い、用途、履き心地などあると参考になります。
縁日の定番人気商品『SAPPAKAMA』との違いについては、数多くご質問いただきました。
『SAPPAKAMA』の詳細については、こちらからご覧いただけます。
https://www.ennichi-shop.com/SHOP/en-p-04.html
SAPPAKAMAは東北各地で履かれていた野良着で、主に農作業や山仕事など、農的な里山の暮らしで履かれていました。
一方マタギもんぺは、狩猟採集的な暮らしから生まれた野良着です。
SAPPAKAMAは、ゆとりがある形をしているので、リラックスウエアに近い履き心地が特徴です。生地も麻が多めの綿麻生地を使用しているので、通気性も抜群で特に夏場は最高に重宝するパンツです。
アウトドアや作業着などヘビーに履きたい方は、中厚生地でシャープなシルエットのマタギもんぺがオススメです。
ポケットも玉縁(たまぶち)ポケットと言って、ポケットの中に木屑などが入っても、ポケットをひっくり返し木屑を出せる仕様にするなど、よりヘビーユーズ仕様を意識して制作しています。
【ご質問④】
身長180㎝ですが、LとLLどちらがオススメですか?
LLサイズをオススメします。
写真のモデル(私)は、175㎝のガッチリ体型ですが、LLサイズだと少しゆとりがある程度で着用できます。丈も少し余ります。
180㎝の方ですと、Lサイズだと丈が短くなる可能性があるので、180㎝だと安心して履くことができると思います。
縁日でも試着ができるので、もしお近くにお越しの際には、是非縁日にお立ち寄りください。