つくよみの鹿野司(しかのつかさ)です。
プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。

昨年につづき2回目のチャレンジをさせていただきました。
昨年のプロジェクトでは、2023年にレシピ開発し同年秋に収穫したお米を使って甘酒を商品化し、全国の皆様にお届けしました。
たくさんの方々のご支援のおかげで目標達成させて頂き、農業問題のひとつ、休耕地の再農地化を少し進めることができました。
加えて再農地化の過程で農業体験イベントを実現することができ、お子様を含む多くの方々の農業への興味と理解につなげることができました。
すごい可能性を感じた体験をさせていただいた一年で、心から感謝いたします。
今年も農業問題の解決を進めるために、チャレンジをすることを決心しました。
甘酒『白沢』を広めることで、稲作農家の直面している問題の解決をめざしています。
さまざまなメディアでとりあげられているように、農業問題は重く農業経営の健全化を妨げています。
後継者がいない、休閑地が増える、国際競争圧力を排し国内自給率をあげる、などいずれも簡単には解決できません。



国や自治体からの補助や助成だけでは解決できないので、農業従事者と農業関係者が協力し合って、消費者からも支援していただく仕組みを作らなければ解決できません。
私が先祖から引き継いだ土地も、休耕地の再農地化が重く大きな課題です。
設備や資金も限られているので、自力では再農地化が進まないので、付加価値商品に将来の可能性を見出しました。
稲作農家である私は、自分が育てた一等米のコシヒカリを使った甘酒のレシピを開発しました。
土地の名前を冠した『白沢』と命名し、昨年から販売しはじめました。
一度試していただいた方々にはとても高い評価を頂いています。
砂糖不使用であることから健康期待もあります。
もっと多くの方々に『白沢』の良さを味わっていただければ、資金が増え期待できる市場が大きくなり、休耕地の再農地化につながります。
今年の春は、昨年のプロジェクト支援金を資金として、休耕地の一部を再農地化することができました。
田植えの体験会を企画実行して、多くの方々に農業や稲作を知って頂きました。
もしかすると次世代の農業従事者や農業関係者につながるかもしれません。
このプロジェクトは、休耕地の再農地化問題と事業承継問題の解決につながります。
私が行っているように、農業従事者の自発的な商品開発が、農業経営の健全化につながることを証明することができます。
ご支援よろしくお願いします。

なぜこのプロジェクトを始めたのか?
私は福島県本宮市(旧白沢村)の生まれで、4代目として農業を営んでいます。
祖父母の体力や体調の不安がで始めたことをきっかけに、 農業の事業承継を決心しました。
子どものころから慣れ親しんでいた農地を継ぎ、祖父母から継いだ農法で、一等米のコシヒカリを育てています。
中小農家が多いこの地域の農家の経営を取り巻く環境は厳しく、事業承継が進まず、 廃業する農家が増え耕作地が縮小し、農地の休眠地が目立つようになっています。
私の保有する農地も、祖父母の代での最盛期に比べて活性化している農地は 1/3になってしまいました。
すなわち2/3の農地が休眠地です。
対策として本宮市としては初めての若手農業者団体の「本宮若手農業団 」が令和2年に発足し、点在していた若手農業者のコミュニティ形成により地元農業の活性化を進めています。

コミュニティによって交流が活性化してきて、農業の一歩先を進む活動が始まっています。
私も「本宮若手農業団 」に所属し、新しい取り組みとして、自身で育てて収穫したお米を使った付加価値商品を開発しようと思いました。
そのような活動のなかで、麹の専門家との出会いがあり、地元の水も生かせることから、甘酒を開発することにしました。
そして、2023年4月に甘酒『白沢』のレシピ開発が成功し、商品化しました。
毎週上野の松坂屋様で開催されている「ふくしま里山マルシェ」に出店させて頂き、福島の直送農産物の良さをお届けしよう、甘酒『白沢』を知っていただこう、と活動し続けています。

2023年11月のクラファンプロジェクトをきっかけに、販売促進を強化し始めました。
クラファンプロジェクトでの支援金と販売利益で、休耕地の一部の再農地化に取り掛かることができました。

4月の田植え時期にはイベントを企画し、お子様も参加できる「田植え体験会」を開催しました。
2024年度農業体験事業~田植え編~
とてもたくさんの笑顔を頂き、これからも農業を続ける活力を頂きました。
参加した皆さまが、将来農業従事者や関係者になってくれたら最高だな、と心から思いました。
クラファンプロジェクトのおかげで、たくさんの方々から応援してもらい、元気をいただきました。
2024年には甘糀『白沢』のレシピも開発し商品化しました。
農業は長丁場の事業なので、今年もクラファンプロジェクトにチャレンジして、皆様からご支援いただき、少しづつ事業を改善していきたいです。
昨年につづき、今年の秋に収穫するコシヒカリの新米を使った甘酒『白沢』と、新商品の甘糀『白沢』のおいしさを全国の皆さんにお届けできるのを楽しみにしています。
甘酒『白沢 』と甘糀『白沢』を作るには、収穫した新米を2次加工するための費用が必要です。
全国の皆さんにお届けするには、配送のためのパッケージ制作費用が必要です。
全国の皆さんに知っていただくには、告知するための広報費用が必要です。
皆さまのご支援でプロジェクトが成功した先には、休耕地を減らし、農業問題が解決していく未来があります。
そんな未来を実現できることを、多くの支援者の方々にお伝えできると嬉しいです。

私の作る甘酒『白沢』の原材料はシンプルです。
私が作ったコシヒカリ×糀×水 です。
本宮市は福島県中通り中部に位置する小さな市です。2007年に本宮町と白沢村が合併して誕生しました。
阿武隈水系と阿武隈高地系 の豊かな自然と水のおかげで、古くからコシヒカリを中心とした稲作が盛んな地域です。
私が作るコシヒカリも、毎年一等米の評価を頂いています。
コミュニティ活動のなかで粷屋さんと出会い、甘酒専用の糀「白麴雪こまち」を使用させていただいています。
白麹雪こまち


私が生まれ、育ち、お米も甘酒も生まれた地元の名前を使いました。
甘酒『白沢』の特徴
専門家の粷屋さんから評価を頂いています。
” 他の米から作った甘酒と比べて、甘みが強く、上品で、世代を選ばず、飲みやすく出来上がっている ”
容器
甘酒『白沢』は、720mlの瓶と180mlのパウチの2種類を用意しています。
パッケージ
甘酒『白沢』は、折箱(化粧・無地) と桐箱の3種類を用意しています。
ご感想
甘酒『白沢』を味わって頂いた方から、こんなお声を頂いています。


ほんのり、ふわっと上品な甘さが絶妙な風味の甘酒です。ほわっといい香りでリラックスもしますね!お口に含むとちょっとだけ粒々があって楽しいです。いつものスーパーで買う甘酒は甘いから苦手なんですが白沢はすごくのみやすいんですね。砂糖不使用なので、自然な甘さなのでしょう。(40代:女性)
すこーしトロミがあるなかにお米の粒。粒の食感が個人的にすごく好きෆ甘さは控えめではありますが、優しくカドがない柔らかい味で子供も飲みやすそうでした!!(30代:女性)
一口飲むと糀の優しい甘さと香りが口いっぱいに広がります。つぶつぶ感とどろっと感が相まって、かなり腹持ちが良いのも魅力。2歳の息子も美味しかったようで、ジュース!と喜んでいました。(20代:女性)
なぜ ” 幻の甘酒 ” なのか
まだまだ生産量が少なく、それほど多くの方々にはお届けできていません。
毎週金曜日に、上野の松坂屋様で開催されている『ふくしま里山マルシェ』 などでの対面販売を中心に、皆さんにお届けし始めています。
甘酒の楽しみ方
甘酒『白沢』は、お米とお水と麹だけで製造された、自然な味わいの甘酒です。
小さなお子様でも安心してお飲みいただけます。
そのまま飲んでいただくだけでなく、料理にもお使いいただけます。
管理栄養士さんにお手伝いいただき、12種類のレシピを開発しました。
つくよみのインスタグラムからレシピや作り方の詳細をご覧いただけます!

これらのレシピは、デジタル化されたレシピ本として、ご支援いただいた皆さまへ送付させていただきます。

2024年10月に収穫する新米で作った甘酒『白沢』と甘糀『白沢』を是非味わってください。
甘酒『白沢』と甘糀『白沢』は、丹精込めて育てたコシヒカリの一等米と水と甘酒専用の麹「白麴雪こまち」 だけで作っている、自然な味わいの甘酒と甘糀です。
シンプルな素材で作りノンアルコールなので、小さなお子様でも安心してお楽しみいただけます。
甘酒『白沢』は720mlの瓶、または180mlのパウチの2種類の容器を用意しています。
甘糀『白沢』は2024年に商品化したばかりの商品で生産量が多くなく、まだあまり市場に出回っていません。
140mlの瓶のみでご用意しています。

昨年のプロジェクトでご支援いただいた方からのご要望が多かったので、今年はあらたに製造工場体験と農業体験をご用意いたしました。
リターン品を一覧表でご案内いたします。
わかり易く、” あまざけコース ” と ” あまこうじコース ” に分けて表示しています。
甘酒『白沢』以外のリターン品についての詳細は一覧表の下に記載しています。

15,000円支援リターンのプレミアムPOP掲載について
つくよみは、毎週上野の松坂屋様で開催されている「ふくしま里山マルシェ」に出店しています。ここでのPOPショップでお名前又は社名又はロゴを掲載させていただきます。もちろん掲載辞退にもお応えいたします。
・掲載期間:1年間
・掲載方法:文字のみ又はロゴ掲載(ロゴ掲載の場合は要データ)、A4サイズの用紙に、特別ご支援者一覧として掲載いたします。
・お名前又は社名又はロゴを掲載する際には、ご支援時に必ず備考欄に掲載を希望されるお名前又は社名をご記入ください。 ロゴ掲載の場合には”ロゴ掲載希望”と記載の上、ロゴ掲載のための連絡方法を明記してください。
甘酒製造工場体験について
~ できたて! 甘酒絞り体験してみませんか ~
甘酒『白沢』などを製造する食品加工工場の見学会に2名でご参加いただけます。
工場は福島県本宮市内で、日帰り・昼食付です。
JR東北本線本宮駅からの送迎がございます。(本宮駅までの交通費は自己負担)
工場見学のあとは、甘酒絞り体験(試飲あり)または甘酒料理体験をご用意しています。
11月の製造時期に体験会を開催予定しています。
参加人数追加の際には備考欄にメッセージを記入の上、追加支援25,000円おねがいします。
ご希望の日付があれば備考欄に記入お願いします。(ご希望に添えない場合があります)
農業体験について
~ 黄金色の田んぼで農業体験してみませんか ~
収穫期を迎えた稲の刈り取りを体験できます。
またはご希望により古来の農業を体験いただけます。
体験会場は福島県本宮市内で、日帰り・昼食付です。
JR東北本線本宮駅からの送迎がございます。(本宮駅までの交通費は自己負担)
10月の収穫期に体験会を予定しています。
参加人数追加の際には備考欄にメッセージを記入の上、追加支援25,000円おねがいします。
ご希望の日付があれば備考欄に記入お願いします。(ご希望に添えない場合があります)
甘糀『白沢 』について
甘酒『白沢』同様、私が収穫したお米と専用の糀で、甘糀『白沢 』を開発しました。
140gの瓶詰めでご提供しています。
お砂糖やジャムのかわりにお楽しみいただけます。
みりんのようなうまみと甘みの調味料として、お料理に使って頂いても美味しくいただけます。
是非おたのしみください。
腸活調味料セット【糀の極み】について
福島県本宮市の稲作農家がそれぞれが収穫したお米と専用の糀で開発した調味料をセットにしました。
甘糀『白沢』1個をはじめ糀由来の調味料、にんにく醤油糀 瓶詰(150g)1個、さごはち パウチ(100g)2個、の3種類をセットでお届けいたします。
化粧折箱でのし紙もお付けしていますので、贈り物としてもご利用いただけます。
レシピ本
甘酒『 白沢』を選んでいただいた皆さまには、手作りのデジタルレシピ本をメール添付で送付させていただきます。
※ページ数やデザインは変更になる場合があります。
お得意様認定証
全リターン共通で、お得意様認定させていただき、認定証(デジタルデータ)をメール添付で送付いたします。
お得意様には、特別な情報や特典をご提供してまいります。
例えば人数や個数限定の商品やサービスについては、早めの情報発信と優先的な受付をさせていただきます。
認定証の番号と登録名は、お控えいただくことをお薦めいたします。
リターン品の保存
甘酒、甘糀、にんにく醬油糀、さごはちは、直射日光・高温を避けて保存してください。
原材料について
甘酒:米(福島産)、麹菌
甘糀:米(福島産)、麹菌
にんにく醤油糀:にんにく(国産)、醤油、麹菌 ※原材料にアレルギー物質として小麦、大豆を含む
さごはち:米(福島産)、麹菌、塩

SDGsへの3つの取り組み
農業とSDGsの取り組みは必須であると考え、2024年5月に『つくよみSDGs宣言』 しました。
私達は国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、SDGsの達成に向けた持続可能な社会の実現に3つの取り組みで貢献していきます。
重要な『農業』をファクターとして『ハブ役』となり、それを横展開し、強い『絆』構築をしていきます。
【主な取組み】
・教育として農業体験やナレッジを提供するスクール事業
・新たな価値創造を志とした仲間づくり
・有機栽培などをベースとした重要の多い『調味料』などの商品づくり

本宮市民はもちろんのこと、『ダイバーシティ』や『インクルージョン』の観点で他地域の方にも、本宮市に魅力を持って頂きます。
【主な取組み】
・住民が働きやすい環境をつくり、真のコミュニケーションを図っていきます
・外国人財・障害者雇用・社会不適合者に向けた新たな呼びかけを積極的に行います
・皆の『ジブンゴト』としての『成幸』を共有し、応援していきます


環境に直結する農業をトリガーとして、現在と未来の豊かさを維持しながら環境を守る活動を本宮市と一緒に推進します。
【主な取組み】
・有機栽培・無農薬栽培に拘っていきます
・本宮市と積極的に情報共有を行います
・仲間一人一人がアンテナを張り環境問題解決に取り組みます


【 スケジュール 】
9月30日 クラウドファンディング終了
10月上旬~中旬 農業体験イベント開催、新米の収穫終了
10月下旬~ 「白沢」生産開始、生産工場体験イベント開催
11月上旬~ リターン品発送開始(生育の状況によっては発送時期が変わる可能性があります)
2025年3月 休耕地再開
2025年5月 田植え体験イベント開催
【 資金の使いみち 】
支援金は、下記の用途に使わせていただきます。
※目標金額50万円のご支援をいただけた場合
・休耕地の活性費用(20万円)
・お米の2次加工費用(リターン品の甘酒の製造 12万円)
・イベント準備費用、広報費用(8万円)
・キャンプファイヤー手数料(17%+税)
目標金額を超えた場合は、休耕地の活性費用を中心に活用させて頂きます。

今回のプロジェクトの成功で、2024年10月に収穫するお米を使った甘酒『白沢』と甘糀『白沢』のおいしさを、全国の皆さんに楽しんでいただけるきっかけになる、と思うととても楽しみです。
私はたまたまSNSやLINEやITが得意だったことから、自身の農業とともに、地元の農家さんや飲食店さんの情報発信をお手伝いするようになりました。
農作物の加工業が得意な方との出会いで、農作物の可能性を知ることができ、自身での商品開発ができるようになりました。
気が付くと、規模は小さいながら、農業を核とした6次産業化に力を入れるようになりました。
「ひとりダッシュ村」 なんて言われて応援していただいています。
ひとりでダッシュ村なんて実現できるはずもなく、たくさんの方々のご支援とご協力のもと活動できています。
”この活動がこれからの農業問題の解決のヒントになる”、と信じています。
プロジェクトの成功の先に見えている、多くの農家が抱えている農業問題の解決を実現するために、少しでも多くの方々から支援を頂けると嬉しいです。
ご支援者は、農業問題を解決努力する、一生の仲間だと思っています。
今回のプロジェクトから生まれる出会いと絆の輪が、日本中に広がることを信じて、最後までプロジェクトを走り続けます。
期間中に目標金額を達成した場合は、更なるご支援をいただけるようチャレンジいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※プロジェクト終了後にお米の収穫をしますが、天候やご注文状況、製造工程の問題等により「白沢」の出荷時期が遅れる場合があります。その際「活動報告」にてご報告させていただだきます。
※掲載している写真と、実際にリターンされる品とは、パッケージなどのデザインが一部変更になる可能性もございます。







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