宮崎カカオの大田原です。
おかげさまで、プロジェクト目標達成率も90%を突破し、いよいよ目標達成目前に迫ってきました!
応援いただいている皆様、誠にありがとうございます。
トップの写真は、宮崎カカオ農園内で生育しているバナナの写真です。まだ青々として細い未熟なバナナですが、数か月かけて太くなっていきます。
収穫後のバナナは以下のような感じです。
カカオと同様に複数品種を育てて味見しながら品種を絞っていく予定なので味見用で吊り下げて追熟させています。これは奥の黄色いやつが沖縄でよく栽培されている島バナナ、手前がトール・ナムワという品種です。
どちらもサイズはスーパーのバナナの半分程度なのですが、皮が極めて薄く、濃密な甘さとフルーティーな香りが特徴です。特に熟し切った島バナナはリンゴのようなフルーティーさを感じられて非常に美味しいです。
「なぜカカオ農園内でバナナ?」と思われる方もいると思いますが、カカオとバナナは深い関係性があります。
①シェードツリーとしての役割
カカオの幼苗は直射日光に弱く、一定程度日陰を必要とします。そのため海外産地では、カカオの木の横にバナナの木を植栽することで、日陰をつくり、カカオを直射日光から守る役割を果たしています。
また、バナナの横で育つカカオは、豆がバナナ系の香りがするようになると言われています。
こちらは全くメカニズムが分からない話ですが、検証してみたいと思います。
②カカオ豆の発酵の際にバナナの葉を使用する
海外産地においては、バナナの葉でカカオ種子と果肉をくるんで発酵を進めることがあります。これはバナナの葉に付着している酵母や乳酸菌などの菌を発酵に活用する方法です。
③チョコとバナナの相性が最高
祭りで食べるチョコバナナです。説明不要。なんであんなに相性いいんですかね。
①~③まで栽培段階から加工後まで常に絡んでくる植物ってなかなかないですよね。
近々バナナに関するリターンも追加していきます!!
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。