8月11日、緑地公園に棄てられた1匹の猫がいました。
発見したボランティアが近付いても動こうとせず、伏せたままニャーと鳴いている猫。
その後ろ足は、交通事故で負傷してしばらく経ったような怪我がありました。
発見者はすぐに病院へ向かい、応急処置をしてもらい、その病院にはレントゲンが無いので、翌朝に別の病院へ猫を連れて行きましたが「治せない」と言われたそうです。
痛み止めの注射だけ打ってもらった後、猫は息を引き取りました。
棄てた人は、なんのために公園まで猫を運んだのでしょうか。
獣医師の見立てでは「交通事故に遭った猫を誰かが拾って運んだのではないか?」とのこと。
石垣島では、猫が交通事故に遭うことはよくあります。
そんな猫の1匹を、緑地公園に持ち込んで棄てた人がいるのだろうとのことでした。
この猫の状態はかなり酷く、伏せていて見えない腹部や後ろ足の付け根にはウジがわいていました。
瀕死の猫を、棄てるためだけに運んだ人は、一体何がしたかったのでしょうか。
猫からしたら「助けてくれると思ったら別の場所に棄てられただけ」で、救いも何もありません。
優しさなんてカケラも感じられない行為。
遺棄は犯罪、棄てたその人は1つ罪を犯したということです。
車を運転する方にお願いがあります。
動物はいきなり飛び出します。
石垣島では、道路に色んな生き物が出てきます。
猫・犬・シロハラクイナ・キジ・クジャク・アカショウビン・カンムリワシ・リュウキュウオオコノハズクなど。
向こうからぶつかってくることもあります。
飛び出しを警戒しつつ進みましょう。