■地域のコワーキングスペースとシェアオフィスのすみ分け
他のスペースと競合になりませんか?という質問をよくいただきます。
この点はコワーキング運営者のなかでもいろんな意見がありますが、私は「地域のなかで複数存在していても、役割が異なればバッティングしない」と考えています。
例えば、私が以前所属したONOMICHI SHAREでは「尾道水道が見える立地にオフィスユースで快適に使える内装やネット環境(セキュリティ面含む)」という点で、明確なポジションがあると思っています。またきっと、「尾道に行くならここで仕事をしてみたい」というリーチの仕方も確立されていると思います。
また、個人的には、尾道市内には各島しょ部やエリアに今後コワーキングが大小関わらず存在することになるような気がしています。そのエリアエリアでコミュニティが存在することと、一方で、別エリアのコワーキングへのアクセスは移動を考えると日常使いのなかでは限界があると思うからです。そのエリアのためのコワーキングという視点はすごく重要な気がします。
今回私が目指しているbench!は、昨日の活動報告でまとめたように、「誰かと繋がりが生まれ、協働が起こるコワーキングがあくまでもメインコンテンツ」であり、またコミュニティ間の接続の先にある世界を描いています。その役割を地域のなかで担いたいという想いでもあります。なので、施設のコンセプトが違えば、利用される方もまた異なる(目的に合わせて集まる)という部分かなと思っています。
シェアオフィスやコワーキングはワークスペースの提供という意味では共通した部分があります。また地域のなかでの認知度を上げる、あるいは利用経験者を増やす(マーケットを広げる)ということは1店舗だけですることではなく、全体で盛り上げることだとも考えてきました。
尾道は、ワーケーションをはじめとした滞在型の働き方にもかなり向いた環境があるとも思うので、ぜひ地域のいろいろな施設と一緒に、盛り上げていければなと思っています。(bench!の個性が出れば、他施設の個性も際立っていくと思っています。楽しみです。)
■25日目のレポート
さて、150万円目前まできました。ご支援いただき本当にありがとうございます!ご支援時のコメントも拝読させていただいております。すごく励みになります。。残り10日になりました。ここからラストスパートです。最後まで、できる限りのことをして走り切りたいと思います。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします!