皆さま
お世話になっております!菊地崇です!
本イベント開催に際して多大なるご支援をいただき、本当にありがとうございました。
皆さまのおかげで、多くの方々の心に遺るとても素晴らしいイベントとなりました。
早くも、第2回目開催への期待の声を多くいただいております。
あっという間なもので、もう1週間が経過しようとしております。つきましては、少々遅くなってしまいましたが、当イベントを振り返ってみたいと思います。
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イベント概要
当イベント:第1回ウクライナフェスティバルは、『あなたのウクライナを見つけよう!』をテーマに2024年7月20日と21日に代々木公園ケヤキ並木通りで開催されました。大きな仮設ステージを設け、出店者はウクライナ関連ばかりで30店舗以上、2日間での来場者数は5万人を超えました。ウクライナ戦士ナザールさんをはじめとするウクライナからのゲストに加え、ウクライナ駐日大使、米国駐日大使、国内の著名人等豪華なゲストがイベントを盛り上げてくれました。取材陣も(NHK、日テレ、TBS、テレ東、テレ朝等)も来場され、連日報じていただいております。
目的
さて、当イベントの目的は以下3つでした。
①日本の方々にウクライナの魅力をお伝えすること(ひいては、ウクライナのファンになってもらうこと)。
②ウクライナ避難民の方々が活躍できる場をご提供すること。
③ウクライナにいる方々へ、日本からの支援の姿勢をお見せすること(ひいては、勇気づけること)。
それぞれの細かい検証は、ここでは割愛致しますが、③以外は、概ね達成できていると思われます。
参加者(出店者、出演者、来場者、大使館)の方々からは多くの感動の声が寄せられ、主催者として本当に嬉しく思っております(③に関しましては、現在、目標達成のため、継続中で、こちらの進捗は随時お伝えしたいと思います)。
今後の展望と計画
今後の展望として、以下の3つを計画しております。
1. 本イベントのアーカイブ作成と広報活動:
本イベントのアーカイブを作成し、ウクライナの方々にお伝えします。現在決まっているウクライナからの取材も含め、イベントについての報告や、多くの方々が日本からウクライナに支援したい気持ち、そして関心があることをマスメディアやウクライナの著名人のSNSを通じてウクライナの人たちに伝える広報活動を実施いたします。
2. ナザールさん兄弟をテーマにした漫画【九転十起】の完成:
本イベントでもご紹介したナザールさん兄弟をテーマにした漫画プロジェクト『九転十起』を完成させます。この漫画を通じて、戦争という地獄を背景にしても希望と、それを支える仲間がいれば困難な状況でも立ち上がることができるという九転十起の精神をウクライナの子どもたちや、またこれを読む日本や世界中の人々に、お伝えすることを目指します。
3. 第2回ウクライナフェスティバルの開催準備:
今回の第1回ウクライナフェスティバルをよりパワーアップし、来年、第2回ウクライナフェスティバルを開催することを計画しております。更に多くの方々にウクライナの魅力を伝えるためのイベントを目指してまいります。
最後に
皆さまの温かいご支援に心より感謝申し上げます。
この度、初めて来日されたナザールさんとマリアさん。彼らと1週間超、ずっと共に過ごしており感じたことがあります。それは【人生を楽しむことに直向き(ひたむき)】であること。日常の中で、戦争の話や亡くなったイリヤさんのお話も勿論しますし、スマホの画面を見て、深刻な表情をしたり、悲痛な表情を浮かべている時もあります。
しかし、美しい光景に出会したときや、美味しく食事をしている時、楽しい会話をしている時や、歌ったり、踊ったりしている時、覚えた日本語を披露する時など、戦争に関わらない日本での日常のほぼあらゆる場面で凄く嬉しそうに見えます。というより、明らかに嬉しい感情をむき出しにするんです。
「辛いことはあった。地獄を味わった。けれど、今この瞬間は楽しいから楽しむ。楽しめる時に全力で楽しむ」そんな「九転十起」な姿勢に、私や妻は日々、勇気づけられております。
極限までに辛いことがあっても、希望(楽しみ)があり、仲間がいれば、こんなにも素敵になれる。彼らはそれを日々、体現してくれております。
彼らの姿や行動(&彼らをテーマにした漫画)は、多くの方々に勇気を与えてくれることでしょう。そして、日本でのウクライナフェステイバルは、彼らにとって、大きな楽しみになりました。
「九転十起」の漫画制作プロジェクト(ウクライナ全10000校に配布)と第2回ウクライナフェスティバルの開催。
私たちには、できることがあります。
今回のウクライナフェスのように、みなで力を合わせ、踏み出せる一歩があります。
小さな一歩かもしれませんが、前への一歩です。
今後とも、私たちの活動を応援していただけると幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
ウクライナフェスティバル実行委員会
菊地 崇