今日はチタンの用途について。(チタンの歴史 その3)
チタンは航空機やロケットなどの航空宇宙開発分野に多く使われていました。
その後、原子力発電所や化学プラント、海洋建造物、建築屋根材、ゴルフクラブ、医療分野における人工関節など、その用途と可能性は広がっています。(参照:日本チタン協会ホームページ)
その他、
自動車エンジン部品、
医療分野
時計、カメラ、中華鍋など
私たちの身近なところにもチタンは使われていますので、
ご紹介いたします。
①東京の江東区にある国際展示場「ビックサイト」の逆三角形の部分、実は
チタン建材でできているんです。(写真1枚目)
②浅草の浅草寺の瓦にもチタン本瓦を使い、屋根葺き替え工事が行われました。(2009年)チタン瓦は、1枚が100グラムという軽量なので、屋根全体の重量を軽くすることができ、耐震性が高まったとされています。(写真2枚目)
最近では、チタン製のアウトドア用品や、チタンのお皿やコップ、箸などの食器類、チタンのペンなど、私たちの生活にチタン製品がどんどん浸透してきていますので、何かの機会にそういったチタン製品をお手にとって確かめてみるのもいいかもしれませんね!