
黄色、紫、赤色の薬玉用お花を作り終えて青色のお花を今は絶賛量産中です。
青いお花紙は色が薄いせいか、お花の内側に陰影ができて、なんとも味わい深いカラーをしています。
そのあまりにも繊細な素材感と色彩を見ていると紙であることを忘れてしまうほどです。
柔らかなチュールのドレスの様です。
作っているスタッフや職員もアジサイみたい、バレリーナみたい、八代亜紀みたいとそれそれがイメージするものを話したりしていました。
今まで七夕祭りで飾りを見ても、これは手が混んでいるなーとか大きいなぁ、色合わせのセンスがいいな!と思うことはあっても、お花紙の色一つにこんなに感心することはありませんでした。
七夕祭りはだれも踊らないしお神輿もありません。お客さんは飾りの中を通るのみという一般的なイメージの「祭」と少し違うこともあって、七夕まつりはアクションや熱気が少なめなお祭りというイメージがありました。
しかし、たった3日間展示する飾りのために長い期間をかけて飾りを作り出す商店や団体がいることを知り、実際に制作をすることで他のお祭りとは違った静かな熱を感じています。
作ってみないとわからないところに意外な面白さや美が詰まっているし、皆で作ることでじわじわと愛おしさも感じています。
この気持ちをより多くの方々にも感じていただけたらいいなと思いながら今日もお花を薬玉に取り付けていました。今年は例年とは全然違う視点で七夕祭りを楽しむことができそうです。着々と出来上がる飾りも楽しみですが、ご支援者様からのメッセージにも大変励まされています。本当にありがとうございます。まだまだ達成率は10%に満たないですが、引き続き七夕プロジェクトの進捗を報告していきますので、お付き合いください。一枚一枚破けない様に慎重にお花紙を広げています
ご支援の期間は残り24日間です。ご支援・情報の拡散など、どうかよろしくお願いいたします!!