チャレンジ 絆 プロジェクト キャプテン加藤です。
先般7月10日、メンバー2 名(林さんとたかちゃん)に協力をして頂き、北八ヶ岳のロープウェイ へと高度順応の検証をするために行ってきました。
この地に住んでいれば一度は行ったことがある北八ヶ岳のロープウェイ(通称:ピラタス)山麓
駅は標高 1,771mで山頂駅 2,237mの坪庭へと
100 人乗りで約 6 分足らずの時間で標高差 446m の高さの山頂駅までを一気に昇ってきました。
この日は、生憎の天候にて縞枯山、雨
池山はガスっており、ロープウェイはガスの中へと突入する勢いで瞬間にして何も見えない中へと突入し、乗客からは“おぉ~”ともつかない声がこぼれたようだった。
一般的に登山で標高差 100mを登るには中級者レベルで概ね 2 時間程度の時間を要するので、このロープウェイの速さが分かってもらえるだろう。
麓でも、山頂駅へと行ったとしてもバリアフリ ーの整備がされておりトイレもきれいで障害者用トイレが完備されていているのは安心なことです。
ほぼ無段差で行けて、山頂駅へ降り立ってもバリアフリーで、ロープウェイの扉から山頂駅までの距離も大丈夫。ただし、勾配には難あり、少しキツイですが、坪庭が見えるところまで行くには容易ですが少し息切れする程度です。
ここ麓駅の駐車場には日本にとって、茅野市にとって大切な彫刻 界の巨匠の矢崎虎雄のミュージアム、日本一高いところにある水族館があり彫刻や水族館など鑑賞に浸るのもいいかも知れない。
さて、突然高度順応と言われても聞き慣れない言葉かと思いますが、私にとってもメンバーの人達にとっても大切な問題なのです。
私は、現在既往症が幾つかあり、その一つが間質性肺炎で今年になって急に悪化してしまい在 宅酸素生活をしている為に簡単に標高の高い場所へと行くことができません。
標高差はそれだけのリスクが高く高度順応の検証だけは、きちんとしておかなくてはなりません。
八ヶ岳硫黄岳と言っても私にとっての登頂はかなりのリスクが伴うので、こうして高度順応の検証を行わなければいけないのです。
そういう事を良く分かってくれている仲間たちには、感謝の気持ちでいっぱいです。
こうして自然の中に身を置くと、こんなにも心が安らぐものかと本当に嬉しい。
高度順応の検証をやりつつ、木道を進み 縞枯山荘まで行けるかと思いきや、坪庭へと上がる 階段までの所で行き止まってしまった。あと、少しの距離なのに縞枯山荘へとは行けずしまい だった。
時間も急ぐ訳ではないのでクラファンへとアップする自身の写真を撮ってもらった。
写真で笑っているものがなく、子供をあやすかのように “ハイ笑って、もっと、もって笑ってと” あやされるように笑わせられ、ようやく1 枚が撮れた。 ホントに久しぶりに笑って頬がこぼれそうだった。
折角なので林さんとたかちゃんをパチリ、丁度、坪庭へと上がる階段の登りっ口で撮ってみました。(トップに掲載した画像が、その時の写真です)
それでも、私にとっては、久しぶりの外出に心ウキウキの 1 日で嬉しかった。 自然の力はすごいよ!!
おおらかに僕の心をやんわりと包んでくれた。高度順応はともかく外出するだけで、こんな にも気持ちがすっきり清々しい気持ちになれたのは久しぶりのことです。高度順応のことなど忘れて思い切り自然を堪能したい気持ちにもなりましたが、そうはいかない。
この時は、アウトドア車椅子 HIPPOCampe を撮ろうと持ってきていたので二人がいい場所を見つけ自然を利用した演出で上手く撮ってくれました。
こんな時、本当に頼りになるのがメンバーのチカラで、今後のことまで真剣に取り組み行動を起こしてくれるメン バーには本当に感謝しかありません。
次回は、8月7日に同じ高度順応の検証で、乗鞍の畳平(2,700m)から行います。 またご報告します。
引き続きご支援、応援、よろしくお願いします。
チャレンジ絆プロジェクト キャプテン カト