こんばんは、ARCHの片田です。
2018年夏 東京ストリートカウントが、いよいよ明日から始まります。
隣の作業部屋では持ち物の仕分けが行われ、前日準備も終わりつつあります。（まだ袋詰め大会が残っていますが！）
今回テーマは、【ARCHメンバーが目指す未来】第二弾：片田梨奈
ということで、ストリートカウントが始まる前に、今思っていることを書き記しておきたいと思います。
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ARCHはよく、ホームレス問題は「見ようとしなければ見えない問題」と表現しています。
私も実際にその言葉の意味を体感した一人です。
ARCHに入る前、私はまちの中でホームレスの人を見かけても、「どうすることもできない私が、むやみに触れてはいけない」という思いから、半分無意識のうちに見えないふりをしていました。しかし、実際にホームレスの人の横を通るとき、漠然とした居心地の悪さがいつもありました。
そのような居心地の悪さを時折感じながらも、あまり突き詰めることなく大学生活を過ごしてきました。
しかし、都市計画の研究室に所属し、学んでいく中で、都市の中心には人々の生活があり、その生活を支えるために都市空間が形作られていくべき、と考えるようになりました。そして、今の都市の形で暮らしにくく感じている人たちが気になり始めた時、ARCHと出会いました。
ARCHの活動を通して私ははじめて、漠然とした居心地の悪さの正体を理解しました。
私の目にかかっていたフィルターがとれ、やっと街の中を見渡せるようになったという感覚です。
今の私は、まちの中でホームレスの人がいた時、まず「ホームレスの人がいる」ということを認識する。次に、市民の一人として自分にできることは何だろう、と考える。
考えた先の答えはまだ見つけられていませんが、この問いを考えている人と話し合い、一緒に探していきたいという気持ちがあります。
かつての私のように、漠然とした居心地の悪さを感じながらも、フィルターがかかっているからその正体がわからない、という人はいると思います。
東京ストリートカウントが、そのフィルターを外すきっかけとなり、都市の住民で一緒に考えていく土壌をつくっていけたら、と私は考えています。
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ーここまでが、今日の時点で私が考えたことです。
明日からの３日間を通して、今お話したこととはまた違った何かが見えてくるのだと思います。
ストリートカウントが終わった８月５日の夜、どんなことを考えているのか。
クラウドファンディング募集〆切前の最後の活動報告として、みなさんにお話できたらと思っています。
…ということで、みなさま、最後まで応援をどうぞよろしくお願いいたします！！
クラウドファンディングは、８月５日23：59まで受け付けております！
一緒に東京のまちを歩きましょう！
