被災した大正9年建立の表門の屋根。(修復中に撮影)屋根を葺いている銅板の一枚に、施工にあたった当時の銅工の名前が彫られていることが、今回初めて判明しました。修復された様子。こちらは門を支える柱です↓。江戸時代に建てられた本宅の昭和23年の大改修の棟上げ札にも当時の柏崎の第九の名前が書かれています。また、明治時代に撮られた村山家の写真を撮ったのも、柏崎の小熊写真館でした。推測ですが、柏崎とのこれだけのつながりは、当家27代政之助が柏崎飯塚家(現飯塚邸)から婿入りしている縁からかもしれません。
十日町市 の付いた活動報告
ふだん見られない!表門の屋根に銅工の名前!!
2024/07/29 07:00
大棟山美術博物館友の会の活動
2024/07/25 07:00
きょうは、大棟山美術博物館友の会(会長 佐藤至) についてご紹介します。友の会の主な事業は、年3回ほどの当館の建物および庭園灯の整備活動への支援、企画展の準備・運営への支援、類似施設等の視察研修などです。7月13の開館前には、友の会の皆さんから庭園や建物周りの草刈り・草取りをやっていただきました。昨年は、『北越雪譜』の著者として知られる当家ゆかりの鈴木牧之が、文政五年(1877)かつて妹たかの婚家であった村山家を訪ねた時の旅をテーマにした企画展「鈴木牧之松之山への旅 ― その軌跡を辿る ―」を実施しましたが、その設営準備等のお手伝いをいただきました。視察研修では塩沢の鈴木牧之記念館をはじめ、岡野町貞観園、観泉院など実際にその軌跡を訪ねています。当館の運営にはなくてはならない力強い応援団です。