ついに迎えた撮影初日の朝。
バファリンプレミアムを飲んで何故かハイになったさとうゆうきに叩き起こされて、MELT一同は最初に選んだロケ地【セッションロード】へと繰り出します。
セッションロードは名前の通り、沢山のミュージシャンやアーティストが集まり、各々路上パフォーマンスをする歩行者天国のような所です。
ここではコントに加えて、Sacaiの初ストリートライブを収録する予定です。
異文化に囲まれながらの最初のロケ地、そして最初の撮影。数えきれない不安を抱きながらもタクシーで移動し、ついに、MELT全員がセッションロードに降り立ったその瞬間に、事件は起こりました。
Sacai が自分のストリートライブで使うスピーカーを持っていないのです。
稲妻のような緊張が全員に走ります。
あろう事か、ホテルに置いてきたのです。通常運転すぎます。
絶望に浸ってもしょうがないので、一旦コントの撮影を決行→撮影後に宇城とさとうがスピーカーを回収しにホテルへ直行→残りのメンバーで出来る限りのLIVE設営…という方向で舵を切り出すMELT。
しかし、いざ撮影が始まると、
異国で堂々と自分達のコントをしている昂揚が不安に打ち勝ち、
何とかセッションロードでのコントを撮り終える事が出来ました。
気持ちの風向きが変わり、勢いよくスピーカー回収へと走り出す宇城とさとう。残りのメンバーも、勢いよく、そして気持ち良く連携をとり、あとはスピーカーが到着するのを待つのみとなる中、馬場から衝撃の事実が告げられます。
馬場「雨が降る」
バギオは標高1,450m。天候も気まぐれのレベルで変化し、
スコールも決して珍しくはないのです。
急いで機材に防雨対策を施しますが、
その最中でさえもうパラパラと降り出してきました。
渋木は「大丈夫、オレ晴れ男だから」と、言ってくれますが、
この状況では焼石に水でしかありません。
もはや諦めるべか否かも視野に入る中、スピーカーが到着。
不安を拭うことが出来ぬまま、駆け足でリハーサルを行い、
平田の掛け声と共にライブは幕を開けました…結果は…?
無事!!!!LIVEを完遂出来ました!!!!
多くの人に関心を持って頂き、
他のパフォーマーとのコラボも交えながら、
沢山の拍手を受け、ライブを終える事が出来ました。
終わった後も沢山の方から記念写真のお願いを頂き、
MELTにとってもかけがえのない時間になったと思います。
ちなみに雨に関してですが…
本っ当にギリギリで、終わった途端に降り出した問いっても全く過言じゃないくらいのタイミングで降ってきました…
何ならライブ中は晴れ出しました。
渋木晴れ男説が最短で立証された瞬間でもありました。
ありがとう、渋木
一旦は止みましたが、またいつ降るか分からないとの事で、
この日に予定していた別のロケ地での撮影は諦め、宿に戻り、
室内で出来る限りのコント撮影に注力することになりました。
気付けば4時。明日(というか今日)に備え、一同は眠りにつきました。
まだまだ話したいエピソードがありますが…(この室内撮影後にMELTが向かったとある場所での話とか…)
そちらは【帰国報告会】で存分に話させていただきます!
帰国報告会の詳細が気になる方は、クラファンページの方を是非ご覧ください!
次回!
明日の18時は、どろっどろのジャングル探検に向かうMELTをお届けします!!