前回までのあらすじ
パッキングに追われてたら朝が来た。いざ帰国!!!
【帰りのバス】
バスターミナルまではタクシーで向かいます。
フィリピンでの移動はGrabというアプリで呼ぶタクシーが主流で、
価格も安く、本っっっ当に助かりました!!!!
今回のロケはGrabに支えられていたと言っても過言ではありません。
ありがとうGrab。今度こそ、ありがとうバギオ。
帰りのバスではみんな、コンセントを抜かれたPCみたいに爆睡してました。
行きももちろん寝ましたが、「5時間なげえ〜」とか、
景色見てはしゃいでたりしたのですが、帰りはもう一瞬でした。
気がつけばあっという間。マニラの街並みになってました。
【空港】
無事、空港に到着。MELTに残されたフィリピンでの時間も、残りわずかになってきました。が、ここでMELTは二手に分かれます。
この二日間、最も稼働した撮影班の馬場と平田は、
セブ島を経由して帰るとの事。
本当にお疲れ様、これからまた編集の激務に追われる二人にとって、
いい思い出になりますように!
Sacaiと渋木が関西航空を経由して帰る説も浮上してましたが、便がキャンセルになってしまい、断念しました…。
さて、直帰組は、帰国報告会に向けたお土産を購入しつつ、
ご飯を食べ、最後のフィリピンを楽し見ます。
いよいよ飛行に乗り込み。フィリピンを旅立ちます。
さようなら、フィリピン。
映画を見たり、機内食を食べたりしてるうちに…
あっという間に日本に帰国!!!!
ただいま!!!
一番安い便に乗ったため、到着は23時30分!!!
直帰組の4人は今晩、羽田空港で夜を明かします!
せっかく帰国したなら日本食。食べたいですよね!
すでに1時とかでしたが、この時間でも羽田空港はご飯が食べれるんですね。
なんてありがたい…。
愛すべき、日本のジャンキーな味覚に触れたいという一心で、
吉野家組(渋木・さとう)と、ラーメン組(sacai・宇城)に分かれて
各々、お久しぶりの日本食にありつきます。
フィリピンでの食事もビックリするぐらい美味しかったのですが、
久々に食べる日本食はもう、「やっぱコレだね。」
そんな感じです。どっちが好きとか、嫌いとか、優れてるとか、劣ってるとか、
そんなのは本当に野暮です。ただただ、
この国で生まれ育ったんだな。
その実感を噛み締めるのみです。
あまり、ラーメンや牛丼で実感する事じゃないのかもしれませんが。
さあ、お腹が膨れたら、急にこれまでの疲れがドッと実感をともない、
全員その場から、一歩も動けなくなりました。
さとうゆうきを除いては。
さとう「渋木さん、あたし散歩してくる!」
さとうゆうきはまだ元気。
ズンズンとした勢いで羽田探索に出掛けて行きました。
すごい。と、同時に心配です。
今回の旅で気づいたんですが、
さとうゆうきは渋木陽太に対してだけ「さん付け」をしてるんですね。
多分、尊敬してるんだと思います。
ふと振り返ると宇城がパソコンを開いて何やら作業してます。
「何してるの?」と、聞いたら
宇城「寝る前に帰国報告会の資料を作ってる」
との事。この男、本当に偉い。
「今!?」と、思うかもしれませんが、
今、少しでも手がついていれば、
この後の流れが全然違いますね。
ここから配信開始、そして帰国報告会までの時間も
決して潤沢に残されてる訳ではないのですから。
でも、普段会社員として働きながら、
企画のたびに新作コントを書き下ろし、
その他、事務作業面においても、
圧倒的にMELTを支えてる主催です。
ありがとう、宇城
・・・。
朝。
静まり返っていた空港が慌ただしさを取り戻し、
喧騒が、夢にそっと亀裂を入れ、
睡眠によって単純化した思考回路に寄り添って、
私が目を覚ますと、
さとうゆうきは、
私たちの前からいなくなっていました。
事前に調べてた始発で帰ったそうです。
さあ帰ろう帰ろうかーえろ!
宇城も渋木もsacaiもバスで一気に最寄り付近の駅まで行ける事が分かり、
思わずにっこり
ひとまず一旦、ここいらでみんな解散です!
ずっと一つ屋根の下、寝泊まりして朝も夜も切磋琢磨した仲間と、
別れる時はなんだか不思議な気分になります。
みんな、3泊4日ありがとう!本当に本当にお疲れ様!
また会う日まで!!!!
(この後に宇城が出社したってマジ!?)
生きろ。
さて、ここから帰国後のMELTをザッとダイジェスト風で一気に紹介!!!
7月31日
展示準備《1998展@GalleryConceal》
・次の日というか、解散の数時間後に再会するSacaiと渋木。
全然まだ旅疲れの渦中、渋木監修の元、無心で展示設営に勤しむ。
GalleryConcealは渋谷の駅近くにあるギャラリーですが、
店内もおしゃれで、尚且つアットホームな雰囲気もあって、
展示スペースとしては珍しい、素敵な場所でした!
そうこうしている間に、なんとか設営完了!
めちゃめちゃかっこいい展示が出来た!!
渋木すげえ!!!
この日の余談
・日本暑い!!!湿度すごい!!!!
・帰国後初の日本のビールを噛み締める渋木。やっぱうまいよね。
・サイドポーチの利便性を知ってしまったsacai
このまま年を取ったら競馬場にいそうなスタイル。
8月3日
平田・馬場帰国& スペシャルLIVE!
・平田と馬場がセブから無事帰国!
数時間後にGalleryConcealでスペシャルライブ。
多種多様なアーティストの方に混ぜてもらいながら、
トマソン-比-にも収録されているコントを披露!!!
久々の人前で緊張したー!!!
この日の余談
・渋木はこの日、カネコアヤノのライブのため欠席。
・次の日は、sacaiと宇城が宇多田ヒカルのライブ。
・ライブ・ライブ・ライブ
その結果、トマソンやそれ以外の編集激務の真っ只中の平田が、
一人で展示を回収する羽目に。ありがとう。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
MELT初の映像作品。「僕のトマソン-比-」
ただいま絶賛、編集中でございます。
ここまで語ってきた通り、初めてがいっぱいあった3泊4日でしたが、
それは今まで培ってきた枠を大きく飛び越えた時間でもありました。
本公演、僕のトマソンシリーズ、シアターギルドでの上映。
色々な時間を共にしてきたメンバーですが、今回の旅で、
それぞれがMELTが今持っているポテンシャルを再認識できた気がします。
しかし同時に、各メンバーがMELTを通して実現したいことに対し、
まだまだ足りない物は多くある事を、強く実感した旅でもありました。
こだわりと定期的な活動、そして規模の拡大の両立は、
それを実現するために必要な要素も踏まえて考えると、
糸でつながりあった複数の天秤達のようで、
バランスを取ることが難しく、その予想も困難な物です。
どれか一本、糸を切れば、構造はシンプルになり、
バランスも当然取りやすくなるでしょう。
もしくは重力そのものがなければ、
そもそもバランスを取る必要もないのです。
ですが、
MELTが定義している不条理とは、常に現実に即した、
今この世界に実際に存在している現象の中の不条理であり、
それでも、現実から目を背けずとも、
笑ったり、涙できるコントを目指してます。
ゆえに、重力のある世界で、バランスを取ることに意味があるんだと思います。
まだまだ先の長い、私たちだから言えることなのかもしれませんが、
私たちは大切な糸を見失わないように、
これから先も、強く、そしてふざけながら、
大きなビジョンに向かって進んで行きたいです。
今回の旅はその始まりだったと思います。
活動報告の定期更新は一旦、終了させていただきます。
こちらでは載せきれなかった、フィリピンでのくだらないエピソードや、MELTメンバーが遭遇した困難、など、
極秘エピソードは【帰国報告会】でたっぷりお話ししたいと思います!!!
大変お待たせしました!!!!
僕のトマソン-比-、配信は明日!!!!