【子育てしやすい鳥取に】開所8年目の産後ケア施設「やわらかい風」を存続させたい!

産後ケア施設「やわらかい風」は、これまで約8,000人のケアや相談にあたってきました。しかし、建物が築80年と古く、改修や修繕を繰り返しており、運営は大変厳しい状況が続いています。そのため、オープン8周年を迎えた今年、思い切って、初めてのクラウドファンディングに挑戦させていただくことにしました。

現在の支援総額

5,433,300

543%

目標金額は1,000,000円

支援者数

444

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/09/11に募集を開始し、 444人の支援により 5,433,300円の資金を集め、 2024/10/31に募集を終了しました

【子育てしやすい鳥取に】開所8年目の産後ケア施設「やわらかい風」を存続させたい!

現在の支援総額

5,433,300

543%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数444

このプロジェクトは、2024/09/11に募集を開始し、 444人の支援により 5,433,300円の資金を集め、 2024/10/31に募集を終了しました

産後ケア施設「やわらかい風」は、これまで約8,000人のケアや相談にあたってきました。しかし、建物が築80年と古く、改修や修繕を繰り返しており、運営は大変厳しい状況が続いています。そのため、オープン8周年を迎えた今年、思い切って、初めてのクラウドファンディングに挑戦させていただくことにしました。

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\ ネクストゴール挑戦中 /

この度、多くの皆様のご支援を励みにして、ネクストゴール『 510 (ファイト) 万円 』に挑戦しています。

まだ産後ケアを知らない方や利用したことのない方にも【 産後ケア 】の存在を知っていただくために、更なるゴールを目指していきます!

今月10月31日(木)まで頑張っていきますので、最後まで応援のほどよろしくお願い致します!


なお、産後ケア施設「やわらかい風」のリアルタイムの様子は Instagram で発信しています。利用されたママの声や写真などをアップしていますので、こちら( @yawakaze_tottori )もぜひご覧ください!



はじめまして。助産師の 川口映子 です。
鳥取県庁近くの古民家で産後ケア施設「やわらかい風」を運営しています。


私が産後ケア施設をやろうと思ったのは、鳥取市内の産婦人科で勤務していた時のこと。家族の支援が受けられなかったり、産後に体調を崩している女性がおられることに気付き、「助産師として、産後の大変なママに何かできることはないだろうか」と考え始めたのがキッカケでした。

そんな想いが止まらなくなり、2016年8月に立ち上げたのが産後ケア施設「やわらかい風」です。

開院して8年。利用者も年々増え続け、これまで約8,000組のお母さんと赤ちゃんがケアや相談のために利用してくださいました


しかしながら、開所当初から運営は火の車
築80年の古民家を使っていることもあり、建物の老朽化から改修や修理で費用はかさんでいきました。

それでも、産後ケアを利用された方々からの「この場所があって本当に助かりました」という声に励まされ、貯金を切り崩しながらなんとか運営を続けてきました。


鳥取県は、2010年から「子育て王国とっとり」を掲げ、今年2024年からは「シン・子育て王国とっとり」として “全国一子育てしやすい鳥取県” を目指しています。

そのような鳥取の地だからこそ、今後も産後ケアを必要としているお母さんに「やわらかい風」を知ってほしい。子育ての負担やストレスを少しでも軽減して、こころと身体を癒しながら焦らずにゆっくりお母さんになっていく、そのお手伝いを私たちはしていきたい。


その想いを胸に、初めてのクラウドファンディングに挑戦させていただくことにしました。

お母さんと赤ちゃんの居場所となる『やわらかい風』の運営をより良い方向へ安定させ、この活動を存続していくために、御協力をよろしくお願い致します。

どうか皆様のお力をお貸しください。



私は、本州の一番端っこ、山口県下関市で生まれ育ちました。

看護師になりたいと鳥取県米子市の鳥取大学医療技術短期大学部看護学科(現・鳥取大学医学部保健学科)に入学。2年生の時に学生結婚をして、娘が生まれたのですが、生まれつきの障害を持っていました。

預かってくれる保育園が見つからず困っていたところ、娘の託児を引き受けてくださる地域の方々との出逢いがあり、無事卒業。念願の看護師になる夢を叶えることができた経験があります。地縁血縁のまったくない鳥取の地で、この方々に出逢えてなければ、看護師になることも、今のような活動をすることもなかったと思っています。

そんな経験から、自然と「この鳥取の地で恩返しをしたい」「子育てをしているお母さん方の力になりたい」と思うようになりました。

39歳の時、県立倉吉総合看護専門学校保健助産学科に入学。保健師と助産師の資格を取得し、卒業後は鳥取市内の産婦人科医院に勤務。その後、2016年8月に「やわらかい風」を開院し、現在まで運営を続けています。

また、NGOの母子保健専門家として、ネパールやインドなどのアジア諸国での活動にも携わらせていただいています。



そんな私が代表を務める「やわらかい風」は、鳥取県鳥取市の築80年の古民家で運営する完全予約制の産後ケア施設です。

2016年8月3日に鳥取市西品治の中古住宅でオープンし、利用の増加に伴ってより広い場所で運営しようと、2020年に現在の鳥取県庁近くの古民家に移転しました。

現在は鳥取県(鳥取市・八頭町・岩美町・若桜町)の4市町村に加え、岡山県西粟倉村、兵庫県新温泉町の合計6市町村より業務委託を受けています。


開院当初は一人でスタートしましたが、現在は13名のスタッフが活動を支えてくれています

私以外は全員が非常勤ですが、助産師6名を中心に、看護師・保育士などの有資格者スタッフが、お母さんの拠り所となるように心をこめてサポートをさせていただいています。


生後すぐから概ね12ヶ月頃の赤ちゃんとお母さんを対象に【 完全予約制 】で産後ケアメニューを提供しています。

産後のお母さんと赤ちゃんにリラックスした環境の中で有意義な時間を過ごしていただけるように、様々なメニューをご用意しています。



鳥取市にある産後ケア施設「やわらかい風」の大きな特徴は以下の通りです。

① スタッフ全員が高い専門性を追求する「有資格者」
② 定期実施の産後ママ向けサービス「いい風呂の日」
③ 月に1回だけ開催する「さいきんどうですか食堂」
④ 独自に取り組んでいる企画「いのちを感じる教育」
⑤ 地域や人とのつながりを大切にした「様々な活動」


産後ケア施設「やわらかい風」で働くスタッフは、全員が「助産師」「看護師」「保育士」などの有資格者です。

さらに、やわらかい風のスーパーバイザー・新宮一夫先生(日本乳幼児精神保健学会 元理事 / 鈴鹿医療科学大学 元教授)を講師に定期的な母子臨床の研修会の実施をするなど、高い専門性を目指して日々研鑽を積んでいます。


鳥取市にある産後ケア施設「やわらかい風」では、毎月第3月曜日に「いい風呂の日」という企画を開催しています。

ゆっくりする時間の少ないお母さんにのんびりした時間を過ごしていただきたいと、近隣の温泉施設のご協力を得て定期的に実施している「産後ママ向けの託児付き温泉サービス」です。

入浴中はスタッフが赤ちゃんの世話をします。温泉から上がった後は、おしゃべりの時間。参加者からは毎回のように「久しぶりにゆっくりお風呂に入れました!嬉しいです!」と喜びの声をいただいてます。


さらに、誰でも利用ができる地域食堂(子ども食堂)の「さいきんどうですか食堂」も月1回の頻度で開催しています。

さまざまな世代の方に訪れていただき、初対面でも自然と会話が生まれるアットホームな時間になっています。

食事前には、アイヌ絵本の読み聞かせを実施。いつも読み聞かせをしてくださっている河原さんの柔らかな声で包まれる雰囲気の中、この世界に生きている全ての ”いのち” に感謝をしながらゆったりとした時間を過ごしていただけます。


産後ケア施設「やわらかい風」では、独自の企画として「いのちを感じる教育」に取り組んでいます。

例えば、蚕の繭のかたちをイメージして手作りした《 繭のベッド 》。秘密基地のようなベッドフレームで、お母さんのお腹の中にいるような包まれた感覚になります。子ども達も「なんだ?なんだ?」と喜びながら探索します。


また、いのちを感じるスペースとして《 子宮のお部屋 》という空間も作っています。薄暗い産道のような入り口を進むと、子宮をイメージしたスペースに到達。ギターの音色に心臓の拍動や自然界の音が融合した音楽の流れる空間を楽しむことができます。


さらに、スタッフによる絵本の読み聞かせや、看護学生による実習などを通じて、様々な世代への「いのちを感じる教育」に取り組んでいます。


また、地域や人とのつながりも大切に活動しています。

今年の夏には、鳥取大学生の「ばばのばプロジェクト」と合同で夏祭りを開催。じゃんけん大会・ヨーヨー釣り・くじ引き・駄菓子販売などなど、賑やかなイベントを開催することができました。


その他にも、皮膚科の川口俊夫医師によるスキンケア勉強&おしゃべりのイベント「ビスターレ・ヒッポッポの会」なども実施。ネパール語で “ゆっくり” を意味する「ビスターレ」で子育てもスキンケアもやっていこうと、毎月1回ボランティアで赤ちゃんの相談に乗ってくださっています。



本プロジェクトで集まった資金は、産後ケア施設「やわらかい風」の活動を継続していくための運営費用の一部として使わせていただきます。


先ほど紹介したような取り組みを今後も続けていくには、相当の運営費が掛かります。

2020年度に、全国に先駆けて鳥取県が「産後ケア無償化」を導入して以来、利用者が急増。
昨年2023年度には初めての単年黒字化したものの、苦しい運営が続いているのは事実です。


物件の賃料は大家さんのご厚意で格安にしていただいていますが、築80年の建物の維持管理のために改修や修理の費用がかかってしまいます。ボランティアさんの協力のおかげで修繕できている部分もありますが、本来は来院される母子の「こころと身体のケア」のために予算を使いたい。そんな葛藤をしながら運営してきました。

学生から近所の方まで多くの方がボランティアで補修にも協力くださいました


今回のクラウドファンディングを通じて支援いただいた金額を「今、子育てしている方、また未来の母子が心身ともにリフレッシュして有意義な時間を過ごすための取り組み」に使わせていただくことで、鳥取県が本当の意味での「シン・子育て王国とっとり」と認められ、これから子どもを産み育てる方々にも “鳥取で子育てできて、良かった” と言われるようにしていきたいと思っています。


どうか皆様の力をお貸しいただけると嬉しいです。





なお、スケジュールは以下の通りです。

2024年9月11日
 クラウドファンディング開始
2024年10月31日
 クラウドファンディング終了
2024年12月~2025年1月
 リターン発送予定





産婦人科に勤務していた時に気付いた産後のお母さんの様々な思い。

8年前、これらに一つ一つ向き合っていきたい、と開所しました。

当初は「産後ケアって何ですか?」「お産は病気じゃないのにどんなケアが要るんですか?」とよく聞かれました。

情報があふれる中で、多くのお母さんが「自分の子育て」を見失って迷子になっているような気がします。私は、お母さんが、ありのままの自分で、自分らしい子育てが出来るようにサポートし、「あなたの子育て、それでいいよ!大丈夫だよ!」と伝えたいです。

そして、日本で一番小さなこの鳥取県に「やわらかい風」という産後のお母さんと赤ちゃんを受け入れる温かい場所があることを多くの方々に知ってほしいです。

赤ちゃんが社会の宝なら、それを育てるお母さんも社会の宝です。

すべての人にお母さんがいます。私は、この世のすべての人に存在するお母さんを大事にする社会を作りたいです。

この思いは、開所当初から8年たった今でも変わっていません。

私にあなたのお力を貸していただけないでしょうか?

どうぞよろしくお願い致します。


産後ケア施設「やわらかい風」
・住所:鳥取市馬場町13-1(GoogleMap
・電話:0857-20-3941
・開院時間:9時〜17時(土・日・祝定休)
・駐車場:4台あり
・HP:http://yawakaze.org/
・Instagram:@yawakaze_tottori
・Facebook:@yawarakaikaze38


ページ制作サポート
・CAMPFIREパートナー:岡田良寛(りょうかん)




支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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  • 寒中お見舞い申し上げます。年が明けましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。お年賀のご挨拶が遅れましたが、昨年は本当にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い致します。本日は、昨年末に行われた2つのイベントの様子を紹介させていただきます。一つ目は、鳥取市出身の芸術家・なかむら朋子さんとの対談です。「こんにちは」と、対談会の前日、大きなお鍋とともにやってきたなかむらさん。スタッフは、なかむらさんだと最初気づきませんでした。「明日の対談会の準備にきました。来てくださった皆さんと食べれたらと思って、、、もし好評だったら、おでん屋さんでも開こうかと。」なんと、明日のために、自ら煮込んだ”おでん”をお鍋いっぱいに、持ってきてくださったのです。対談会に、” おでん ”。そして、大丈夫です、自分で全部できます、と言って、作品を貼り終えてその日は帰られました。当日は、どうして自らを被写体にして著名人に扮し写真を撮るようになったか、撮影する場所のこだわり、どのように道具やメイク、衣装を準備しているのかなど作品づくりの話をたくさん聞くことができました。おでんをいただきながら、なんとも不思議な、楽しい時間でした。登場から、話し方から、行動から、なかむら朋子さんのとても素敵なお人柄が伺えました。ありがとうございました。二つ目は、子ども食堂「さいきんどうですか食堂」です。この子ども食堂は、最後の金曜日に毎月開いています。食材は全て寄付によるもので、調理師やボランティアさんが心を込めて料理を準備しています。また今回は、私の占いの師匠でありますMASAYUKI先生https://mayan-astrology.orgのサポートをいただきました。12月開催ということもあり、参加者全員(大人も子どもも!)にケーキとプレゼントを用意することができました。「可愛いケーキ!」「なにが当たるのかなー?」子どもたちのとっても嬉しそうな笑顔。そして、それを温かく見守る大人たちの笑顔。MASAYUKI先生がいつもおっしゃっている人生に大切な「愛」と「感謝」が、部屋に溢れていくのを感じました。今後もこの場所が人と人とが繋がる場所でありますように。そしてそれが大きな輪となり、ひとりひとりに優しい街になっていきますように。2025年も、どうぞやわらかい風をよろしくお願い致します。最後まで読んでいただきありがとうございました。 もっと見る
  • 皆さんおはようございます。 先日、支援してくださった皆さんと一緒にベトナム料理を作りました。最初は、今日使う材料についてや、マクロビオティックのお話。マクロビオティックは、生食、玄米菜食という呼び方もされています。 本来の単語の意味としては、「マクロ=大きい、長い」「ビオ=生命」「ティック=術、学」という3つの部分から成り立つ言葉です。 驚いたのは、ほとんど捨てるものがないということ。お野菜の皮やヘタも、きのこの芯なども大事に使い、出汁にとります。 野菜サラダのドレッシングにも柚子の皮、搾ったお汁をベースに作りました。ベトナムでは、日本のような味付けされたソース等はなく、各家庭で手作りされているんだそうです。出来上がった料理を前に皆さん思わず写真をパチリ。 はじめましての方達同士でしたが皆さんが積極的に動いて下さり、予定時刻通りに食卓につくことができました。 彩りもよく、お腹にもやさしいお料理をいただきました。 リターンに協力してくださったダンさんご家族、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。 もっと見る
  • こんにちは。先週離乳食講習&竹内ロウさん特別対談が開かれました。講習会ではこれから離乳食が始まる赤ちゃんと一緒にパパママが参加してくださいました。やわらかい風の調理師が実際に初期から後期にかけての離乳食の作り方を説明しながら、和気あいあいとした雰囲気の中行われました。「いままでミルクだったのが、離乳食にステップアップしていくので、成長も感じられてこれからが楽しみです。」赤ちゃんが食べる量、粒の固さなど食べ比べてもらい、疑問点なども解決して無事に終えました。初めてやわらかい風に来てくれた赤ちゃんもとてもご機嫌さんでした。「あー!」「うん」と絶妙なタイミングで返事をしてくれてとても可愛らしかったです。講習会、対談終了後は一階に集まりお茶会。「子育ておつかれさま」「この絵は鳥取のあそこの場所ですね!」話していく中でも共通点があった盛り上がった嬉しい交流会でした。当日はとても寒い日でしたが参加して頂いた皆さんありがとうございました。クラウドファンディングが終了してからも支援がきっかけで遠方から訪問してくださる方もおられありがたい限りです。これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。 もっと見る

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