![thumbnail](https://static.camp-fire.jp/uploads/project_activity/image/663857/_%E3%82%AC%E3%82%B6%E3%81%AE%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8_%E5%B1%95%E3%83%91%E3%83%8D%E3%83%AB_20250123%E7%89%88__%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8_6.jpg?ixlib=rails-2.1.4&fit=max&auto=format)
「ガザの子ども図書館」展が始まります。(展示スケジュールは本投稿末尾をご覧下さい)
絵本『もしぼくが鳥だったら――パレスチナとガザのものがたり』が出版される前から、多くの方々とこの絵本の読みあい・語りあいを行ってきました。その中で、「ガザに図書館や大学があるなんて知らなかった」「図書館が爆撃されたなんて初めて聞いた」という言葉を耳にすることがありました。
本展示(全パネル9枚)は、2007年にIBBY Palestine(国際児童図書評議会パレスチナ支部)がガザ地区内に開設した、2つの図書館(北部のベイト・ハーヌーンと南部のラファ)の活動の一端を紹介したものです。IBBYは「国際アンデルセン賞」の選出でも知られる国際的な非営利団体で、日本のJBBYも含め、現在、世界85の国と地域に支部があります。
本展示の使用画像は、IBBY Palestineから許諾を得て、同公式HP投稿およびFacebookアカウント(IBBY Pal)の投稿を出典とし、パネル解説も投稿文から最低限の情報のみを要約訳出しました。
現在、同アカウントは、ガザの子どもたちが置かれた現状を伝えるため、イスラエルの爆撃で負傷・死亡した子どもたち、手足をもがれた子どもたちの画像も数多くシェア投稿しています。それらの投稿を一旦脇へ置き、図書館活動に関する投稿のみに限定してパネル化したのは、許諾の問題もさることながら、日本で絵本を手に取って下さる方々の日常風景の中にこれらのパネルを置いていただくためです。
本と子どもを愛する方々であればこそ、わたしたちが想定する図書館活動にとどまらない活動が「ガザの子ども図書館」で行われてきたことの背景に、深く考えを巡らせて下さるに違いありません。
「ガザの子ども図書館」展 開催スケジュール
2025年1月25日(土)~26日(日) 東京ジャーミィ(都内・代々木上原のモスク)での、慶應大学SFCアラブ文化研究会(ゼミ)のチャリティ・イベントにて
https://www.instagram.com/p/DDjBVOLp-YR/
2025年2月 東京都内 絵本関連施設にて(情報公開2月初め)
2025年3月 東京都内 本の関連施設にて(情報公開2月半ば)
「ガザの子ども図書館」展 開催概要
(出典・許諾)IBBY Palestine 公式HP、Official Facebook Page of IBBY Palestine(@IBBY Pal)
(協力)アマルさん(『もしぼくが鳥だったら』画作者)
鈴木啓之さん(同絵本巻末解説、東京大学中東地域研究センター・特任准教授)
(責任編集)ゆぎ書房 世界を旅する翻訳絵本の出版社 info@yugishobou.com
https://www.yugishobou.com/
*本展示は、CAMPFIREクラウドファンディング「パレスチナ/ガザの翻訳絵本を緊急出版したい+「ガザの子ども図書館」展を全国で」(2024年9~10月)の「社会的リターン」として企画されました。
*展示のご協力をいただける書店様・団体様は、 info@yugishobou.com までお知らせ下さい。