【クラファン終了まであと5日】

今日は地域の「愛知用水管理区」の総会に出席してきました。

知多半島は昔から水に恵まれず、ため池をいくつも作って農業を続けてきた歴史があります。

そのため、地元の小学校では今でも「愛知用水」について学びます。

久野庄太郎さんや浜島辰雄さんといった先人たちが、水の乏しいこの地域に大規模な用水を引くために尽力したという話は、授業でも印象深く覚えている方も多いのではないでしょうか。

今日の総会では、その愛知用水が今も変わらず農地を支えているということを改めて実感しました。

水は自然に流れてくるものと思いがちですが、実際は、決められた時間に人の手でバルブを開けて水を流したり、トラブルがあれば即座に対応したりと、日々の丁寧な管理によって成り立っています。

こうした見えない支えがあってこそ、私たちは日々、当たり前のように野菜や果物を手に取ることができているのだと感じました。

総会のあと、ご近所の農家の方とお話する機会があり、カフェでもその方の野菜を扱わせてもらえたらとお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。

これから、カフェで使う野菜や果物を、できるだけ近くで作られたものにしていけたらと思っています。

また、お客様にもお野菜を手に取っていただけるようになれば、作り手と食べ手の距離が少し縮まって、つながりを感じられるきっかけになるかもしれません。

季節ごとに変わる、地元の野菜を、ふらっと立ち寄ったカフェで見つける——そんな楽しさが広がっていったら嬉しいです。

帰り道、農地の横にある林を眺めながら、ふと、子どもと一緒にクワガタを探した日のことを思い出しました。

静かな木陰にじっと潜んでいたクワガタの存在感が、今日聞いたお話とどこか重なって見えたような気がします。

そして今日ご紹介するクラファンのリターンは「クワガタ」。

いくつかの色の中でも、オーロラのようにキラキラと輝くカラーが特に人気です。

眺めているだけでも元気が湧いてくるような、不思議な魅力のある昆虫です。

クラファンも、残り5日。

たくさんのつながりと支えに感謝しながら、これからも少しずつ前に進んでいきたいです。