
昨年のクラウドファンディングにご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます。
皆さまのお力添えのおかげで、当初の目標を上回るご支援をいただくことができました。
いただいたご支援は、昨年の写真展開催に加え、大分に眠る約11万枚もの植物フィルムのデジタルアーカイブ化へと広がり、その先の「デジタル植物園」という新しい形の挑戦へつながっています。
この一年、コツコツ作業を行った結果、約5,000枚のフィルムをスキャンすることができました。ひとつひとつの写真に、皆さまのご支援が込められていることを思うと本当に心強く、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、今年の9月20日に大分で開催予定のサイエンスフェスでは、会場の受付付近にて、昨年の写真展の様子やデジタル化した植物写真の一部をモニターで上映いたします。あの時を振り返りながら、未来へつなぐ一歩をご一緒に感じていただければ幸いです。よろしければぜひお立ち寄りください。
これからも仲間を増やしながら、アーカイブ作業を進めて参ります。小さな積み重ねですが、皆さまと共に歩むからこそ未来へつながると信じています。これからも温かく見守っていただければ嬉しく思います。
※8月29日付の大分合同新聞に、東京理科大学の山本貴博教授と、東京大学大学院の渡邉英徳教授(デジタルアーキビスト)との対談が掲載されました。大分野生植物のデジタルアーカイブ化についても触れていますので、ぜひご一読ください。
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※画像について
~ミヤマビャクシン(ヒノキ科) 1997年10月中旬 肥前ケ城(九重山群にある山のひとつ)にて~
天然のミヤマビャクシンは庭木や盆栽として乱獲されたため、低地では特に個体数が少なくなっている貴重種である。





