★クラウドファンディング「忙しすぎる現代人が「マインドフルな時間」を取り戻すジャーナリング・コミュニティ」
⇒ https://camp-fire.jp/projects/782871/view
サンガ新社の佐藤由樹です。現在、サンガ新社では、クラウドファンディング「『EQ2.0』とセミナーで「感情的知性」を磨き、あなたのビジネスと人生を豊かに!」を実施しています。
この『EQ2.0』プロジェクトでは、日本でEQやマインドフルネスの普及を推進している荻野淳也さんに、日本語版書籍の解説のご執筆やEQセミナーをご担当いただいておりますが、実は現在、荻野淳也さんが発起人として展開しているクラウドファンディングがあります。プロジェクトメンバーには中村悟さんもいらっしゃいます。
それが「忙しすぎる現代人が「マインドフルな時間」を取り戻すジャーナリング・コミュニティ」です。
私も支援をさせていただきました! それはEQ向上のために「マインドフルネス・ジャーナリング」が大切な実践になるからです。
EQの向上のために、自分の内面と意識的に向き合い、日々の出来事や感情を紙に書き留める実践があります。そのプロセスが、自分自身を再発見する道を開いてくれるのです。
どういうことでしょうか? 実際に、サンガ新社より刊行する『EQ2.0』の中から「紙に書く」という実践の一部をご紹介します。
『EQ2.0:「感情的知性」を高める66のテクニック』
トラヴィス・ブラッドベリー/ジーン・グリーブス[著]
関美和[訳] 〔『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』翻訳者〕
■あなたの感情ボタンを押す人やものを知る
【『EQ2.0』自己認識力を高めるテクニック#5】
・誰にでも、感情のボタンがある。「ムカつくこと」とか「引き金」と呼んでもいい。そこに触れられると、イライラしたりムカついて叫びたくなってしまうようなことがあるものだ。[『EQ2.0』p.96(※ページ数は旧版、以下同)]
・何があなたの感情ボタンで、その原因がどこから来ているのかを知ることが、引き金に対する反応をコントロールする第一歩になる。やるべきことは単純だ。ボタンのもとになっているものを見つけ、書き出してみよう。あなたの感情ボタンが何かを知り、のちほどの自己管理と人間関係管理の訓練に使ってほしい。[『EQ2.0』p.97]
ジャーナリングとEQのトレーニングによって、私達は自分特有の感情のボタンを発見することができるのです。書き出すことで客観的に自分を理解し、冷静な対処が可能となります。
■感情を日誌につける
【『EQ2.0』自己認識力を高めるテクニック#7】
・自己認識の中で一番難しいのは客観性だ。くる日もくる日も、違う山に登っているような状況では、自分の感情や傾向を見つめる余裕はない。日誌をつけることで、どんな出来事が強烈な感情を引き起こし、自分がどんな反応をしているかがわかる。[『EQ2.0』p.101]
・感情を記録することで、自分自身がよりはっきりと見えてくるし、自分の傾向を自覚しやすくなる。日誌は自己認識力を伸ばす上で、最高の参考書になるだろう。[『EQ2.0』p.101]
感情を書くことは、ただ感じるだけ終わらせるのではなく、感情を理解するための重要な手段です。これが習慣になれば、日々の自分の揺れ動く感情に恐れることが少なくなるでしょう。
■自分の価値観に立ち返る
【『EQ2.0』自己認識力を高めるテクニック#11】
・「やるべきこと」のリストを完了するために走り回っていると、自分にとって本当に大切なものを見失ってしまう。それはあなたの核になる価値観と信念だ。[『EQ2.0』p.107]
・少し時間を割いて自分を顧みて、信条と価値観を書き出してほしい。あなたの人生の道しるべになる価値観は何だろう? それを自問してみよう。[『EQ2.0』pp.107-108]
・毎日でも、月に一度でも、この練習を繰り返していると、自己認識力が大幅に上がる。そのうちに、行動する前にそれが自分の一連の価値観や信条と合っているかを考える習慣ができ、あとで後悔しない決断が下せるようになる。[『EQ2.0』p.108]
ジャーナリングを通じて自分の価値観を書き出すことで、行動や判断の背景にある物を発見できます。それが習慣になれば、リーダーにとって大切な決断力も育てることができそうです。
自分自身のために書く。自分を大切にする。
あらためて整理してみて、ジャーナリングの大切な点は「自分のために書く」ということだと思いました。それは言い換えれば、「自分を大切にすること」でもあると思います。
この姿勢は、EQ(感情的知性)向上のための取り組みにもつながっています。自分を大切にすることは、とても大事でありながら、本当は言う必要のないくらい当たり前のことです。しかし、現代の日本では、それをあらためて強調する必要があるのかもしれません。
ジャーナリングと『EQ 2.0』の実践を組み合わせることで、今の時代をしなやかに生きぬく力を身につけていきたいです。
荻野淳也さんや中村悟さんたちが実施する「忙しすぎる現代人が「マインドフルな時間」を取り戻すジャーナリング・コミュニティ」クラウドファンディングは「11月16日(土)23:59」までです。
必要とされている多くの皆さんにプロジェクトが届きますように!