私と龍神浴③ 医療機関が認めた「龍神浴」の力
健康寿命延伸ボックスの評判を聞きつけたのは、長野県松本市にある信州大学附属病院でした。
「この効果は、科学的に検証する価値がある」
そう判断した病院は、前例のない大規模な研究をスタートさせました。予備試験1年、臨床試験5年。計6年という長期にわたる慎重な検証です。研究テーマは「抗がん剤使用の末期がん患者のQOL(生活の質)は、健康寿命延伸ボックスでどう変わるか?」。
実は、抗がん剤治療を受ける患者さんは、想像を超える苦痛と向き合っています。
全身を襲う激しい痛みで、夜も眠れない
吐き気で食事が喉を通らない
極度の疲労で、家族との会話すら困難に
息苦しさに常に悩まされる
脱毛や皮膚の変化による精神的なストレス
これらの苦痛は、患者さんの「生きる喜び」さえも奪いかねません。
そんな患者さんたちが、週3回健康寿命延伸ボックスを使用したところ、驚くべき変化が現れ始めたのです。
最初の変化は、患者さんの表情でした。
「なんだか、体が楽になった気がする」
「久しぶりにお腹が空いた」
「ぐっすり眠れた」
そして徐々に、より具体的な改善が見られるようになりました。
食欲が戻り、自発的に食事を取れるように
安定した睡眠が取れるようになる
家族との会話が増え、笑顔が見られるように
肌につやが戻り、血色が良くなる
体を動かす意欲が出てくる
なぜ、こんな劇的な変化が起きるのか?
それは、がん細胞が生まれるプロセスと深い関係があります。私たちの細胞は、体温が低く、酸素や栄養が不足すると、危機的状況に陥ります。「なんとしても生き残らなければ」という状態で、一部の細胞が異常な状態—つまりがん細胞へと変化すると言われています。
健康寿命延伸ボックスは、まさにその根本的な問題にアプローチします。
天然鉱石から放出される育成光線とマイナスイオンが、体を芯から、しかし決して負担にならない程度にやさしく温めます。その結果、
体温が適度に上昇
血行が促進され、酸素供給が増加
栄養が体のすみずみまで行き渡る
自然治癒力が高まる
この一連のプロセスが、患者さんのQOL改善につながったのです。
研究結果は医学誌にも掲載され、医療関係者からも大きな注目を集めました。特に、抗がん剤治療中の患者さんのQOL改善に関して、これまでにない可能性が示されたのです。
信州医誌:「健康寿命延伸ボックス」を用いたがん化学療法の毒性軽減効果
この研究には、もう一つ重要な発見がありました。
それは、「予防医学」としての可能性です。病気になってからの治療だけでなく、健康なうちから体調を整えることで、様々な病気のリスクを低減できる可能性が示唆されたのです。
この発見は、私の中で大きなひらめきを生みました。
「もし、これをスポーツ選手のケアに使えたら...」
特に、無理な練習を強いられがちなジュニアアスリートたち。彼らの体と夢を守るために、この技術が役立つのではないか。
その思いは、ある日の出来事をきっかけに、確信へと変わっていったのです...。
つづく