息子の怪我が教えてくれたこと
「お母さん…。」
「明日の試合、出なくちゃいけないのはわかるけど、出たくないよ...。出なくても、成果を残せなくても、コーチから怒られるもん…」
息子がそう半泣きで訴えてきたのは、2022年9月2日のことでした。
中学2年生の息子は、サッカークラブチームに所属していました。厳しい練習による疲労が蓄積し、右足首を捻挫。その傷が完治していない事は明らかでしたが、コーチは息子に試合出場を命じたのです。
親として、もちろん心配でした。まだ腫れが引かない怪我を抱えての出場。これは息子の選手生命に関わるかもしれない...。
しかし、クラブチームは厳しい世界。コーチの命令は絶対です。親子共に従わざるを得ない状況でした。
そんな時、私は「健康寿命延伸ボックス」を思い出しました。
実は私自身、このボックスで慢性的な身体の痛みが取れた経験があります。でも、急性の怪我に効果があるという確信はありませんでした。「せめて気休めに...」。そんな気持ちでした。
慌ててボックス製造会社の社長に連絡。訳を話すと、金曜の夜、営業時間外にもかかわらず、社長は息子のためにボックスを温めて待っていてくれました。
「大丈夫だ。ちゃんと走れるようになる。心配するな」社長の力強い言葉に、息子も安心したようでした。
息子は40分間、ボックスに入りました。
そして、驚くべき変化が起きたのです。
「もう痛くない!腫れがひいてる!」
息子は喜びと驚きの声を上げ、私の目の前でぴょんぴょん飛び跳ねて見せました。確かに、右足首の腫れが引いているのです。
「え!?そんな事ってある?!」
今度は私の方が驚きました。
翌日、息子は自分で「出場する」と決意。サイドバック(サッカーで最も体力を消耗するポジション)としてフル出場し、80分を走り切ったのです。
その後、息子の変化は続きました。
「呼吸がすごく楽!」 「身体が軽い!」 「無限にダッシュできる!」 「長距離走が余裕!」
実際、スポーツテストの数値も大きく向上していったのです。
この経験は、私に大きな気づきをもたらしました。
もし、このボックスがもっと身近にあったら...。 もし、選手たちが必要な時に使えたら...。
そもそも、ジュニア世代のアスリートたちには、もっと大きな目標があるはずです。
例えば高校野球なら、目の前の予選だけでなく、甲子園への出場や優勝。小さな頃から描いてきた「未来」があるはずなのです。
しかし現実には、チーム(周囲の大人)から短期的な成果を求められ、選手が声を上げづらい状況が依然として残っています。
私は、ジュニア期の選手生命の短さと、成長期の無理や疲労が後々の人生に深く関わることに、強い危機感を覚え、心を痛めていましたが、それに対する名案や手立てがあるわけではなく、無力な自分をもどかしく感じていました。
そこへきて、この健康寿命延伸ボックスでの体験—つまり「龍神浴」こそが、その課題を解決できるのではないか—。そう確信したのです。
「龍神浴」とは、天然鉱石「渓水石」の振動数に触れることで、体の自然治癒力を高める健康法です。その代表的な形が「健康寿命延伸ボックス」なのですが、実は他にも様々な方法があります。
鉱石を水に浸して飲用したり、手首・足首に巻きつけたり、美容液として身体に浸透させたり…
つまり、試合や練習の前後、あるいは日常生活の中で、選手たちが無理なく自然に身体をケアできる。そんな環境づくりが可能なのです。
怪我を治すのではなく、そもそも怪我をしない体づくり。 短期的な成果だけでなく、選手が描く大きな夢の実現。 それを支援できる可能性を、龍神浴は秘めているのです。
この確信は、ある出会いによってさらに強まることになります...。
つづく