2024年12月1日(日)、第19回霧島食の文化祭です。
私も「きな粉作りワークショップ(石臼で大豆をきな粉にする)」と、「箸使いワークショップ」を手伝う予定です。
写真は、箸使いワークショップの練習。NPO霧島食育研究会理事長の千葉しのぶさんに撮ってもらいました。
思えば15年前になるのかな。まだ鹿児島県職員だった頃、(自分で申し込んだんだけど)人事課から、第5回食の文化祭を「手伝いに行きなさい」って研修命令が出て、どんな人たちがやっているのかリサーチに出かけます…みたいな感覚で、千葉しのぶさんの講演を聞きに行きました。
『食べ物にはドラマがある』ってタイトルで、私は当時、ヤンキー達の更生施設≒児童自立支援施設に勤務していたこともあって、大変良い話を聞いたと思いました。
千葉さんの印象は「品の良いオバちゃん」でした。当時はこんなにビックな人になるとは思っていなかったです。そしてビックになった今も、良いオバちゃんです。
15年前、ちょこちょこNPO霧島食育研究会に顔を出し、「茶一杯(ちゃいっぺ)飲んで行きなさい≒怪我をしないように、茶を飲んで心を静めよ…という薩摩の教え」で直ぐには帰れず、くっちゃべっていました(お喋りしていました)。ちょっと風変わりな若者たち(マルメン工房の増田君とか、今は里山自然学校を手伝っている兼吉君とか、後には鹿児島県職員になった濱田君とか、コミュニティ大工の加藤さんとか)に出会う場所でもありました。
きっと彼らの方が私の事を「絶対に変な人(公務員)だ」と思いながら、それでも丁寧に接してくれていたと思います。
15年前の「霧島食の文化祭」でご一緒した、茶舞台カフェの名物おばあちゃんは他界しました。その他にも、霧島食の文化祭に行けば会える…と思っていたご婦人たちの中には、他界した人もいます。名物おばあちゃん皆さん、立派に後期高齢者です。今年会える人が、必ず来年もいるとは分からない…そんな思いで、第19回霧島食の文化祭を手伝っています。
クラウドファンディング終了まで、あと8日です。
応援して下さい。頑張ります。