◉ごあいさつ…
皆さんはじめまして。この度は私たちのプロジェクトをご覧下さりありがとうございます!
私は、農業生産法人ウェルネス・るねっさんすの関口 亘(わたる)と申します。
食品開発25年のキャリアを活かし、現在東南アジアを拠点に現地のスペシャルティ食材の商品化を通じて、日本の食卓シーンに"新しい食のライフスタイル"を積極的に提案しています。
この度はクラウドファンディングを通じて長年私の中で温めてきた思いをお伝えできる機会に恵まれ、非常に嬉しく思います。
世界最高級胡椒の産地から… カンポット・コショウ (カンボジア)
食品開発一筋の私にとって長年の悲願でもあった海外での食材開発…小売チェーンの食品バイヤーを駆け出しに、食品開発コンサルタントや最大手コンビニエンス向け商品開発も手掛け、その中でどんな調理・製造技術よりも最後は"素材"が全ての美味しさを左右することを痛感、それ以降"素材の大切さ"をテーマに仕事をしたい、という思いが強くなり農業法人を立ち上げ、食の素である食材、特に理想の米づくりにも取り組み始めました。大手百貨店を始め有力小売チェーンからも取扱いの声を頂き始めた矢先、あの東日本大震災とそれに続く福島原発事故…米づくりの場所が福島原発からそう遠くなかったことや、放射能汚染の風評被害などで、取扱いがほぼ決っていた顧客先からの一斉キャンセル…そんな失意の中、偶然東南アジアで事業展開をしていた昔の友人からの声がけをもらい二つ返事で現地移住を決意、そしてさらに5年後にまた偶然が重なり…カンポットコショウとの出会い…
このカンポット・コショウに魅せられ、食品開発者として長い間夢にまで見ていた、"スパイスの王様"コショウのオリジナル商品開発を手掛ける機会に恵まれました。
その採れたて若芽グリーンコショウの"プチっ"と弾ける果肉食感と圧倒的なアロマ香味&辛味の美味しさを、『食べるコショウ』という形(商品)にして、多くの日本の皆さまと分かち合いたい、そして、これにより地元カンボジア農村地域改善に貢献したい、という思いでこのプロジェクトを立ち上げました。
"カンポット"はいったいどこにあるの? どんな場所なの?
今回のプロジェクト実施場所はカンポット。
日本から約4500km南に離れた、東南アジアのカンボジア南東部に位置する風光明媚で独特な地形と気候条件を備えた場所です。
ヨーロッパでは、その昔フランス植民地時代から、その風光明媚な環境と気候条件に注目したフランス人が、早くから高品質なコショウ栽培を手がけはじめた場所としても広く知られています。
◉このプロジェクトで実現したいのは"ズバリこの2つ!"
①『食べるコショウ』でカンポット胡椒の圧倒的な香り&美味しさを、より多くの日本の皆さんに味わってもらいたい!!まずこのプロジェクトを通じて、欧米富裕層・シェフの間で既に"高級スペシャルティ・ペッパー"として知られるこのカンポット産コショウを、今までにないコンセプト、"プチっ"と果肉を楽しむ『食べるコショウ』として商品化、日本の多くの皆さまにこの貴重なコショウが創り出す"圧倒的な香り・食感"と、"美味しさの余韻"を味わい親しんでもらいたいという強い思い…
②世界最高級のカンポット・コショウを支える農家・農村地域の生活改善と、カンボジア農業の国際競争力向上をサポートしていきたい!
『食べるコショウ』を通じて、それを支える現地カンボジア・カンポット農園・農村の地域改善、更には将来的なカンボジア農業の国際競争力向上の実現に寄与したいという強い思い…
◉『食べるコショウ』の特徴はこの3つ!
①採れたて若芽コショウのグリーンな色合い&"プチっ"と口の中で弾ける食感を、そのままギュッと詰め込みました…
②約4年の試行錯誤の末 完成した、ワインビネガーを使った独自開発配合の調味液が引き出す、コショウの圧倒的なアロマ香味&マイルドな辛味…
③飽きない・クセになる味わいが創る"『美味しさの余韻』
なぜ『食べるコショウ』プロジェクトを立ち上げたのか?その思いと経緯をお話しします!
食品開発キャリア25年の私は、今までに多くのレストランシェフやソムリエ、そして和食料理人などの方々から、”もっとコショウを上手く使えたらメニューの幅が広がり、もっとお客様を喜ばせることができるのに…”という声をずっと聞いてきました。
そこで…欧米でもその世界的なブランドと品質が高く評価されるカンボジア・カンポット産コショウとの偶然の出会いをきっかけに、和・洋・中、そしてどんなワインおつまみ料理にも合う、今までにない新しいコショウ開発に挑戦してみようと思い立ちました。
そして…今までにない”プチっ“とした果肉食感と爽快なコショウのアロマ香味&マイルドな辛味で、ワインを楽しむ贅沢なひと時に、そして毎日の食卓に、小さな変革をもたらし"食のライフスタイルをもっと豊かにしたい"、そんな思いから『食べるコショウ』LOHASグリーンペッパー365』が誕生しました。
ビーフストロガノフとペアリング
シーフードパスタとペアリング
サーモンムリエルとペアリング
ワイン・生ハムとペアリング
ブルーチーズとペアリング
モッツァレラとペアリング バニラスイーツとペアリング
◉"東南アジア版『農×産×商連携』で、コショウ農園・農村地域改善を実現したい…
課題① 最高級ブランド産地コショウ農家の持続可能性 一部の欧州系大規模農園を除き、カンポットの現地カンボジア人コショウ農家のほとんどが1〜3ヘクタール以下の小規模農家です。これら農家は、欧州バイヤーと価格交渉を行う力を持たず、常に欧州系大規模農園・欧州バイヤーの需給調整弁としての立場を強いられています。EUのPGI(地理的産地ブランド認証)/ECO CERT認証(日本の有機JASよりも厳しい栽培認証)を受けた農家であるにもかかわらず、彼らの世界基準で卓越した栽培技術や経験に見合う対価を、安定して得ることができていません。
課題② 専業コショウ農家数と収入の停滞 唯一の主要市場である欧州市場の需給見通しが常に不安定なため、多くの農家は、収益が非常に低いものの、安定した収入が得られる他の作物も栽培せざるを得ません。その結果、世界的ブランド認知されたコショウ産地でありながら、これらの農村地域はそのブランド付加価値を十分に享受できておらず、専業コショウ農家の数も停滞しています。さらに、次世代への栽培技術や経験の伝承もますます不確実になっています。
課題③ ブランドコショウ産地における高技能農業就労機会の不足 …原材料への付加価値創出と雇用創出の遅れ… 世界的高級ブランド産地コショウでありながら、独自の加工方法などを通じた大きな付加価値を加える取り組みがほとんど行われていません。その結果、コショウの栽培、収穫、乾燥といった単純作業などの出荷前処理しか行われていません。特に識字率・労働意欲が高い地元の女性たちが恩恵を受けられるような、高付加価値を伴う作業への雇用機会創出がますます求められています。
課題④ 日本におけるカンポット産コショウの低いブランド認知度 流通経路の制約: カンポット産コショウは高級食材として位置づけられ、主に一部のグルメ専門店やオンラインショップで販売されています。そのため、多くの料理プロや一般消費者にとってまだ身近な存在とは言えません。
マーケティング不足: カンポット産コショウは欧米市場では高級スパイスとして高い注目を集めていますが、日本市場向けのプロモーションやマーケティング活動はまだ限定的です。特に、日本語での情報提供が不足しており、その結果として消費者の認知度も低い状態です。
価格の高さ: カンポット産コショウは非常に高品質であるため、他地域のコショウよりも価格が高く設定されています。この価格帯のため、一般的な家庭で日常的に使用されるにはハードルが高いと見なされています。
◉課題解決と目指す未来
① 独自の付加価値ノウハウの共有と徹底による『農家の収入増加』 最終商品『食べるコショウ』の生命線である品質、特にコショウ原料の色合い・果肉食感・香味の均一性を担保する、私たち独自開発の選別・収穫ノウハウ(付加価値ノウハウ)を農家と共有・実施徹底することで、市場価格の3〜4倍の価格での買い取りと、同時に現金支払いを可能にすることで、農家の収入増加と農園経営におけるキャッシュフロー安定化・改善に大きく寄与します。
② コショウ農家の専業化促進 農家収入増加の成功事例を通じて、近隣コショウ農園(他の作物を栽培している農家やコショウを兼業している農家)にコショウ栽培の専業化を奨励し、契約農家数の増加を目指します。
③ 農村地域の女性就労機会の安定化 ①と②による提携農園の作業量増加に伴い、識字率と労働意欲の高いカンポット農村地域女性に、より良質な就労機会を提供することが可能になります。
④ カンボジア農村地域の国際競争力向上 『食べるコショウ』を通じて、日本におけるカンポット産コショウの認知度を高め、固定顧客(LTV)ベースを確立することを通して、現地農園・農村地域の収益安定化を図り、これにより現在唯一の主要顧客である欧州バイヤーへの依存度を減らし、価格競争力・交渉力の向上と生産・生活基盤の安定、そして中・長期的にはカンボジア農家の国際競争力向上に寄与していきたいと考えています。
◉これまでの活動と準備状況
現地農村地域との幅広いネットワークの構築
現地食品産業との強固なネットワーク構築
これまでに、カンボジア・ベトナムをはじめ東南アジア現地農園や食品工場との関係を深め、品質管理の徹底も行ってきました。また、この度の『食べるコショウ』開発にあたっては約4年の歳月をかけて数限りない試行錯誤を重ね、その食感と美味しさを最大限に引き出す商品化を実現。さらに、日本国内における輸入販売許可を含め、製品のパッケージデザインやマーケティング戦略も練り上げ準備が整った状態です。
リターンについて
リターンの内容を簡単にまとめました。
*『食べるコショウ』3個セット 185g(内容総量)x3
*『食べるコショウ』5個セット 185g(内容総量)x5
*『食べるコショウ』10個セット 185g(内容総量)x10
*シェフ・ビストロの方々からヒントを頂いたペアリングレシピの"オリジナルカード集"
リターン応援いただける以上の価値ある美味しさをご提供できる自信があります。是非この機会に応援ご検討ください!
詳しくはリターン欄にご案内記載しておりますので、ご確認ください。
スケジュール
◉2024年12月 クラウドファンディング開始
◉2025年1月 クラウドファンディング終了/ リターン製造
◉2025年2~3月 リターン発送/LP・ECサイト 開設
最後に
私たちのプロジェクトは、カンポット・ペッパーの魅力を多くの人に届け、日常の食卓に新しい風を吹き込むことを目指しています。このプロジェクトを通じて、皆さまに新しいコショウの味わいと食シーンをお届けできることを心より願っています。皆さまのご支援とご協力があれば、この夢を実現することができます。どうか、私たちのプロジェクトにご賛同いただき、一緒にこの素晴らしいコショウの世界を広げていければとても嬉しいです。よろしくお願いします!
最新の活動報告
もっと見る達成率30%突破
2024/12/28 00:27支援者の皆さま、『食べるコショウ』普及プロジェクト、達成率30%突破しました…ありがとうございます!!引き続き、目標金額達成のためプロジェクトのシェアのご協力をしていただけますと幸いです。こちらのリンクをシェアいただければと思います。https://camp-fire.jp/projects/780700/viewよろしくお願いします! もっと見る
『食べるコショウ』作る人の横顔紹介
2024/12/20 22:22こんにちは、プロジェクト実行者のlohasgreepepper関口です。今日から『食べるコショウ』を作る人たちをご紹介していきます。まずはカンポット・コショウ提携農園主プンさん(画像上)農園主のプンさんはカンポット生まれの50代、米とトウモロコシ農家の父親を受け継いた2代目農家。8年前にカンポット・コショウ協会の進めでコショウ栽培を開始。現在はEU PGI/Eco Cert認証コショウ農家。コショウ専業の傍らマンゴーとトウモロコシも栽培。現在奥さんと2人の娘さん夫婦と農業を営む、典型的カンポットコショウ農家です。 もっと見る
クラウドファンディングはじめました…
2024/12/20 03:03『食べるコショウ』普及プロジェクト実行者の関口です。『食べるコショウ』普及プロジェクト実行者の関口です。まずは、早速支援下さった方々へ、御礼申し上げます。ありがとうございました。本プロジェクトをシンプルに表現すると、通して"作る人"と"食べる人"を『食べるコショウ』を通して直接つなぐ東南アジア版農x産x商直接連携の輪を広げたい、という一言に尽きます。東南アジアでは当たり前になっている中間業者の搾取的な介在をできるだけ排除して、作る人と食べる人がコショウが本来もつ価値をお互いに享受できる仕組みづくり、そんな単純なしかしハードルの高い取り組みに敢えて挑戦したと考え挑戦しています。いきなり長々と思いを書いてしまいましたが、プロジェクトを是非皆さまのお知り合いの方々へも広く紹介下さると嬉しいです。また、プロジェクト終了日(2025年1月31)まで日々投稿していきますので、よろしくお願いします!まずは、早速支援下さった方々へ、御礼申し上げます。ありがとうございました。 もっと見る
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