みなさんこんにちは!インターン生の吉川です。
「福島発!地域の食と職に出逢うローカルスナック『SHOKU SHOKU』をつくる!」の
活動報告をご覧いただきありがとうございます。

7月28日、29日の二夜連続で、「おいしくnightリターンズ~お世話になった福島へ精一杯のおもてなし~」を、
SHOKU SHOKU FUKUSHIMAにて開催いたしました。

※第一回おいしくnightについてはこちらからご覧ください
https://team-fukushima-pride.com/report_miyukiandmizuki

 

このイベントは、エフライフで半年間インターンをさせていただいた私たちインターン生二人が主催者となり、お世話になった方々をお呼びし、
これまでに自分たちが食べて感動した食材をその生産者の方のお話やエピソードと共に、
料理してお出しするというものです。

メニューはこちら
・佐藤忠保さんのトマトを使ったカプレーゼ
 マリアージュ:会津娘
・鈴木農場さんの朝採れ生とうみぎ丸
 マリアージュ:斗南朱雀
・fukunomoおすすめ 鶏肉の西京漬け
 マリアージュ:穏
・そうまミルキーエッグと天のつぶで卵かけごはん
・相馬ののりを使ったお味噌汁
・古山果樹園さんの桃

両日10名ほどのみなさまにご参加いただき、福島の新鮮でおいしい食材を使った料理と、
それに合うお酒を楽しみつつ、私たちのプレゼンに耳を傾けていただきました。

最初のお料理のマリアージュ会津娘で乾杯し、会はスタート。

まずは、会津若松で広大な土地を管理する佐藤忠保さんのトマトを使ったカプレーゼ。
冬にはねぎ堀りのお手伝い、夏にはトマト収穫のお手伝いをさせていただき、
農業への想いもたくさん聞かせていただきました。
私が福島へ来て一番最初に仲良くさせてもらった農家さんです。
イケメンで、訛ってて、稼いでる、という最強にクセが強くてかっこいい方です。
忠保さんが育てたトマトは、真っ赤で味が濃くてすごくみずみずしかったです。

次は、鈴木農場さんの朝採れ生とうみぎ丸。とうみぎ丸とは福島ではとうもろこしのこと。
今回は、郡山の農家が毎年ひとつずつ厳選し登録てきた郡山ブランド野菜の品種を使わせていただきました。
その日の朝収穫された新鮮なものは生でかじってもおいしいとのことで、あえて生でお出ししました。
生でとうもろこしを食べるのは初めての方ばかり。
その甘さとおいしさに、みなさんびっくりされていました。
鈴木農場さんは、郡山ブランド野菜協議会の中心となり、
福島の地産地消を引っ張るスーパー農家。
300品種もの野菜を育て、種や苗も販売しています。

メインのお肉は、fukunomo2018年4月号で扱った鶏肉の西京漬け。
fukunomoでは、酒蔵への取材に同行させてもらったり、
広告用の動画をつくったり、Webサイトの管理をしたりと、思い出がたくさんです。

そしてマリアージュのお酒「穏」をつくっている仁井田本家さんにも思い出がいっぱい。
仁井田本家さんは100%自然米で酒づくりをする、日本に二つしかない酒蔵の一つです。
蔵内を見学させていただいてお話を伺ったり、春のバーベキューや感謝祭などイベントのお手伝いをさせてもらったり。
イベントの時は全国からファンが詰めかけ、
酒蔵の人とファンが一体となってとても素敵な雰囲気です。
私たち二人も大好きなお酒です。


そして締めは卵かけごはんとお味噌汁。
卵かけごはんの卵は、相馬の大野村農園さんの「相馬ミルキーエッグ」。
鶏にストレスがかからないよう広い鶏舎で平飼いし、えさも、米、魚、野菜、豆など
すべて天然由来のもの。
一般の養鶏場の鳥たちのように、太らせるための無理な食事を与えていないため、
病気にもかかりにくいです。
栄養満点の優しい味わいの卵は、卵かけごはんにぴったり!
大野村農園さんでは農業体験の研修生も受け入れており、
自然の中で命をいただくということについて丁寧に考え、
それを都会で暮らす人たちや若者にも体感して欲しいという思いを強く持って活動されています。
お米は、福島県が15年かけて開発した「天のつぶ」という品種。
福島市最大規模の農地面積を誇るカトウファームさんからいただきました。
旦那様と奥様が二人三脚で会社を運営し、カトウファーム、
そして福島の農産物のおいしさを全国に発信してきました。
たくましい農業のプロである旦那様と、いつも笑顔でとっても社交的な奥様が、
農園へ行くと明るく出迎えてくれます。
粒がしっかりとしていて、とってもおいしいお米でした。

お味噌汁には、相馬の海苔が入っています。
じつはこの海苔、震災以来7年ぶりにようやく漁が解禁され、食べられるようになったもの。
東北の農家、漁師、食にかかわる人々が集い、今後の東北の食について考えるファーマーズキャンプに参加したとき、
相馬の漁師さんからお話を伺うことができました。
まだ試験操業の段階で、震災前のように漁ができるようになる見通しは立っていない福島の海。
しかし、甚大な被害を受けた漁師さんの口から出たのは、希望の言葉でした。
震災前は個々の漁師さんがそれぞれ海に出て、交流する機会はあまりなかったそうです。
しかし震災の被害を受けて、団結しこれからのことを考えていかざるを得なくなった漁師たち。
震災を機にお互いの絆は段違いに深まったといいます。
マイナスなイメージしかなかった私は、漁師さんたちの強さに圧倒されました。

デザートは、世界一甘い桃をつくる古山果樹園さんの桃。
福島市で果樹園を営む古山浩司さんは、通常の糖度11~14度を大幅に上回る32度という驚異的な甘さの桃をつくる方。
果実ひとつひとつに自分の手で触れ、あえて小規模経営をすることで、
ていねいに愛情をこめて桃を育てています。
以前私たちが訪問した時には、桃を育てる様々な工夫や知恵をお話してくださり、
漁師が捨てるのに困るウニの殻を肥料に使うなど、循環型の肥料のお話など、
興味深いことをたくさん聞かせていただきました。

こんなメニューで、私たちの話を交えながらお食事を楽しんでいただきつつ、
自己紹介タイムも設けました。
「食」「地産地消」といったテーマに関心をもって来てくださった方。
福島の農業や食に深くかかわる活動をしている方。
私たちインターン生の成果報告を楽しみに来てくださった方。
福島のおいしい食と酒を味わいに来てくださった方。
年齢も性別も職業も様々な方が、SHOKU SHOKU FUKUSHIMAに集いました。
私たちの集大成となるイベントにこれほどの人にお集まりいただけたことは、感謝してもしきれないことです。

お料理をお出しした後は、私たちも席に交じって団らん。
はじめましての方からいつもお世話になっている方まで、
おいしい地酒を飲みながらお話を楽しみました。
最後の感想タイムでは、今日一番おいしかったものと、一言コメントをいただきました。
福島の食材に福島の方が感動している姿を見て、嬉しさでいっぱいになりました。
「福島で育ったけど、こんなに地元が面白いなんて思っていませんでした。地元が好きになりました」
「こんな風にいろんな職業の人と交流できる場所ってなかなかないので、また来たいです」
「福島の食や生産者さんについてもっともっと知りたくなりました」
「生のとうもろこしがすごくおいしかったので、東京の家族に送りたいです」
などなど、本当にうれしい感想をたくさんいただきました。
まさに私たちがSHOKU SHOKU FUKUSHIMAを通してやりたかったことが見えてきて、
このビジョンは有意義なものだったのだなと再確認しました。
ここでつながったご縁をたいせつに、これからも進んでいきたいです。

私たちの集大成となるイベントへのご参加、ありがとうございました。
そして半年間お世話になった福島へ、本当にありがとうございました。


これからもSHOKU SHOKU FUKUSHIMAをよろしくお願いします!!

※イベントの記事が福島民友新聞2018年7月31日(火)に掲載されました。

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