2013/09/28 14:01
【増上寺「光摂殿」大広間会場出展者 13】
上林 礼和 KANBAYASHI Yukikazu
【略歴】
1971 生まれ、神奈川県出身
現在、鎌倉市在住
【個展】
2009 「Animals」(T-BOX / 東京)
2010 「上林礼和展」(ギャルリー志門 / 東京)
2011 「"和"をかろやかに」(ギャルリー志門 / 東京)
2012 「"和 taste"」(H.P.DECO好奇心の小部屋 / 横浜)
「上林礼和展」(ギャルリー志門 / 東京)
2013 「旅の記憶 - モノツクリ」(同時代ギャラリー / 京都)
【グループ展】 2000 五人展(TEPCOギャラリー / 東京)
2001〜2010 「森野会グループ展」(町田市立国際版画美術館 / 東京)
2005 「森野会小品展」(ギャラリー・ヴェルジェ / 神奈川)
2006 三人展(ギャラリー瀧山 / 東京)、三人展(ギャラリー二桜舎 / 神奈川)
2007 二人展(ギャラリーゑいじう / 東京)、三人展(ギャラリーヴェルジェ / 神奈川)
2008 グループ展「m-act展」(世田谷美術館区民ギャラリー / 東京)
2011 「m-act展」(フラスコ / 東京)
「第2回現代作家オークション展」(ギャルリー志門 / 東京)
グループ展「m-act展」(世田谷美術館区民ギャラリー / 東京)
2012 「m-act展」(フラスコ / 東京)
「第3回現代作家オークション展」(ギャルリー志門 / 東京)
「音楽へのご招待」展CDジャケット・12cmのアート(ギャルリー志門 / 東京)
グループ展「m-act展」(世田谷美術館区民ギャラリー / 東京)
2013 「m-act展」(フラスコ / 東京)
「第4回現代作家オークション展」(ギャルリー志門 / 東京)
【公募展】
2005 「神奈川県美術展」・入選
2006 「神奈川県美術展」・神奈川県立近代美術館賞(買い上げ賞)
2008 「サクラアートサロン絵画大賞展」・入選
「神奈川県美術展」・入選
ステートメント
自分は”絵”として描くというより”物としての存在感”に、なぜか強く魅かれます。
激しかったり明るかったり楽しげだったりする画面ではありませんが、漂うような静かな存在感…を目指しているのかもしれません。
そして、自宅に飾って毎日、眺めて付き合える存在であるのが大事です。
心地よい、不思議な存在感を感じていただければと思います。
【画材・素材】
油絵の具、石膏、砂、スチレンボードを使用しています。
支持体は木製パネルです。
【制作方法】
以下の「A・B・C」のものを組み合わせています。
A.木製パネルに絵の内容を鉛筆で描き、それをトレッシングペーパーに写し取り「設計図」とします。
B.黒の油絵の具に石膏と砂を混ぜたものを土台としています。
そこに白い絵の具を塗り、土台が乾く前にとがった針のようなもので引っ掻き、黒い線を出します。スケッチの付けペンのタッチを表現しようとしています。
C.スチレンボードに油で溶いた油絵の具を水彩絵の具のようにハケでかけるのを何度も色を変えて重ねます。それを「設計図」の必要な個所にカッターでトリミングします。
① Aの「設計図」を作成し、どの個所をBとCにするか考えます。
② Bの箇所を作業する前に、Cの箇所に色の付いていないスチレンボードに「設計図」からカーボン紙で写し、カットしてテープで貼ります。
③ ②の作業をすると、Bの箇所が一段低くなって残ります(もしくは溝のように)。その残ったBの箇所にBの土台をペインティングナイフで埋め込んでいきます。
④ 1日置いてBの箇所に白い絵の具を塗り、乾いたらAの「設計図」をカーボン紙で写します。
⑤ 針のようなとがったもので写した線をなぞり、強弱の線を出します。
⑥ 2〜3日置いてBの土台が乾いたら②で貼ったスチレンボードを慎重にはがします。
⑦ Cの色が付いてカットされたスチレンボードを㈮ではがした箇所に木工用ボンドで貼ります。基本的にぴったりはまります。
⑧ さらにBの箇所に色をつけ、全体の調子を整えます。
⑨ 周囲にはみ出ているスチレンボードをカットします。
以上で完成です。
作品画像キャプション
「山門(京都東福寺)」P50号 / ミクストメディア
上林 礼和 KANBAYASHI Yukikazu
【略歴】
1971 生まれ、神奈川県出身
現在、鎌倉市在住
【個展】
2009 「Animals」(T-BOX / 東京)
2010 「上林礼和展」(ギャルリー志門 / 東京)
2011 「"和"をかろやかに」(ギャルリー志門 / 東京)
2012 「"和 taste"」(H.P.DECO好奇心の小部屋 / 横浜)
「上林礼和展」(ギャルリー志門 / 東京)
2013 「旅の記憶 - モノツクリ」(同時代ギャラリー / 京都)
【グループ展】 2000 五人展(TEPCOギャラリー / 東京)
2001〜2010 「森野会グループ展」(町田市立国際版画美術館 / 東京)
2005 「森野会小品展」(ギャラリー・ヴェルジェ / 神奈川)
2006 三人展(ギャラリー瀧山 / 東京)、三人展(ギャラリー二桜舎 / 神奈川)
2007 二人展(ギャラリーゑいじう / 東京)、三人展(ギャラリーヴェルジェ / 神奈川)
2008 グループ展「m-act展」(世田谷美術館区民ギャラリー / 東京)
2011 「m-act展」(フラスコ / 東京)
「第2回現代作家オークション展」(ギャルリー志門 / 東京)
グループ展「m-act展」(世田谷美術館区民ギャラリー / 東京)
2012 「m-act展」(フラスコ / 東京)
「第3回現代作家オークション展」(ギャルリー志門 / 東京)
「音楽へのご招待」展CDジャケット・12cmのアート(ギャルリー志門 / 東京)
グループ展「m-act展」(世田谷美術館区民ギャラリー / 東京)
2013 「m-act展」(フラスコ / 東京)
「第4回現代作家オークション展」(ギャルリー志門 / 東京)
【公募展】
2005 「神奈川県美術展」・入選
2006 「神奈川県美術展」・神奈川県立近代美術館賞(買い上げ賞)
2008 「サクラアートサロン絵画大賞展」・入選
「神奈川県美術展」・入選
ステートメント
自分は”絵”として描くというより”物としての存在感”に、なぜか強く魅かれます。
激しかったり明るかったり楽しげだったりする画面ではありませんが、漂うような静かな存在感…を目指しているのかもしれません。
そして、自宅に飾って毎日、眺めて付き合える存在であるのが大事です。
心地よい、不思議な存在感を感じていただければと思います。
【画材・素材】
油絵の具、石膏、砂、スチレンボードを使用しています。
支持体は木製パネルです。
【制作方法】
以下の「A・B・C」のものを組み合わせています。
A.木製パネルに絵の内容を鉛筆で描き、それをトレッシングペーパーに写し取り「設計図」とします。
B.黒の油絵の具に石膏と砂を混ぜたものを土台としています。
そこに白い絵の具を塗り、土台が乾く前にとがった針のようなもので引っ掻き、黒い線を出します。スケッチの付けペンのタッチを表現しようとしています。
C.スチレンボードに油で溶いた油絵の具を水彩絵の具のようにハケでかけるのを何度も色を変えて重ねます。それを「設計図」の必要な個所にカッターでトリミングします。
① Aの「設計図」を作成し、どの個所をBとCにするか考えます。
② Bの箇所を作業する前に、Cの箇所に色の付いていないスチレンボードに「設計図」からカーボン紙で写し、カットしてテープで貼ります。
③ ②の作業をすると、Bの箇所が一段低くなって残ります(もしくは溝のように)。その残ったBの箇所にBの土台をペインティングナイフで埋め込んでいきます。
④ 1日置いてBの箇所に白い絵の具を塗り、乾いたらAの「設計図」をカーボン紙で写します。
⑤ 針のようなとがったもので写した線をなぞり、強弱の線を出します。
⑥ 2〜3日置いてBの土台が乾いたら②で貼ったスチレンボードを慎重にはがします。
⑦ Cの色が付いてカットされたスチレンボードを㈮ではがした箇所に木工用ボンドで貼ります。基本的にぴったりはまります。
⑧ さらにBの箇所に色をつけ、全体の調子を整えます。
⑨ 周囲にはみ出ているスチレンボードをカットします。
以上で完成です。
作品画像キャプション
「山門(京都東福寺)」P50号 / ミクストメディア