おからスイーツを作っている全国の豆腐店、カフェ、メーカー、デザイン事務所と共に、「おから」の課題に向き合い、おからスイーツの美味しさを広めたい!
そんな想いで『おからdaおやつプロジェクト』を立ち上げました。
ヘルシーで栄養豊富な「おから」がどんな革命を起こすのか。ぜひおからの魅力を実際に味わってください!
おからdaおやつ に込めた想い
栄養豊富で体にやさしい「おから」がスイーツに生まれ変わる。プロジェクト名には「おから」の美味しさだけでなく体をいたわる優しさも付け加えたい。そんな想いを込めて『おからdaおやつ』と名付けました。
ロゴに込めた思い
黄色い「おから」が、魔法にかかったように、さまざまな色や形へと変化していく様子をまあるく表現しました。
こんにちは。白川郷で伝統食「石豆富」や「すったて」の製造販売をしている深山豆富店です。ちょうど3年前の2021年に株式会社ヒダカラが先代よりお店を引き継ぎました。現在は自分たちで「豆富」「すったて」を作り、運営しています。
さまざまな経験を持ったスタッフがいますが、豆富作りは全員未経験。それまで豆富作り未経験の私たちにとって、今でも日々学ぶことばかりです。現在は豆富だけにとどまらず、自社のおからを使った白川郷おからのまめなクッキー、おキャロットケーキを販売しています。
私たちがおからスイーツの美味しさと可能性を知ったのは、豆富作りを始めてからでした。
2つのおからスイーツとの出会いが私たちのおからへの考え方を180度変えたのです。
1つ目の出会いは、岡山県倉敷市の有限会社もとやさんが製造する倉敷おからクッキー。生おからと厳選した原材料で作られるクッキーはサクサクで食べやすい。これまでおからクッキーと言えば「堅い」「ヘルシーだが美味しくない」というイメージを持っていた私たちにとって、「こんなに美味しいおからクッキーがあるの⁈」と衝撃でした。
現在、当店のおからや白川郷の米粉を使った白川郷おからのまめなクッキーを作っていただいています。
もうひとつの出会いは、岐阜県飛騨市の大久保製菓舗さんが一緒に開発してくれた当店の人気商品おキャロットケーキです。大久保製菓舗さんに「おからを使った商品を作りたい」と相談した際、大久保さんの頭の中に前々からあったというキャロットケーキのイメージを、生おからを使って形にしてくださいました。
おからを使っていると思えないほど、しっとりふわふわ。「おからでこんなに美味しいケーキが作れるのか!」と衝撃が走りました。この2つの商品との出会いをきっかけに
「おからはまだまだ美味しいスイーツになる可能性を秘めている!」
「こんなに美味しくてヘルシーだから、罪悪感なく食べられる!おからだからこそできる!」
と、おからの可能性を実感しました。
おからスイーツとの出会いに感動した私たちは、同時に、豆富作りを続けていくなかで、おからが直面している“現実”も知ることとなりました。
なによりも驚いたのは膨大なおからの量。豆富を作る際、大豆を豆乳とおからに分離しますが、豆富作りに必要なのは豆乳だけ。豆富作りに不要な大量のおからが生まれることを目の当たりにしました。
おからの処分方法を決めるのも一苦労。廃棄するにも肥料にするにも、手間と費用が多くかかることを知りました。
この経験を通じ、「おからの課題」をどうにかできないか、と思ったのがおからdaおやつの始まりです。
私たちが課題として感じているように、実際に全国で作られるおからのうち、食用として再利用されているのはたった1%。残りの90%は、肥料や飼料、産業廃棄物となっています。
「肥料や飼料として使われているのだから、廃棄が少なくて良かった」
最初、私たちはそう思いました。しかし食物繊維やカルシウム、たんぱく質、炭水化物、カリウムなど、さまざまな栄養素に富んだ「おから」を人間はほとんど食べていないこと、飼料や肥料、またはゴミになっていることに、次第にモヤモヤし始めました。
なぜ食用として活用されていないのか。その理由のひとつとして、おからを管理する難しさがあります。おからは足が早く、すぐに冷蔵、冷凍しなければ悪くなってしまいます。大量のおからを保存するには、冷蔵・冷凍の設備が必要ですし、おからの販売先も探さなくてはなりません。
そこまでするには設備投資や働き手の確保も必要です。おからの単価は非常に安く、それだけの設備投資や販路拡大をしても、なかなか売り上げに繋がらないのが現実。
その事現実を知り、私たちは次第に「勿体ないことをしている!」と思うようになりました。
おからは、栄養価が高くてヘルシーなスイーツにだって生まれ変わることができるのに!
ヘルシーで美味しいスイーツにも生まれ変わることを、もし多くの人が知っていたら、おからへのイメージや価値も変わるはず。ほとんどの人がその魅力を知らないと思うと、とても悲しいことです。もっと多くの方におからの価値を知ってほしい。
そして、サーキュラーエコノミーの観点での課題解決だけでなく、おからのスイーツを愉しむ!という新たなヘルシーで美味しい価値を作っていきたいです。
現在、深山豆富店では、「白川郷おからのまめなクッキー」と「おキャロットケーキ」を商品化し、おからの活用に努めています。
どちらもおからを使っているとは思えないほどの商品に仕上がりました。
これまでたくさんの方が食べてくださってます。とても嬉しいのですが、自分たちの作る商品の量、使うおからの量では、現在の“おからの現実”を変えることはできません。自分たちだけでは、力不足だと実感。
それならば、おからの可能性を信じ、新たな価値を生み出している豆腐屋さんやお店と一緒に、おからの価値を広める活動がしたい!仲間をどんどん増やしていきたい!
そう思い、今回のリターン品には、全国のおからスイーツを作る方々にご協力をいただきました。
今回参加いただく作り手の皆さんには、おからdaおやつが指針とする3つの想いに共感をしていただきました。
・国産大豆のおからを使用
・おからの魅力を引き出している
・おからのおやつを広めたい
この3つが揃ったときに、初めて豆腐屋もお客さんもおからも幸せになれるはず、そう思うからです。
同じような想い持って作られたおからのスイーツは、全国にもたくさんあります。
しかし、今回はその中でも私たちが食べて「美味しい!」と思った、こだわりが詰まったスイーツをつくるお店に参加をしてもらっています。
自分たちで食べたから間違いないものばかり!
おからの活用について、同じように想ってくださる素敵な作り手の皆さんに出会うことができたからこそ、今回のプロジェクトが実現しました。多くの人にこの美味しさを味わっていただきたいです。
参加店とリターン品をご紹介します!
とうふやたかはしのリターン品
musubi-cafeのリターン品
はらからおからのリターン品
OKARATのリターン品
幸デザインスタジオ株式会社のリターン品
深山豆富店のリターン品
今回、発送を伴う商品については、おからdaおやつのオリジナルステッカーを一緒にお送りします。サイズは、パソコンや身近なアイテムに貼りやすい大きさを予定しています。
ステッカーのイラストは、大豆農家、豆腐屋さん、おからのスイーツを作る方々、食卓で食べる人々など、おからスイーツができるまでのストーリーが表現されています。
おからが美味しいスイーツになること、可能性に満ちた商品であることが広く知れ渡り、大豆を作っている農家さんも、豆腐屋さんも、豆腐を食べるお客さんも、皆がHAPPYになる世界を目指したいと思っています。
そのために、まずは全国で作られているおからスイーツの美味しさを知ってもらうことが大きなスタートです。
ご家族やお友達と一緒に食べるおやつに。
自分だけのために選ぶご褒美に。
大切な方への贈り物に。
多くの方におからスイーツを味わっていただけたら嬉しいです。
<運営体制>
株式会社ヒダカラ
株式会社ヒダカラは岐阜県飛騨市に本社を構え、「おいしいとオモシロい未来をつくる」というミッションのもと、ECやデザイン、マーケティングの力で地域の魅力を発信している会社です。2021年に深山豆富店を事業承継しました。
<資金の使い道について>
資金の使い道としては、リターンの品代、梱包、送料、およびプロジェクト運用に伴う費用に使用させていただきます。ご支援のほどよろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る【おからdaおやつプロジェクト】たくさんのご支援ありがとうございました!
2024/10/15 12:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
【おからスイーツ革命】支援の御礼&ネクストゴールに向けた挑戦
2024/09/27 17:009月10日よりスタートしました「おからスイーツ革命。各分野のプロが集結し感動を全国へ!」のプロジェクトは、昨晩第一目標としていた30万円を達成することができました!このプロジェクトに賛同いただいた皆様、おからスイーツを楽しみにしてくださっている皆さま、本当にありがとうございます!「おからの価値と可能性を知ってほしい」その想いに共感してくださる方にたくさん出会うことができ、本当に嬉しいです。しかし、日本全国に、そして世界中にその想いを届けるにはまだまだ長い道のり…。1人でも多く方にこのプロジェクトを知っていただくため、ネクストゴールを50万円に設定し、現在挑戦中です!引き続き、多くの方におからスイーツを楽しんで、おからの楽しさを知っていただけるよう、プロジェクトを進めていきます。残り13日間も宜しくお願いいたします!リターン品につきましては、10月下旬より発送予定です順次発送していきますので、もう少々お待ちくださいませ。引き続きよろしくお願いいたします。 もっと見る
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