みなさまこんばんは
本日もやって参りました
珍玉小話でございます
今日も少しだけ小話にお付き合いください
本日のテーマは「珍玉のパッケージ」に関してです
初めて珍玉をご覧いただいた皆様は、どの様に珍玉が映りましたでしょうか?
特に違和感なく調味料の小瓶だなと思われましたでしょうか?
手作り感のある商品だなと思われましたでしょうか?
珍玉を世に放つにあたって、パッケージにもこだわりを持って取り組んだのですが、それと相反する存在として、コストの問題がございます
実際のところパッケージを良くするためにはコストをかける事が最も簡単で、基本的にはコストをかけた分だけ、しっかりとしたパフォーマンスアップが見込めます
しかしながら、そこに乗せられたコストはそのまま商品の販売価格として転嫁されてしまいます
何十万個、何百万個単位で商品を作るのであれば、ある程度コストは圧縮されますので、商品に反映される割合も減少していく事になります
でも、珍玉の様に少量生産の商品の場合は、ダイレクトに商品価格に反映してしまいます
もちろんパッケージだけでなく、製造にかかる人件費や配送コスト、設備にかかるコストなど原材料の仕入れコスト以外の部分でも、沢山のコストが凝縮されて商品価格が決定されます
そんな状況での珍玉発売となったのですが、珍玉の販売価格は550円(税込)です
クラウドファンディングでは送料分の600円が上乗せされていますので1,150円(税込) となっておりますが、珍玉自体の販売価格は、かなり頑張って設定できたのではないかな?と思っています
今後、設備を拡充することが出来れば、ここをさらに圧縮して値下げしていく事が出来るのでは?とも考えています
味だけでなく、そんなこんなで色々なものと戦い生み出された珍玉ですが、パッケージに関しては正直、大変苦戦しました
普段の生活では相対する事の無いパッケージ製造ですが、様々と業者様にお見積りを取ると、びっくりする価格が出てきます
中身よりもパッケージの方が高い事もザラでございます
小ロットの製造なので仕方のない事ではありますが、そのまま業者様からご提案頂いたパッケージを採用したら恐らく珍玉の価格は1,500円ほどになっていたと思います
レシピが完成した後にパッケージとの闘いが潜んでいるとは思いもしませんでしたが、試行錯誤を繰り返し、出来る限りコストのかからない方法でパッケージを作成する事に取り組みました
最終的に辿り着いた結果、珍玉のパッケージは瓶詰めで瓶には特殊なインクでの押印を施しております
焼き付けなどでの印刷ではございませんので、使用しているうちに擦れたりして消えたりかすれたりしてしまう事も有るかとは思いますが、それも珍玉の味だと思って頂けると嬉しいです
本当は珍玉の「玉」の文字の点は赤色ですので、珍玉の販路が広がり、大量生産が可能になった暁には、しっかりとした印刷の珍玉をお届けしたいと夢見ている今日この頃です
本日は少し長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました
また次回お会いしましょう