女性たちが「なりたい私」を叶える場所に。80年続いた呉服店をリノベーション!

廃業し空き家となっていた「くらた呉服店」は祖父母と両親が着物を通して女性たちの生活や社会進出を支えた場所でした。ここをシェアオフィスとして生まれ変わらせ、次の時代につなぎます。転職や復職、キャリアアップ、起業…挑戦を決めた女性たちが情報と仲間を手に入れて自信を持って前進できる場を誕生させます!

現在の支援総額

1,050,000

105%

目標金額は1,000,000円

支援者数

71

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/09/12に募集を開始し、 71人の支援により 1,050,000円の資金を集め、 2024/10/31に募集を終了しました

女性たちが「なりたい私」を叶える場所に。80年続いた呉服店をリノベーション!

現在の支援総額

1,050,000

105%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数71

このプロジェクトは、2024/09/12に募集を開始し、 71人の支援により 1,050,000円の資金を集め、 2024/10/31に募集を終了しました

廃業し空き家となっていた「くらた呉服店」は祖父母と両親が着物を通して女性たちの生活や社会進出を支えた場所でした。ここをシェアオフィスとして生まれ変わらせ、次の時代につなぎます。転職や復職、キャリアアップ、起業…挑戦を決めた女性たちが情報と仲間を手に入れて自信を持って前進できる場を誕生させます!

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#シェアオフィス来音 の付いた活動報告

母にシェアオフィス来音グランドオープンの報告とお礼を伝えに。亡くなった親族や、町の様子などの問わず語りを聞く。国鉄西条駅徒歩1分の歓楽街の真ん中に、祖父は藏田京染め呉服店を開いた。定食屋、キャバレー、バー、旅商人が泊まる旅館、なんと呉服店の向かい側には女郎屋まであった。木造三階建。子どもながらに非日常を感じさせる使途不明の小部屋が並んだ建物。人生の裏筋であった。牛馬市でお金を手に入れた馬喰さんたちが、ぱあっとお金を遣う街。おじさんにしがみつく女。料亭に通うお金持ちの男性が、女性たちを連れてきて着物を買ってやる。家で男を待つ女は1人もいなかった。呉服屋さんを開いた祖父の兄弟たちはさまざまだ。「イチジリ」で働いた「ショクバ」と呼ばれる畳屋さん、「チクレン」のおじさんは畜連(家畜を管理する連合会)で働いていた。男3人は平凡な人生だったが、2人の姉は自力で高級料亭を開いて、繁盛させた。すごいばあさんだ。江戸時代には本陣のある宿場として整備され、継立場や枡形の道、番所や制札場もある、藩が設営した宿(しゅく)は、山陽道の中でも繁栄した場所だ。でも、その裏街道で生きぬいた家族があった。その一つが私たちの家族。祖父がシベリアから帰って来るまで、祖母はつくり酒屋の瓶詰め作業をして子どもを養った。お盆にはもういなくなってしまった人たちの顔、区画整理事業で消えてしまった街並みが思い出される。ここにいる女たちは皆優しく、私を可愛がってくれた。祖母も母も猥雑な環境の中で育つ子どもに毅然と生きるため、教育を与えた。私は厳しく育てられた。私たちは、裕福でも資産家でもない。三代80年かかって、私がここにいる。混迷する時代を生き抜く根性と覚悟と知恵。それを祖父や父ではなく、女たちから学んだ。力仕事もするし、泥水だって飲む。待たない。でも教養を!それが藏田の女だ。そのメッセージを伝え終えると、夕焼けとともに女たちは帰っていった。


シェアオフィス来音は東広島市長定例記者会見で紹介されました。発表のトップ「女性活躍に向けた人材育成やネットワークの構築」という項目です。シェアオフィス来音は、東広島市の東広島市共創型企業プログラム「円陣」のプレーヤーとして、市から多くの支援やアドバイスをいただきました。二年前は「女性活躍」の動きは大きなものではありませんでした。私は女性が可能性を発揮する過程で(自分にも社会にもある)ジェンダーバイアスに苦しんできた世代です。次代の女性たちにはそんな思いをしてほしくないという思いだけしかありませんでした。二年前から高垣市長には「東広島を女性に選ばれるまちにしましょう。女性活躍の場づくりは、来音にお任せください」啖呵を切ってきました。2年かかりました。8月14日シェアオフィス来音はグランドオープンです。《「女性活躍に向けた人材育成やネットワークの構築」の概要から抜粋》 本市においては、東広島イノベーションラボミライノ⁺を中心として、WOMANネットワークや東広島市共創型起業プログラム「円陣」等に取り組むことにより、起業家の育成を支援してきた。こうした 中、2023年度の円陣プレイヤーとして、女性の挑戦を応援するシェアオフィスの開設に取り組み円陣 賞を獲得した田村氏が、この度、起業等の思いを持った女性たちの相談やネットワーク形成の場であ る「シェアオフィス来音(くるね)」をオープンする。 本市においては、令和7年4月に商工労働・女性活躍担当部長を設置し、職業生活における女性の 活躍を加速化する体制を整えてきたところであり、ミライノ⁺に加え、民間主体でビジネス視点をもっ た女性活躍の新たな拠点・活動とも連携しながら、女性活躍に向けた人材育成やネットワークづくり を進める。https://www.city.higashihiroshima.lg.jp/1/9/43694.html


暑さとストレスがしんどいあなたちょっとひと休みませんか。一緒にブルーベリーを摘みに行きましょう。シェアオフィス来音オリジナルアウトドアツアーをつくっています。今日は第二弾のご紹介です。来音から車で40分。安芸の耶馬溪と称される深山渓を通り、蛍の飛び交う椋梨川のそば。ここにブルーベリー農園、清和ファームがあります。ブルーベリーが旬を迎えています。こんな美しい実がついた樹が百数十本。観光農園ではありません。肥料を入れたり、下草を刈ったり、摘果したりしてくださる人を求めています。自然の恵みは工場では作れません。人の手と気持ちが入っています。農産物はスーパーで売っていますが、そこに並ぶまでのプロセスは人件費に転化することが難しい。この農園も維持管理はボランティアで行われています。摘み取る時には地面にはカエルが跳び、枝には毛虫がいます。実は丁寧に一つずつ大事に摘みとらければなりません。口に入れるものを無農薬で作るとはこういうことです。来音に泊まり、海や山に一緒に行きましょう。疲れた頭に風を。目にはビタミンたっぷりブルーベリーを。耳にはカナカナ鳴いてる蝉の合唱を。


8月14日木曜日午前10時。おかげさまでいよいよ「シェアオフィス来音」がグランドオープンいたします。オープニングセレモニーは30分間です。いや〜、長かった。FIGARO BWA2023にて初めて「思いを言葉に」して2年かかりました。遠隔起業、おまけに還暦過ぎての異業種への挑戦は、皆さんのお力添えがあったから!間違いないです。お時間がありましたら、ぜひ「シェアオフィス来音」の誕生を見届けてください。お盆です。なぜかって?この遺産を残してくれた父の誕生日だからです。この日を過ぎると、女性の安全安心を守るために、オフィスへの男性の立ち入りはイベント以外難しくなります。館内も全てお見せします。ここは、両親が2001年に竹中に注文して建築した自慢のビルです。レンタルスペースや合宿などもご用意できます。当日も翌日15日も内覧日として男性も歓迎営業していますので、どうぞ遊びにきてください。もしかしたら、14日の夜はBAR霞があるかもしれません。男性もお待ちしています。ママはかすみですが、チーママも募集しています。夜だけ来てもいいかも。14日、15日のご来場をお待ちしています。


フィガロジャポンが働く女性を応援するBusiness with Attitude(BWA)が7月11日、「BWAピッチコンテスト2025」が開催されました。藤本淑子BWA事務局長によるスピーチにて、2年前出場した私のエピソードが紹介されました。https://madamefigaro.jp/society-business/250716-bwa2025pitch.html思いを言葉に、アイデアを形に。カタチにもならない思いを、このコンテストで私は恐る恐る言葉にしました。言った限りは必ず実現する。その覚悟もありました。2年を経て、シェアオフィス来音は8月14日グランドオープンします。当時の私はプレゼンツールも作ることができなかったし、300キロ離れた故郷で遠隔起業。25年間帰っていません。思いは形になる。「産みの母」フィガロBWAでお会いしたみなさんのお支えと、「育ての母」東広島市のみなさんのおかげです。田村かすみ、いただいた恩は次の代に返すよ!藤本淑子事務局長のスピーチ許可をいただきましたので、スピーチの一部を紹介します。(以下転送)本日はフィガロジャポンBWAピッチコンテストにご来場いただき、また試聴いただき誠にありがとうございます。4回目となることしのピッチコンテストの初めに、あるエピソードを紹介させてください。2年前のピッチコンテストの締切直前、ひとつのワードファイルが編集部に届きました。「女性、特に地域の女性は、たとえ教育を受けても、家族のためにキャリアを諦めなければならないことが多い。女性がビジネスを始めたり、自分のために学びたいという意欲を持ってはいけないのだろうか? 私は実家の東広島市の呉服店を、女性が安心して起業できるシェアオフィスにしたい」グラフも写真もない、ただ文字のみの企画書でしたが、その行間から伝わる想いに心打たれ、2023年、その人にファイナリストとしてこの舞台に立っていただきました。田村かすみさんです。家族にも語ったことがなかったという思いを、この舞台で発表してから2年。今年6月14日、東広島市の元呉服店に、女性が起業や学びにチャレンジできるシェアオフィス来音がプレオープンしました。8月のグランドオープンに向け、現在仲間と共に準備中だというかすみさん。まさに、私たちがBWAピッチコンテストで掲げる「思いを言葉に、アイデアを形に。」というテーマを体現してくださったように思います。「思いを言葉に」一見簡単なように聞こえるかもしれませんが、実はとても難しい。言葉に発信した途端、「そんなの無理だよ」と批判されるかもしれない。自分の心地よいと思っていた状況から飛び出さなければならないかもしれない。それでも、自分がやらねば、言葉にして発信し、仲間を作って形にしていく。これまでの「しかたない」を疑い、自分で自分の「正解」を創り出していく、そんな女性の行動がいかに勇気があることか。 自分の生き方を自分で決める、パリジェンヌの生き方やライフスタイルを発信してきたフィガロジャポンだからこそ、そんな女性たちを応援したい。自ら仕事を起こすことは、一見きらびやかに見えるかもしれません。とても泥臭く、孤独で、窒息しそうになることが何度もある。そんな時に同じように悩み、頑張り、前に進もうとする仲間が、BWAにはいてくれます。私たちが、一過性のイベントではない、継続的なコミュニティを築こうとしている理由はそこにあります。そうすれば、「こうあるべき」という働き方や起業のあり方に対し、風穴をあけ、みんなで共に、新しい働き方のカルチャー、そして新しい時代のライフスタイルを世に発信していける、と信じています。このBWAの流れは、日本だけには止まりません。本国フランスでも、BWAアワードが開かれ、本日と同じように、女性起業家たちが社会を良くしたいという思いを発表しました。そこでマダム・フィガロ担当企画副責任者のローラ・プルアールが、BWAをこう表現しました。「BWAはある女性誌による起業家的な冒険」なのだ。と。私たちもある意味、正解のないジャーニーに乗り出しています。だからこそ、ファイナリストの皆さん、そしてこれまでBWAにつらってきてくださったみなさんのコミュニティに、勇気をもらい、助けられています。この場を借りて、お力を貸してくださったみなさんに感謝を申し上げます。(中略)そんな女性たちのビジネスアイデアを通し、観客の私たちもきっと新たな視座を得られることでしょう。ぜひ最後まで楽しんでいってください。そして6人のファイナリストが思いを言葉にした勇気、そしてこれから切り拓こうとしている道を、ぜひ共に応援しましょう。ありがとうございました。


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