皆さんこんにちは。真境名本流、山崎啓貴です。9月の活動内容を一部紹介します。
予定どおり、9月に2回の手合せ稽古を行うことができました。その初回を報告します。
ハワイ公演では沖縄本島からも生演奏を迎えて、全ての演目が生演奏で披露されます。
歌三線(ウタサンシン)に若手実演家の3名を迎えています。
中堅実演家の仲村逸夫さんを筆頭に、若手実演家の新垣勝裕さん、波平宇宙さん、 の御三方は今の琉球古典芸能の継承者として特にご活躍です。素晴らしい御三方にご協力いただけたことに感謝しています。他にも沖縄本島内に沢山の演奏家が活躍しておられます。
初回の稽古で全ての演目を通して行うほどの稽古に取り組むことが出来ました。全体を見通すことができ、最高のスタートダッシュを切る事ができたと安心しています。打合せなしに10曲ほどの演奏を滞りなく弾いてもらえる御三方の下準備に感動しました。
動画は通い船(カユイブニ)、わたんじゃー舟(ブニ)の2つです。御三方の伸びやかな歌声と水がはじけ飛んだような軽快な早弾きで真境名本流の舞踊が一層引き立っています。この二題は初代由康の創作舞踊で、通い船は沖縄と大和を行き来する船での気持ちを女踊りで表現しており、わたんじゃー舟は舟に乗り込む人々の当時の様子を活気に満ちた様で描く大作です。本流教師の金城小百合さんも取れた鮮魚(イマイユ)を売りに出かける魚売りの女になりきっています(写真)。うまく舟に乗りこめるかな(^.^)?
次回も違う踊りをの様子を報告できたらと感じました。次の活動報告をお楽しみに。