おはようございます!さば電子のさばかんです。
今回はLINK JCT の開発秘話でも話していこうかと思います。
僕は元々、かなりのジャンクションマニアで10年程前に大阪はUSJの裏の北港JCTに魅せられてからは自転車で大阪中(時には京都まで)のジャンクションというジャンクションを回って写真に納めてきました。
また、写真表現だけでは飽き足らず模型化をテーマに普段の電子工作で使用する電線と結束バンドを用いたワイヤークラフトならぬ「ケーブルクラフト」という独自技法による表現でさば電子として初個展も行いました。
このように様々なアプローチからジャンクションの持つ造形美やインフラとしての洗練された機能性を表現してきました。
この道脈の直後の辺りから「どうにかしてよりキャッチーにジャンクションを楽しめるコンテンツは作れないか」と考え、カードを使ったボードゲームを構想し始めました。
当初は正方形のカードをマス目上に並べるというものでしたが特殊サイズの変型カードはコストが嵩張るということで計画は一度、頓挫しました。(この段階で大まかなルールは構想していた)
この後、しばらくしてから普段から懇意にさせてもらっているアーティストのグッズ系をメインに扱う印刷業者さんがトレカの印刷サービスを始めたのをきっかけに、トレカ印刷を応用して当時マイブームであった花札を作家仲間のmarthaさんと共に作成しました。
標準トレカサイズということで花札としては大きめのサイズですがイラストの見やすさ、スリーブやケース等のトレカ用のアクセサリーの流用のしやすさと独自の強みがウリとなりました。また、しばらくして今年の8月の中旬に標準トレカサイズでも「ジャンクションカードの上下の向きを自由に回転させられるギミック」というブレイクスルーを思い付き、即座にメモ用紙でプロトタイプを作成、翌日にはコピー用紙でプロキシカードの作成と勢いよくプロジェクトを進行しました。
こうして出来上がったのが本プロジェクトのLINK JCTとなります。
LINK JCTはジャンクション愛から始まり、一度挫折し、尚も考え続けた努力と閃きの結晶となります。
より多くの人にプレイして貰うためにもご支援及びハッシュタグ #LINKJCT の拡散とお手伝いいただけると幸いです。よろしくお願いします!