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コロナ禍を乗り越えて「心理リハビリテイション(動作法)キャンプ」を復活させたい!

2024年10月12日(土)~14(月)、夜須高原福祉村「やすらぎ荘」(福岡県朝倉郡筑前町)にて、心理臨床の理論に基づく心理リハビリテイション(動作法)による療育キャンプ開催へ準備中です。この療育キャンプを行うために、参加者からの参加費や助成金収入で不足する費用(会場費、教材費、等)をご支援下さい!

現在の支援総額

418,000

139%

目標金額は300,000円

支援者数

48

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/08/30に募集を開始し、 48人の支援により 418,000円の資金を集め、 2024/10/11に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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コロナ禍を乗り越えて「心理リハビリテイション(動作法)キャンプ」を復活させたい!

現在の支援総額

418,000

139%達成

終了

目標金額300,000

支援者数48

このプロジェクトは、2024/08/30に募集を開始し、 48人の支援により 418,000円の資金を集め、 2024/10/11に募集を終了しました

2024年10月12日(土)~14(月)、夜須高原福祉村「やすらぎ荘」(福岡県朝倉郡筑前町)にて、心理臨床の理論に基づく心理リハビリテイション(動作法)による療育キャンプ開催へ準備中です。この療育キャンプを行うために、参加者からの参加費や助成金収入で不足する費用(会場費、教材費、等)をご支援下さい!

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皆さまのご支援により、当初の目標の300,000円に到達することができました。
本当にありがとうございました!

そして、ネクストゴールを設定することといたしました。
これからお寄せいただくご支援は、主に以下の2点に使わせていただきます。
・次世代育成のためのサブトレーナーの研修費補助
・心理リハビリテイションの拠点となるやすらぎ荘への支援

引き続き、ご協力をよろしくお願いいたします。


自己紹介
~私たちは「しょうがい生活支援の会すみか」です~

 初めまして。私はしょうがい生活支援の会すみかの芹田と申します。この度、初めてクラウドファンディングに挑戦させていただきます。プロジェクトの話に入る前に、まずは私たちのことをお話しさせて下さい。

 あらためまして、しょうがい生活支援の会すみか(以下、「すみか」)は、2004年に佐賀県鳥栖市で障害当事者や保護者が集まり、障害当事者である芹田が代表となって始まりました。たくさんのボランティアにご協力いただきながら行う余暇支援から始め、2006年にNPO法人化してからは、「障害の有無を問わず誰もが自己実現できる社会づくり」「24時間365日このまちで安心して暮らせるシステムづくり」をミッションとして、地域の中での集いの場づくりや障害理解のためのイベントに取り組んできました。そして今は、特別支援学校内に設置された学童保育の運営や、障害福祉サービスの利用を希望する方への相談支援を中心に、地域の中で足りない支援についてはインフォーマルサービスとして実施しているものもあります。事業は多岐にわたりますが、常勤スタッフは2名、パートを含めても十数名の小さな法人であり、たくさんの方に支えていただきながら約20年の事業を行ってきました。

<参考>
特定非営利活動法人しょうがい生活支援の会すみか
(情報が古いページもあるのでご了承ください)


このプロジェクトで実現したいこと
~心理リハビリテイションキャンプを復活させたい!~

 私たちは、余暇支援や地域貢献の一環として、動作法による支援に取り組んできました。

 動作法(正式名称は「臨床動作法」)とは、心理リハビリテイションの中核となる、心理学的発想をベースにした障害のある方への支援理論と技法です。芹田は幼少の頃から心理リハビリテイションの支援を受けてきており、その有効性を実感していることから、この地域の中でも役立てたいとの思いで動作法をすみかの事業の1つとして位置づけると共に、心理リハビリテイションの中で培われた文化をすみかの理念や哲学の基盤としました。

 心理リハビリテイションの文化を最も体現しているのは「キャンプ」と呼ばれる宿泊集団集中訓練なのですが、後述するように現在九州では宿泊を伴うキャンプが行われることがなく、復活への道のりも遠い状況です。そこで、心理臨床の理論に基づく心理リハビリテイションにより、主に動作法を用いて肢体不自由や知的障害・発達障害等の方(トレーニー)の心身の状態の改善を図る目的で、2泊3日の療育キャンプ【すみか動作法キャンプ】を行います。また、このプロジェクトは支援者育成も兼ねており、動作法による支援を実際に行いながら知識と技術の向上を目的としたトレーナー研修を実施します。

<参考>
心理リハビリテイションの会


プロジェクト立ち上げの背景
~アフターコロナにおける心理リハビリテイションの再構築のために~

 心理リハビリテイションの歴史は半世紀以上にわたります。当初は脳性麻痺を中心とする肢体不自由の子どもを主な対象とし、その当時からキャンプを臨床の中核の場として発展してきました。理論と技法の発展において、その中核的な場となったのがやすらぎ荘であり、全国からたくさんのトレーナー・トレーニーが集い、実践の中で培われた最新の知見が全国へ広がっていきました。また、全国の養護学校での養護・訓練(現:特別支援学校での自立活動)の中でも重要な支援方法の1つとして取り組まれていました。日々の支援の中で取り組まれるものから週例・月例等の訓練会、5泊6日のキャンプまで、個々のニーズに応じた幅広い選択肢の中で数多くの障害のある方が支援を受けると共に、心理・教育・福祉などの様々な分野の支援者育成にも寄与してきました。

 しかし、コロナ禍により社会的な活動が停滞を余儀なくされた2020年以降、心理リハビリテイションの活動も多大な影響を受けました。障害のある方への動作法では身体接触がほぼ必須であり、皆で集まることで得られる集団による効果を最大限活用してきたため、三密を避けることが求められるコロナ対策との相性は最悪と言えるものでした。全国的に社会活動が制限されている期間はもちろん、それが徐々に緩和されてきてからも、感染対策や不安の軽減に決定打を見いだせない心理リハビリテイションの活動は停滞が続きました。

 アフターコロナの社会の中で、各地の訓練会が段階的に再開されていきました。そして2024年、全国的には5泊6日のキャンプを再開される地域が出るなど、ようやく復活の動きが見られています。その一方、中核的な場であったやすらぎ荘をはじめとする九州ではその取り組みが遅れており、宿泊を伴うキャンプの開催には至っていません。いくつかの課題がある中で、キャンプを経験し、運営のノウハウを持ったトレーナー減少の影響は大きく、このまま放置してしまうと再開はますます困難になることが予想されます。

 動作法は心理リハビリテイションの根幹とはなりますが、集団療法や生活面などトレーニーの生き方をトータルに支援する場として、キャンプは無くてはならないものです。その場がこの地域から失われてしまうことのないよう私たちにできることが何か無いかと考えた時に、これまでキャンプに参加したことのあるメンバーとの繋がりを元にして、未経験の方にも体験していただける機会をつくることを思い立ちました。私たちとしては初めての試みにはなりますが、この地域のお役に立てるよう、頑張りたいと思います。

<参考>
社会福祉法人夜須高原福祉村「やすらぎ荘」


現在の準備状況
~10月のキャンプ実施へ向けて~

 実は、実施へ向けては準備がかなり進んでいます。

期日 2024年10月12日(土)~14日(月祝)
会場 夜須高原福祉村「やすらぎ荘」(福岡県朝倉郡筑前町)
募集 トレーニー15名、トレーナー15名程度

 計画当初は、指導いただくスーパーバイザー3名、10組のペアと共に、必要最低限の規模と内容で実施するつもりでした。予算も、参加費と幾ばくかの助成金、そして法人からの負担金で対応する予定でした。しかし、多様な方の参画で集団療法が充実できそうだったり、次世代育成のためにサブトレーナーの参加が見込まれることで、資金さえ確保できればより質の高いキャンプが実施できる見通しが出てきました。このようにたくさんの方の参加や協力が見込まれているのは、このキャンプに対する期待の表れとも感じています。

 そこで、貴重な3日間の事業効果を最大化させるために、クラウドファンディングによるご支援を募ることにした次第です。


リターンについて

 これまで述べたような趣旨により、申し訳ありませんが高価な物品による返礼を行うことはできません。しかし、皆さまのご支援によりキャンプを行うことができた暁には、その成果を皆さんにも感じていただけるような報告書や、動画をDVDにてお送りさせていただきます。また、より高額のご支援をいただいた方には、芹田が訪問又はオンラインによりキャンプのご報告や障害・福祉等に関する講演をさせていただくことも可能です。

 リターンはご支援に対する感謝の気持ちではありますが、受け取った皆さまにも役立てていただけるものになるよう準備いたします。


スケジュール

9月 クラウドファンディングの実施
10月12~14日 すみか動作法キャンプの実施
11月 報告書作成、動画編集
12月 リターン発送


最後に
~希有な魅力を持つキャンプという場を将来へ繋ぐために~

 これまで述べてきたキャンプの場は、非常に不思議なバランスの中で成り立っています。

 トレーナーとして研修を受けられる支援者と、トレーニーとして支援を受けに来られる障害のある方との関係性は、表面上は「支援者-受益者」の関係となります。しかし、例えばトレーナーは研修生としての受益者の側面を持ちます。トレーニーはその集団の中で他のトレーニーのロールモデルになることもあり、キャンプ中に支援を受けることによって起こる変化が家族やトレーナーが持つ障害観を変えてしまうこともあります。家族は単なるトレーニーの付き添い者ではなく、時に裏方として運営を支える要となり、時に家族同士の繋がりを深めエンパワーメントしていく存在にもなります。

 教育や福祉などの今の日本に整えられているシステムの多くは、固定化された「支援者-受益者」の関係を当然のものとしています。しかし、関係の固定化は受益者の存在を社会の負担とする危険があります。支えたり支えられたりする流動的な関係の中で生きていく、共生社会の大切な要素を自然と内包しているのが、私たちが求めている心理リハビリテイションキャンプの魅力なのです。

 残念ながら、キャンプの実施については公的な支援の制度はありません。継続的な実施のための基盤を再構築するためには、参加者の自己負担だけでは非常に厳しい状況です。より質の高い3日間に、そして将来へこの大切な場を繋いでいくために、皆さんのご支援を切にお願いいたします。

クラウドファンディングチラシ(表)クラウドファンディングチラシ(裏)

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • イベント運営費(会場費、教材費、等)

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

最新の活動報告

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  • 去る10/12~14、夜須高原福祉村やすらぎ荘にて「すみか動作法キャンプ」を実施しました。皆さまからの本当にたくさんのご支援のおかげで、必要最低限ではなく、充実のためにやりたいことを最大限取り組むことができました。本当にありがとうございました。リターン用の報告書や動画の作成はこれからになりますが、取り急ぎ終了のご報告をさせていただきます。<開会式>トレーニー13名を含む、SVやトレーナーなど合わせて総勢45名が参加し、集団療法や記録などの協力者10名が入れ替わりながらキャンプを支えました。開会式では、キャンプ長のお話を聞いたり、3日間の組み合わせ発表があったり、期待と不安が入り交じる中でスタートしました。また、ネクストゴールを設定する際にお知らせしていた通り、皆さまから寄せられた支援の一部をやすらぎ荘への支援としてお渡しさせていただきました。<集団療法>集団療法では、当法人の理事や監事が得意分野を生かして様々な企画を行いました。<インテーク><動作法>もちろん、メインとなる動作法はとても充実した時間を過ごしました。アンケートは現在集計中ですが、お帰りになる際の感想としても達成感を得られた話をたくさん伺いましたし、パッと見て分かるくらい姿勢や動きが変化している様子も見られました。主催者としては、今回やろうとしたことは概ね実施できました。そして、参加者にはそれぞれに実りある体験をしていただいたことを確信しています。しかし、真の目的である今後の波及効果を生むために、まずは皆さまに報告できる素材をしっかり準備したいと思います。芹田はしばらく燃え尽きていましたので、これから気合いを入れ直して頑張ります! もっと見る

  • <いよいよです>日常業務もある中で、初めてのことでいろんな困難にぶつかりながら準備を進めてきましたが、いよいよ本番が目前になりました。コロナ禍を抜けきれない現状を打破したい一心で決意したキャンプの実施。実際に準備を始めて直面した大幅な資金不足。そして、期待と不安の中で初挑戦したクラウドファンディング。ありがたいことに、当初の目標金額を超えるご支援をいただき、驚きと感謝でいっぱいです。そして、ご支援と共に添えられた温かいメッセージに励まされることで、どうにか準備を進めることができました。<皆さまからのメッセージ>・泊まってこそキャンプですね。応援しています。・笑顔あふれるキャンプになりますように♪こういう応援メッセージは素直に嬉しいです!・学生時代にお世話になりました!必要な方に大事な時間を提供できますように!学生時代の経験を今も大事に思われている様子が伝わってきてジンときました。・微力ながら応援させていただきます。いろいろ落ち着いて、参加できる日が来ますように…!・大学の仕事が忙しくなり、直接のお手伝いができる状況ではないのですが、せめてもの応援をさせていただきます。・キャンプだよね! 来年以降、参加したいな・知人から送られてきて知りました!大分もダウンも脳性も日帰りで実施されました。やはり宿泊が時間も空間も余韻もあって良いです。トレーナーとして参加したかったなぁ〜参加したいと思ってもらえることが嬉しいし、今回のキャンプが起爆剤となって日本全国身近なところでキャンプが復活してほしいです。・「支えたり支えられたりする流動的な関係の中で生きていく」。本当にそうだと思います。芹田さんの取り組みを応援しています!心理リハビリテイションの、キャンプの醍醐味が多くの人に伝わるよう願っています!<最後のお願い>ご支援と共にいただいた温かいメッセージの数々、あらためまして心より感謝いたします。ご紹介したメッセージはごく一部ですが、全てに目を通させていただきました。直接お会いして応援いただいた方も含め、本当にありがとうございます。ネクストゴールの達成はちょっと厳しいかもしれません。ですが、皆さんのご支援で予算の心配をせずにキャンプに臨めることは本当にありがたいです。もし可能なら、もう一息のお力をいただき、セカンドゴールに届かせていただけないでしょうか。10月11日の期限まで、皆さんの最後の一押しをぜひお願いいたします! もっと見る

  • <本番直前>皆さんのご支援、本当にありがとうございます。いよいよ土曜日から本番となりました。ネクストゴールへ向けてご支援が続いていることで、トレーニーもトレーナーもより良い環境で過ごせるようになってきました。未来あるサブトレーナーの方の研修費は負担軽減できそうですし、やすらぎ荘にも恩返しができそうです。<本が出版されました>話は変わるのですが、今月「動作法の世界──動作法の基本と実践①」「動作法と心理臨床──動作法の基本と実践②」という2冊の本が出版されました。これは全国で動作法を研究・実践する第一線の先生方が分担執筆されているのですが、トレーニーという支援を受ける立場から芹田のこれまでのことを寄稿させていただきました。写真は「動作法と心理臨床──動作法の基本と実践②」目次の一部キャンプの参加者は、トレーニーも保護者もトレーナーも、毎回それぞれに様々な期待と不安を抱えて参加します。芹田の経験はその中の一例でしかありませんが、動作法の世界が、心理リハビリテイションの理論に基づく支援が、人生にどのような影響を与えたのかが少しでも伝わればと思って書かせていただきました。今回のすみか動作法キャンプに込めた思いの一端を感じてもらえるかもしれませんので、興味のある方はぜひご一読下さい。ちなみに、ご購入いただいても金銭的なメリットは芹田にもすみかにも1円もありません(笑)本の内容に興味がある方は本をご購入いただき、ご支援のお気持ちはこのクラウドファンディングにお寄せ下さい! もっと見る

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