はじめに
当プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
Taverna EfZin(タヴェルナ エウゼーン)オーナーシェフの溝口と申します。
当店をご利用いただいておりますお客様におかれましては、日々変わらぬご愛顧を賜り感謝申し上げます。
所在地と屋台村、そしてお店の紹介
静岡県掛川市。
県西部に位置する、良くも悪くも「普通」という言葉がしっくりくる町ですが
新旧の高速道路、南北には大型の国道
私鉄の始発駅、在来線と新幹線が止まるという交通においてはハイスペックな町
それが掛川市です。
歴史的にも魅力たっぷりのこの町では
大河ドラマでご存知の方も多い、東海の名城「掛川城」がシンボルです。
『掛川城の写真』
約200年以上前から続く伝統行事「掛川祭」
日本最大級の大獅子や絢爛な屋台が行き交う姿は圧巻です。
Taverna EfZin(タヴェルナ エウゼーン)は
そんな魅力たっぷりの掛川市の城下町、連雀にある屋台村【掛川本陣通り】の7席ばかりの小さなお店です。
この【掛川本陣通り】の由来は約500年前、豊臣秀吉が天下統一した頃のこと。
掛川城を任された山内一豊によって連雀を含めた、後に13の町が作られ城下町として栄えていきます。
その約50年後、各宿場には参勤交代で身分が高い者が宿泊できる邸宅の持ち主を「本陣役」として定め、制度として『本陣』と呼ばれる旅籠が出来ました。
明治時代に廃止されるまでの約200年の間、続いた歴史ある制度でした。
現代はその跡地に屋台村【掛川本陣通り】として地元の方々だけでなく、
観光客の方々や出張でお越しの方々を各店がコンセプトを掲げて おもてなししています。
『本陣通り入口の写真』
そんなTaverna EfZin(タヴェルナ エウゼーン)のコンセプトは
『グランドメニューの無い料理店』
7席ほどの小さなお店で、ほぼ日替わりのメニューを提供しています。
飲食業を始めるまでにお世話になった農家さんや漁師さん、各種製造業の皆様のご縁もあり
地産地消・国産国消を心がけて仕入れに赴き食材を仕入れています。
おかげさまでTaverna EfZin(タヴェルナ エウゼーン)をご利用いただくお客様へ
日々美味しい料理を提供することが出来ます。
本当に感謝してもしきれません。
Taverna EfZin(タヴェルナ エウゼーン)が出来るまで
飲食業に携わって、まだ日が浅い私ですが社会人になってから4回程転職した経歴があります。
携帯キャリアショップのスタッフ
結婚式や七五三などの撮影アシスタント
車の販売・買取営業
インテリアコーディネーター
いずれの業種もお客様の満足感がものをいう仕事でしたが、企業勤めではやはり出来ることに限界があります。
それでも満足感を求めるお客様と利益を考えなければならない現場。
板挟みの日々からストレスを抱えては、
私が出来るホスピタリティと意見があう職場を求めて転職をしますが最終的にはうつ病を発症し、会社員生活に終止符を打つことになりました。
療養中にずっと考えていたのが
「私が今までに培ってきた知識で素敵な仕事が出来ないだろうか?」という事でした。
幸い、行動力は元々あったので
心身ともに落ち着いたころに、自分のやりたいこと・出来ることを考え
料理が得意で研究肌の私が輝けるであろう飲食業で仕事をすることに決めました。
思い立ったはいいものの、療養の為に自己資金が厳しかったため
初期投資が抑えられてすぐに営業出来るテナントを探し、ここ【掛川本陣通り】でスタートすることになります。
(お客様より提供・掛川本陣通り上空写真)
特別、お酒が強い訳でもなく お店を始める上で料理以外の知識はからっきしでした。
なので当初、お酒は酒屋さんのアドバイスでチョイスして
ビールに合う料理とは、日本酒ならどういった味付けの料理がいいのか
赤ワインと白ワインの特徴は何なのか、ふとした疑問があるたびに勉強しながら試作を重ねていきました。
店名のTaverna EfZin(タヴェルナ エウゼーン)とはギリシャ語由来の言葉になります。
Taverna → 大衆食堂・酒場・小規模な料理店
EfZin→善く生きる
このEfzin(エウゼーン)→善く生きるというのは 哲学者ソクラテスが説いた言葉とされています。
「ただ生きるのではなく、善く生きること」
例えば車なら
仕事に向いている車、ファミリー向けの車やレース向けの車はそれぞれ活躍できる場所が異なります。
それぞれの車に善さがあり、またメーカーもそれぞれの車に固有の役割を定めて作ります。
ただのタイヤがついた乗り物ではなく、それぞれの車に意味をもたせて初めて「善い車」になるのです。
私の店にとって、私にとって善いことは「食事」
その時々にお客様が求める料理を提供すること。
生きていくうえで必要不可欠な食事を私が担うことでお客様が善い時間を過ごせるように
そんな思いを込めてTaverna EfZin(タヴェルナ エウゼーン)というお店は出来ました。
助けてもらったお客様へ、より善いお店づくり
2024年12月
お店をオープンして、おかげさまで2年が経ちました。
オープン当初の試行錯誤の日々、お客様から教えていただいた事は数え切れません。
屋台村でより個性を磨くために、ビーフショルダーステーキとワインを売りにすることで
グランドメニューの無い店に定番のメニューも出来ました。
そうした中で、
「行きたい時にいつも入れない」
「もう少し広ければ宴会で使いたい」
こんなありがたいお言葉も頂戴しておりました。
ですが、なかなか一歩踏み出す勇気がありませんでした。
2年間、がむしゃらに取り組んできましたが
果たしてこんなに早く移転という物事を決断していいものなのか。
失敗したらどうしよう、周りに何て思われるだろう。
そんな不安の中、背中を押してくれたのもお客様でした。
背中を押してくれたお客様に応えたい。
たくさんのお客様に支えられて今日という日を迎えた今
Taverna EfZin(タヴェルナ エウゼーン)は新たな善さを求めて移転を計画しています。
場所は同じ【掛川本陣通り】ですが、現在の店舗の約2倍サイズのお店に引っ越しします。
現在の準備状況
(イメージイラスト)
(メニューブック)
現在、内外装のデザイン・設備を思案中です。
スタッフや他のお客様とワイワイ話しながら過ごしたいお客様にはカウンター席を。
ゆっくり料理を楽しみながら過ごしたい方にはソファー席をご用意しています。
お一人様でもお連れ様がいても楽しく過ごせる空間になるように
程よいパーソナルスペースを意識して作りました。
厨房設備もより多くのお客様へ料理をお届け出来るように、一部の設備を家庭用から業務用にグレードアップ。
貸切や大人数でご利用など、幅広く対応出来るようになります。
返礼品について
日頃からご来店いただける方や、遠方にお住まいの方など
なるべくお客様やご支援いただける皆様のニーズに応えられますように
・お食事券
・ワンドリンク+一品料理
・キープボトルorボトルワイン
・店舗貸切&限定コース料理
各種ご用意いたしました。
詳しくは支援のお返し(リターン)のページをご覧ください。
スケジュール
2025年
1月中旬
・移転先 工事着手
2月初旬
・クラウドファンディング募集開始
2月中旬~下旬
・移転先 工事完了
・内装・電気配線工事
・厨房設備等 搬入
・クラウドファンディング募集終了
3月上旬~中旬
・保健所営業許可申請・承認
・営業許可申請・承認
3月(日付未定)
・新店舗オープン
5月~
・リターン順次発送
最後に
ここまで長文を読んでいただきありがとうございます。
昔から、思いを書こうとすると語彙力が無いのか大変長くなってしまうのですが
どうしても、その1つの単語を入れたくて何度も書き直しています。
料理も同じです。
どうしても、その1つの食材を入れたくて何度も作り直しています。
作り直し続けたその先に、お客様が喜んでくれる日があるだろうと
期待を込めて毎日仕込みをしています。
どうか、料理作ること・食べること・しゃべることが取り柄の自分を応援していただけたら幸いです。
稚拙な文ではありますが、ご支援並びに応援、ご協力よろしくお願い申し上げます。
Taverna Efzin
オーナーシェフ 溝口幸恵
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