メッセージブックを通して「お産の希望や勇気を伝えたい」と思っている私たちですが、
手放しで、「お産は美しい!命の誕生はすばらしい!!」と、ただ、ポジティブシンキングを言いたいわけではありません。
命をかけて、いのちを産みました。
けして、キレイゴトだけじゃない。
というのは、よくよくよくよく知っています。
キラキラ女神化されたような、スマートな美しさとほほ笑みで、お産したわけじゃないんです。
むしろ、どっちかというと、妊娠中には、お産のこと、仕事のこと、旦那のこと、自分自身のこと、ネガティブな部分、弱音も本音も、時には、ぐちゃぐちゃの涙も鼻水も、さらけ出し向き合って、怖い時には怖いといい、痛い時には痛いと叫びました。
それができたのは、信頼できる人(私たちにとっては、my助産師さん)が、怖いと思っていることや不安に思っていることを、親身になって聞いてくれて、そのまま、まるごと、受け止めてもらえた。という経験があるからなんですが、
そういうこともひっくるめて、怖いんだなぁ、不安なんだなぁ、、と、出てくる自分の感情を、まるっと抱きしめてほしいなと思います。
そして、可能なら、一緒にそれができる人(My助産師さん)を見つけてほしいなとも思います。
怖いという感情が出てくるのは、ごくごく自然な、当たり前のこと。
そりゃ、だって、大事な命がかかってるんだもの!
そして、誰もが、自分自身がかわいいし、かっこよくいたいと思う。イヤな部分やネガティブな感情は見たくないと思うのは当然です。
でも、不安でいいんです
怖くて大丈夫、当たり前です
怖いからこそ、不安だからこそ、こうしようああしようって出てくることもある。
母親になったんだからとか、ちゃんとしなきゃって思わなくて、きれいに産もうとか、上手に産もうとか思わなくていい。
人生の哲学で、大事なことは、二項対立(善と悪、正と誤、A or B)の間(はざま)にあるのだそうです。
周りの人を頼って、すべてのネガティブな感情もすべて味わって、ていねいに抱きしめてあげてほしいと思います。
お産には、そうする価値があるし、
あなたには、それをする力がある。
それが【お産の希望や勇気】だという風に思っています。
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12月に入り、ご支援者が200名に達しました!残り10日を切りましたが、皆さまのご支援を励みに、走っております!!
先日、地元紙の取材も受けました!ありがたい限りです。
お会いする方々からも「ファーストゴール達成おめでとう!」とお声かけをいただく度に、感謝の気持ちでいっぱいです。
お心をお寄せくださる皆様も、いつもいつも、ありがとうございます。
毎度、この場をかりて、お礼申し上げます。