【 クラウドファンディング13日目 】
今日も多大なるご支援とご声援を頂き、本当にありがとうございました!
毎日心温まるご声援のお言葉に励まされています♡
今日の写真は、母屋の宿直室の新しい窓です!サッシ屋さんのご厚意です。
とても可愛くて、窓からの景色を観るのが楽しくなる事間違いなしです♡
本当にありがとうございます!
そして昨日の続き…『何でタイ?何のために?』
大学卒業後、東京でアルバイトをしながら少しお金を貯めてからタイのバンコクへ。知人である大先輩の住んでいたアパートと語学学校を紹介してもらって、先ずはタイ語の学校に通いました。タイの小学校で使われている教科書を、タイ人の先生とマンツーマンで読みながら学んでいきました。アパートの隣人の皆様方にはいつも気にかけて頂き、屋台でテイクアウトしたご飯を部屋で一緒に食べたり、ショッピングに一緒に出かけたり、観光やツーリングに連れて行ってくれたりと、本当に良くして頂きました。
ある日、語学学校から帰ってくると、向かいの方から呼び止められ、早くテレビを見るようにと部屋に招き入れられました。『日本が地震だよ。大変だよ!』と。
阪神淡路大震災でした。
数日後、母と電話が繋がり家族の無事を知ってホッとしました。
語学学校での勉強を終えたのち、タイ北部チェンライ県にある山岳民族の子どもたちのための寄宿寮でスタッフとして住み込み、中高生の男女学生と一緒に生活をする機会を得ました。
子どもたちは、寄宿寮から学校に通いますが、日々料理や畑仕事、家畜の世話、手工芸品作りなどを班ごとに分担して自分たちで全て行うのです。
スタッフとして行った私が手伝えることは何もなく、子どもたちは鍬一本で食べるものを、ナタ1本で住む家を作る力を持っていました。家族の一員としての山での暮らしの中で、彼らは生きていく知恵と力を身につけてきたのです。
その時、自分は日本で何を学び身につけたきたのだろうか…と毅然とした思いと共に、彼らの逞しさに本来の人間の学びの姿を見た気がしました。
と同時に、日本にもかつてはそのような学びが生活の中にあったはずであり、まだ残っているはずであること、自分もその中にいたにも関わらず、学ぼうとする大切なその視点を持っていなかった事に気づいたのでした。
結局、人は自分の視点で意識的に物事を捉えることができるかどうかで、学びの質が違うのだという、当たり前の事に気が付いたのです。
ならばもう一度日本に帰って学び直しが必要だという答えに至り、帰国を決めました。
結局、タイに日常をおいても日本であっても、『どこに住んで誰と暮らしていても、自分の視点や意識の待ちようで物事の捉え方が決まるのだ』という当たり前の答えに至ったのでした⭐︎
きっとその学びは帰国後の私の中にどっしりと根を生やしていて、そのままの自分で存在しても良いんだと思えた時に、本当の学びが始まり、それが生きていく力となっていくのだという確信に今は変わりつつあります。
…質問の答えになっているでしょうか?笑