自己紹介
このたび、「『ノルマル17歳。』を神戸で観る会」を立ち上げました。私は、神戸に住むフリーライターの長谷川祐子です。
このプロジェクトで実現したいこと
発達障害のADHD(注意欠陥多動性障害)の女子高校生の友情を描いた映画「ノルマル17歳。ーわたしたちはADHDー」の上映会を、神戸で開きます。開催費用をクラウドファンディングで募ります。
北宗羽介監督からのメッセージ
”東京や大阪・京都・横浜などで上映し好評だった本作品を、ぜひ神戸の皆様にも観ていただきたく、今回の自主上映の機会をぜひ実現したいと思っております。
本作を通して、今一度「普通とは何か」を考え、発達障害をはじめ多くの「特性」が「普通に」受け入れられる社会をめざす一助になれば幸いです。”
プロジェクト立ち上げの背景
「ノルマル17歳。」は、2023年12月に主演者の出身地愛媛で先行上映されたあと、2024年4月から本格的に映画館での上映が始まり、SNSの発達障害コミュニティで話題を呼びました。それ以来、全国各地で上映され、好評を博しています。
関西では、2024年夏に大阪と京都で上映されました。
(写真は大阪・シアターセブンでの7月7日の上映後のトークショー。さかいハッタツ友の会の石橋尋志さん、北宗羽介監督・プロデューサー、主演の西川茉莉さん、脚本家の神田凛さん)
私は7月7日、大阪・十三のシアターセブンにまで出かけて観ました。そして「まだ上映されていない神戸でも、上映会を開こう」と、私が動くことにしました。
北監督ともコンタクトを取りながら、自主上映会プロジェクトを進めています。
どんな映画?
進学校に通う真面目な女子高校生、絃(いと)と、高校を休みがちで派手なギャル、朱里(じゅり)。ともにADHDのある17歳。2人が出会い、互いの違いも認識しながら、同じような悩みや生きづらさを共有し、絆を深めていきます。
ADHDなど発達障害を描いたエンタメ作品が増えています。ですが、当事者コミュニティでは、「天才的な当事者のストーリーや、問題が解決してハッピーエンドというストーリーは、キラキラしすぎて、自らがおかれているシビアな現実とのギャップを感じてしまい、見るのが辛い」という意見を聞くことがありました。
「ノルマル17歳。」は、等身大の当事者を描いたストーリーです。ラストではハッピーエンドでもバッドエンドでもない形です。
当事者と関わる人に向けても、押しつけがましくない形で、感覚的に理解を促すストーリーです。
そんなふうに、当事者を描いたエンタメ作品が多様化するのは良いことです。
兵庫県内のADHDの当事者・家族・教育者・支援者、雇用する企業の人々には、ぜひともご来場を呼びかけていただきたいです。県外の人々にも、上映会に向けてのサポートをお願いします。報道関係者には、ぜひとも上映会を取り上げていただきたくお願います。
現在の準備状況(9月13日更新)
会場は神戸市中央区の旧居留地に建つ神戸朝日ビル地下1階にある映画館「シネ・リーブル神戸」にする予定です。市営地下鉄三宮駅や市営地下鉄海岸線旧居留地・大丸前駅や三宮・花時計前駅からそれぞれ徒歩10分以内の行きやすい場所にあります。国内外のインディペンデント系作品を上映しています。シアターはいずれも80席前後あります。
リターンについて
支援してくださった方には、上映会の入場チケットや、映画の公式グッズをお送りします。(上映会には当日券での入場も可能です)
万が一上映会当日に行けなくなったとしても、返金はいたしかねます。ご注意ください。
スケジュール
2024年8月29日 クラウドファンディング開始
2024年9月30日 クラウドファンディング終了
2024年10月上旬 リターン発送
2024年10月31日 支援総額入金
2024年11月上旬 上映映画館決定、支援者に通知
2024年12月~2025年1月 上映会
資金の使い道(9月16日更新)
映画館貸切料金:約24万2千円
上映料:約6万6千円
登壇者の飛行機代:約2万円
登壇者の宿泊代:約8千円
手数料(17%+税):約6万円
広告宣伝費:約5万円(9月13日追記)
最後にー発起人の思いー
ADHDをはじめ発達障害のある10代が成人すると、親子関係が良くないことや、生まれ育った地域に支援体制や安心して居られる場所がないと感じ、機会を求めて首都圏に出て行くことがあります。
私は幼少期、中学、高校、大学時代を神戸で過ごしました。大学生だった20歳の時に発達障害のASD(自閉症スペクトラム障害)と診断されました。その頃の私は、「ノルマル17歳。」の絃に近い感じで、勉強はできたのですが、コミュニケーションに苦手意識があり、親子関係で困難を抱えがちでした。26歳で思い切って東京に出て就職。それから13年の間、仕事、社会貢献活動、趣味を通して、経験を積みました。当事者が集まる場所(自助会、発達カフェなど)にもよく出入りしました。首都圏では支援体制や安心して居られる場所が、神戸より大きいのを実感しました。
3年前に神戸の実家に戻り、今では地元の街で、世界自閉症啓発デー記念講演会や、自主上映会を立ち上げるほどになりました。神戸にも発達障害のある人が安心して参加できるイベントが増えることで、当事者やそれを取り巻く人が生きやすい方向になっていく、と考えています。
ご支援よろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る「資金の使い道」を更新しました
2024/09/16 10:25「資金の使い道」を更新しました。映画館貸切料金:約30万円→約24万2千円上映料:約6万6千円(今回追記)登壇者の飛行機代:約2万円登壇者の宿泊代:約1万6千円→約8千円手数料(17%+税):約6万円広告宣伝費:約5万円(9月13日追記) もっと見る
新たなリターン「上映会開催に向けてのサポートプラン」を追加しました
2024/09/14 13:039月14日、新たなリターンを追加しました。1万円の支援で、「ノルマル17歳。」自主上映会を開く人へのサポートプランをリターンにします。「私の住んでいる地域でも上映会ができたらと思うけど、何から始めていいかわからない」という人のために、上映会の実現に向けて、企画立ち上げから「神戸で観る会」が伴走します。全国に理解の輪を広げましょう! もっと見る
プロジェクトページを修正しました
2024/09/13 23:35プロジェクトページを一部追加修正しました。・プロジェクトページ一番上のサブ画像に、貸切予定の会場シネ・リーブル神戸の写真3枚を追加・「どんな映画?」で、北宗羽介監督・脚本家の神田凛さんが出演したKaienYoutubeを追加・「現在の準備状況」で、貸切予定の会場シネ・リーブル神戸を写真4枚とともに紹介・「資金の使い道」に、広告宣伝費5万円(クラウドファンディング年鑑のサービス)を追加 もっと見る
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