「シゴト☆ジブン発見カード」は、子どもたちが自分の強みや興味のある仕事を見つけるためのツールです。
でも、もうすっかり大人で、今から「私に向いている職業は?」と考える年ではないスタッフNは、ふと、「私が今までに携わってきた仕事のタイプってどんなのだろう?」と思い、「やってみたい」ではなく今まで「やってみた」仕事のカードを取り出してみました。
カフェ店員、テーマパークでの販売、メーカーでの営業職、航空会社勤務、講師業、編集業、ライター業、そして事務職と、学生時代のアルバイトまでさかのぼって振り返ると、経験してきた仕事は実に多種多様。当然、タイプもバラバラかと思って裏返してみると・・・なんと半分がCタイプ(慣習的タイプ)!このタイプは、「正確性抜群、几帳面で粘り強い縁の下の力持ちタイプ」。なかでも、カード裏面の「こんなことが好き、得意」の項目には4枚中3枚に「人のお世話が好き」と書いてありました。
さらにもうひとつ目を引いたのが、8枚のカードのほとんどに、Sタイプ(社会的タイプ)が入っていること。このタイプは、「協調性が大切、優しさあふれるサポートタイプ」で、人に教えたり、人と協力したりすることが好きな傾向があるそうです。
正確性重視で几帳面。自ら先頭に立って何かをやるよりも、その人の隣に立ってサポートする方が好き。自他ともに認める私自身の性格の特徴です。
新しい仕事に就く度に、未知の世界に飛び込んでいた気でいましたが、そもそも全て自分で選んできた仕事。だからこそ、その根底には自分の潜在的な興味、関心が共通点として存在していたのだ、ということを改めて認識し、今さらながらにものすごく新鮮で、目から鱗が落ちた気分!
「シゴト☆ジブン発見カード」は子ども限定キャリア教育教材だ、と思うなかれ!このカード、なかなか奥が深い!カードを選んで、自分の興味、関心がどのようなものか、という結果を見つけるために使うのはもちろんですが、ある程度人生を重ねてきた方は、自分が選んできた結果から、自分自身を俯瞰するトップダウン方式の使い方も、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。