佐藤 真衣
埼玉浦和生まれ。早稲田大学スポーツ科学科卒業。学生時代にインターンシップでベンチャースピリッツに触れ将来の独立を決意。独立系ベンチャーキャピタルウィルキャピタルマネジメント株式会社にてライフスタイル分野の投資先発掘、投資育成を担当。担当投資先のアロマ空間演出メーカーに転職。2006年26歳にてスパプランニング会社、有限会社ホットマーク創業。
14年で120か所以上の岩盤浴、ホットヨガ施設を企画、施工工事。2016年に長年縁ある雲林院奈央子と上田浩司の3人でシェアウィングを共同代表取締役として創業。ホットでほっとできる、わくわくする場づくりが趣味でもあり、ライフワーク。
2020年6月~2022年国土交通省観光庁「城泊・寺泊による歴史的資源の活用事業(城泊・寺泊専門家派遣)」寺泊専門家に就任
お寺での体験、滞在を通じたサービスブランド「OTERA STAY」事業を展開するシェアウィングの代表を務めています。大場住職とこの宿坊事業については、令和5年度観光庁が実施する『訪日外国人旅行者周遊促進事業費補助金(歴史的資源を活用した観光まちづくり推進事業)』で宿坊立ち上げの支援を寺泊専門家のとしてお手伝いが始まりました。
この観光庁の公募では全国で11の城やお寺が採択され、大慶寺は『天然記念物「久遠の松」とお寺カフェを旅の安らぎ拠点に。東海道宿場町復活構想』というテーマで観光庁から支援事業として選ばれました。
この観光庁の事業から新築の宿泊施設建設に向けて、具体的な事業コンセプトなどを検討の上、事業計画書の作成が始まり、次年度には見事、観光庁の補助金事業としても採択され、国が注目し、応援するプロジェクトとして進んでいます。
全国数多くのお寺や宿坊を見ている宿坊の専門家からみて、大慶寺の取り組みが注目されている点、他と異なる部分は、ずばり大場住職だと思います。地方創生事業を藤枝市密着で行っている住職による自坊を基軸にした地域活性化事業構想は絵空事でなく、地域振興のリーダーとして住職がすでに活動をしており、いくつもの空き家再生事例が実現化している点や町に素晴らしい仲間がいる点が非常に先進的だと認められました。
お寺の遊休スペースに新築で 1 日 1 組の宿坊を新築する本計画は、大まかな計画とスケジュール構想は住職の中であるので、具体的な事業計画をつくることや実際の運用を想定し、より現実的な計画に落とすことを現在も進めています。
藤枝は現在観光客は少ないものの地元住民に愛されている地域であるが、ここに付加価値の高い宿坊が加わることで、着地型観光としてより発展していくことが期待されます。
宿場町復活をビジョンとする住職の壮大な夢、本プロジェクトを地域内外の力をお借りし、実現することを私も陰ながらお手伝いしております。ぜひみなさんも応援してくださるとうれしいです!(^^)