2024/12/19 14:24
こんにちは!就労継続支援B型事業所 革工房torogiです!
本日も大阪で超真剣にものづくり!
前回、製作工程の中で一番最初に行う型紙製作を取り組み、実際の製品の形に近い「元型」が出来ました!ここから元型よりもサイズが大きい「生地型」を作り、材料取りまでやろうと思います。
「生地型」は縫いしろとなる部分6mmと袋の口の折り込み分の10mmを加えた型紙を言い、切った端から糸がほつれないようにする為と、実際に欲しい大きさのものを作るために必要となります。
今回は丸型ヘリ定規を使い、元型から周りに沿って鉛筆で書き、線の上を切る方法であります。これが意外に難しい。線があっちこっちにいって綺麗に線が書けず見た目汚くなったり、角はカーブになるので、後で上から直線を書く必要があります。しかし、こちらのほうが工程が減りますし、元型と同じ作り方の場合、カッターの正確性を求められるので、丸型ヘリ定規を使う方が楽です。
生地型が完成すればいよいよ型紙に合わせて切っていきます。今回は布を切っていきますが、注意すべきところが、ミシンの針はすでにある隙間に入り込みやすく、その影響で糸が真っすぐにならずにガタガタに見えてしまいます。そうならないように、材料取りのタイミングで布を構成している糸に気に掛けて切る必要があります。
今回の作業を通して筆者は、ヘリ定規を使うメリットを理解できて、切った布も上手く出来たのではないかと思います!次回はついにミシンで縫い、完成まで行こうと思います!