今回、制作中の「市川の梨」ご当地カードゲーム第3弾『Pear Picking』は、「梨狩り」をテーマにした心理戦ゲームです。なぜこのテーマを選んだのか?その理由を、少し個人的な話も交えてお話ししたいと思います。
幼い頃の「ご褒美」体験と梨狩りの出会い
家族を持ち、子どもたちと「今日はどこに行こう?」と考える中で、ちょうど梨の時期に「梨狩り」の看板が目に留まりました。イチゴ狩りはよく行っていたのですが、梨狩りは初めて。軽い気持ちで立ち寄ってみたんです。
そこで何より嬉しかったのが、最後に狩り獲った梨を買う時、「おまけで梨を2、3個追加でもらえた」ことでした。
この瞬間、私の脳裏に蘇ったのは、子どもの頃の記憶です。床屋さんで髪を切った後、ご褒美にお菓子を1個もらう。あの時の、ちょっとしたサプライズと「特別感」。大人になった今でも鮮明に覚えている、あの温かい体験が、梨のおまけと重なったんです。
「これだ!」と思いました。 この「おまけ」というささやかな行為が、子どもたちにとってもきっと良い記憶のスイッチになるに違いない。そう確信したのが、梨狩りという体験に深く興味を持った一つのきっかけです。
「梨狩り」を市川の豊かな「伝統イベント」へ
もう一つの大きな理由は、「市川の名産は梨」という揺るぎない事実と、そこに住む人々への想いです。
毎年、夏から秋にかけて梨の季節が来ます。私は、子どもたちとの思い出作りのため、動物園や水族館に行くように、「梨狩り」もまた、年に一度必ず行く「恒例行事」として決めています。
市川市民や千葉県民にとって、こんなに身近に「梨」という豊かな恵みがある。であるならば、梨狩りも単なる「たまに行くイベント」ではなく、「毎年楽しみにする、市川の立派な伝統イベント」として定着したら、もっと人々の生活が豊かになるのではないか?そう強く感じました。
遊びを通じて、梨とまちを愛する心を育む
自分の原体験と、市川のまちへの愛着。 この二つの想いが重なり、「梨狩り」をテーマにしたゲームを作ろうと決意しました。
『Pear Picking』を通じて、プレイヤーの皆さんが梨狩りの楽しさや、おまけをもらうようなちょっとしたサプライズを感じてくれたら嬉しいです。そして、ゲームをきっかけに、実際に梨園に足を運んだり、一年中「市川の梨」を身近に感じたりしてくれる人が一人でも増えることを願っています。
これは、ただのゲームではありません。 市川の梨が持つ温かさ、そして地域で生きる豊かさを次世代に繋ぐための、私たちなりの挑戦です。
次回は【ゲームルール】についてお話しします。




