みなさま、はじめまして!この度は、私たちのプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
北海道 上砂川町でジャム工房を営む「月見原工房」の鈴木美生と申します。
2021年より上砂川町で小果樹の栽培を始め、収穫したブルーベリー・ラズベリーを使用して、添加物を最大限に抑えた昔ながらのジャムづくりをしております。将来的には焼き菓子なども製造・販売していく予定です。
■目的
【古民家を食品加工施設にリノベーションし、その施設でジャム製造をしたい】
2021年から栽培を始め3年目を迎えた2024年、努力が実り無事に果実の収穫ができるようになりました。
収穫量が少ない現在は、年に2~3回程度のジャム製造ですが、来年よりブルーベリーの収穫量が大幅に増える見込みで、それに伴いジャムの製造回数も増える予定です。
今年度までは、上砂川町民センターの調理施設をお借りして製造を行っていますが、収穫量が増える来年からは自身の加工施設でジャム製造をするべく、古民家を加工施設にリノベーションしようと進めています。
■資金用途
リノベーションについては、家族や友人の力を借りながら全てセルフビルドで進める予定です。
ご支援いただいた資金は、業務厨房機器(¥400,000)の購入費用に充てさせていただきます。
リノベーション費用:約¥1,250,000
※内訳は以下画像の通りです。
(※1)廃材について
現在、古民家に残っている家具、家電は全て廃棄します。また、屋根裏清掃にて、かなりの量の生活雑貨が出てきたので、それらも全て処理します。
天井など一部腐食・破損している部分は全て解体し修復するため、木の廃材も多く出る予定です。
(※2)水道工事について
食品製造に関する許可を取るために、複数の蛇口が必要となり、それに伴う水道工事も必要です。
そのため、加工施設とは別に事務所にも簡易的なキッチンの設置を考えています。
事務所を予定している場所は、元々リビングで水道設備がないため、工事が必要になります。
■スケジュール
古民家のリノベーションについては、以下を目途に進めていく予定です。
加工施設を優先しつつ余裕が出来たときに事務所の作業を進めていく形になります。家族や友人、それぞれの休日を利用しての作業になるため、期間は長めに設定しております。
返礼品は、以下の4つを考えております。2025年1月初旬より順次発送していきます。
是非ご協力をお願いいたします。
【A:月見原工房からお礼メッセージ】
月見原工房のオリジナルポストカードに、月見原工房からお礼のメッセージを添えてお届けします。
【B:ジャム2点+月見原工房から感謝メッセージ】
「ブリーベリージャム」「野いちごジャム」の2種セットに、月見原工房からお礼のメッセージを添えてお届けします。
【C:ジャム2点+焼き菓子+月見原工房から感謝メッセージ】
「ブリーベリージャム」「野いちごジャム」の2種セット&月見原工房のオリジナル焼き菓子に、月見原工房からお礼のメッセージを添えてお届けします。
【D:ジャム4点+焼き菓子+月見原工房から感謝メッセージ】
「ブリーベリージャム」「野いちごジャム」の各2点セット&月見原工房のオリジナル焼き菓子に、月見原工房からお礼のメッセージを添えてお届けします。
※焼き菓子について
ジャムクッキー:野いちご・ブルーベリーの各2枚入り(計4枚)
~さっぱりしたジャムとクッキーの甘味が絶妙なバランス~
月見原工房のジャムを使用したクッキーです。ジャムの酸味が崛起の甘さとマッチして甘いものが苦手な方でも食べやすい味になっています。試作品で作ったクッキーは家族に大人気でした!^^
ブルーベリーのパウンドケーキ:2個入り
~ごろっとブルーベリーが丸ごと入った贅沢パウンドケーキ~
幼いころに母がよく作ってくれたブルーベリーのパウンドケーキを再現したものです。甘さ控えめ、しっとりとしたなめらかな口当たりです。
(※2024年度は、ラズベリーの収穫量が見込めないため、パウンドケーキに使用する果実はブルーベリーのみとなります。)
■上砂川町について
わたしたちが活動する上砂川町は、人口約2,600人、広大な北海道でいちばん面積の小さな町です。
かつては「炭鉱の町」として栄えた上砂川町ですが、昭和63年の閉山以降、人口は減少し続けています。
また、北海道内では珍しい農業や酪農などの「一次産業が無い町」でもあります。
■母の想い、思い出の場所
月見原工房は、そんな上砂川町で生まれ育った母の「地元 上砂川町を元気にしたい」という想いから生まれました。
小果樹を育てている畑は、むかし母が住んでいた炭鉱住宅の跡地で、母の思い出の場所です。
ブランド名にある「月見原」という言葉は、かつてそこにあった「月見原入口」というバス停の名称から取っており、その名前が大好きだった母が名付けました。
バス停は、人々が集まる道端の集合場所。
上砂川町にとって、町へ観光へ来てくれる方にとって、そんな存在になれたらという思いで小果樹の栽培・ジャム作りに励んでおります。
■小果樹園の軌跡
上砂川町での小果樹の栽培は、簡単な道ではありませんでした。
2021年春、まだ農園になる前の敷地は砂利だらけの荒れ地で、「こんな場所で作物が育つの?」と沢山言われました。
正直、自分たちも半信半疑でのスタートでした。
[2021年 春]
スモールスタートの事業。土地を耕す作業は家族6人で協力し、人力で行いました。広さ400㎡の敷地には大量の砂利が埋まっており、耕すのにとても苦労しました。
敷地全面を耕すことは諦め、2mほどの間隔で果実の苗を移植する部分だけを耕していきました。また、耕す作業と並行して20m四方の囲いを設置しました。
[~2023年]
無事に囲いが完成、ブルーベリーの苗も移植し終え順調かと思った矢先、害獣被害に悩まされました。
囲いは鹿に壊され、そこから熊・鹿・キツネなどが畑に侵入し、移植したブルーベリーの木は実も葉も全部食べられて枝だけになってしまいました。
[2023年 夏]
町の協力で畑が進化しました。砂利が大量に埋まっている土地だったためか、畑の水はけが悪かったため、畑の周辺をぐるっと掘削、敷地内に水道も設置しました。
[2023年 秋]
上砂川町では、ほとんど収穫できなかった果実ですが、家庭菜園で収穫したブルーベリー・ラズベリーも使用して2023年9月に初めてジャムづくりを行いました。
町の駅「ふらっと」で行われたマルシェと「上砂川岳温泉パンケの湯」に出品し、約300本作ったジャムは年内に全て完売しました。
購入していただいた皆さま、本当にありがとうございます。
[2024年現在]
2021年のスタートから害獣被害に悩まされた2年でしたが、被害を受けにくい囲いを見つけ、無事に果実が育っています。
また、上砂川町役場の協力で畑の入口を整地していただきました。
駐車もしやすくなり、農作業も大変はかどっております。役場のみなさま、本当にありがとうございます。
2024年9月現在、雑草が果実の成長を妨げないよう、月に1~2回のペースで小果樹園の草刈りをしつつ、今回のクラウドファンディングの目的である古民家リノベーションの準備も進めております。
リノベーション作業は、不要家具・家電の搬出作業に取り掛かっています。
完成までは、まだまだ長い道のりですが、家族や友人の力を借りて少しずつ、進めていく予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
母の想いに感化され始めたジャム工房ですが、家族をはじめ沢山の方の支えがありここまでの形にしてこれたと感じております。
昨年から参加しているマルシェでも、町おこし協力隊の皆さま、町の皆さまに暖かく受け入れていただき本当に感謝しております。
月見原工房のジャムは、私が幼いころに家庭菜園で採れた果実で母が作ってくれたジャムを思い出す懐かしく思い出深い味で、老若男女問わずお楽しみいただけると自信を持ってみなさまにお届けしております。
母の地元。そして私たち姉弟が祖母と過ごした思い出の場所、上砂川町。
そんな町が、ずっと元気で、そこにいてほしい。
小さな力ですが、今より少しでも上砂川町が明るく、楽しい町になるために。
これからも、わたしたち月見原工房が出来ることをしていけたら、と思っております。
みんなに愛されるジャムをつくり、いつもの食卓に、ほんのちょっとの幸せを。
おいしい上砂川を、たくさんの人へ届けられるよう、これからも精進してまいります。
ご支援どうぞよろしくお願いいたします。
月見原工房 代表 鈴木美生
コメント
もっと見る