●写真は能登のお土産です
オーナー代理・番匠です。いつもご支援をありがとうございます。
12日(土)の午後より、福島を車で出発して石川県に向かいました。
石川県訪問の目的は、親せき宅のある白山市に行くことでしたが、13日(日)の朝、宿泊先の金沢市より、奥能登を目指して出発。
のと里山街道を通り、まずは輪島市門前町へ。
門前町を目指したのは、ニュースで仮設商店街ができた情報を得たからです。せっかく石川県に行くので、能登で少しでも買い物をしたいと思い、曹洞宗の大本山、總持寺祖院を参拝しながら仮設のお店に伺いました。
●門前町庁舎の駐車場です。
●總持寺祖院、入口の門です。奥能登の被害状況、復興復旧の状況は、やはり実際に目にすると息を飲むものがあります。
震災から9か月以上が経過し、その間に大雨災害もありました。
損壊した家屋、解体中の建物、道路の陥没などを目にして、この土地に住んでいらっしゃるみなさんの心境をいろいろと考えさせられました。
總持寺祖院はとても立派なお寺で、そこでも被害の大きさを目の当たりにしました。
途中、お店や道端で出会った何人かの方と、お話しさせていただきました。
震災、水害の壮絶なお話をされながらも笑顔で話してくださったり
2011年の東日本大震災の時のことを気遣ってくださったり
優しいみなさんの笑顔に励まされてきました。
夕方には白山市に行く必要があたっため、帰路につきながら、羽咋市の氣多大社にも足を延ばしました。
羽咋市にも、ところどころ被害の跡は残っていますが、現在は日常が取り戻されてきている印象で、連休のためか、氣多大社はにぎわっていました。
●氣多大社。暑いくらいのお天気でした。
その後、羽咋市の、御菓子司 たにぐち(谷口製菓)さんで
念願の「おだまき」を購入!
●おだまきは、3年生Kさんの作品のモチーフになっています。
鎌倉時代から、麻糸の生産が盛んで集散地として栄えた宝達群志雄町の名物として愛される、伝統の和菓子。
縁起ものであるとも伺ったので、デザ科3年生の美大合格祈願の意味も込めて、購入させていただきました。
能登から白山市に向かい、夕暮れの海岸で波と風を味わってから、親せき宅へ。
●白山市美川の海岸(遊泳はできません)
番匠は学生時代から10数年、石川県に住んでおりましたので、奥能登には何度か行ったことがあります。
今回、日本海の空気や色、匂いなど、太平洋とは違う良さを、久々に体感できて心地よかったと同時に、今も昔も、大自然と付き合う際の教訓を忘れてはいけない、と思わされる時間となりました。
石川県は良いところです。