手捺染との出会いをお話させて頂いてます↑
手捺染とは、コロナ前に勤めていた会社、お上品なミセスブランドでデザイナーをしていた時に出会いました。
毎シーズン数柄使わせて頂いてました。
今もお世話になってるこの生地屋さん(globeさん)インポートの図案も使用していたり、当時担当だった男性がインポートの古着好きだったせいか、提案頂く柄がダイナミックな大柄が多く、エレガンス系ミセスは、「かわいい小花柄」のような、小柄が好まれるので最初は、「柄がデカイ!」と、文句言ってました
けど結局はこのダイナミックな柄と手捺染の技術と色の深みに、どんどんハマる事となります!
オリジナルカラーで作らせて頂けるのですが、
写真のペーズリー柄は、確か10色位で組まれた柄……配色考えるのも大変でしたが、染める職人さんはもっと大変だったと(>_<)
指示の色を再現し、管理できるのもすごい!
そんな芸術的な生地なのに、ミセスアパレルが不況な為、職人さんは減少傾向……
そもそも、なんでミセスだけなん?(柄もミセス向けが多い)
私には、インポートブランドに見える!
という思いから、いつかブランド化したいなと思っていました。
まさか、自分が個人で立ち上げるとは、
この時は思ってもいませんでしたけど!
ちなみに、今アイコンにも使用している柄は(4枚目写真)当時の担当が、一押しで持ってきた柄で、私も感激した柄なのですが、企画ミーティングで落とされ、商品化できず悔しい思いをした柄です。
でも、その時採用されなかったので、今、商品化できて、アイコンにして、バンクーバーで世界にも発信できるので、結果的に良かった!
なんかドラマティックやしね!
手捺染商品には、色だしから時間かけて企画してました。
色だしに、ほぼ1日かけてました。
多岐の仕事をこなす企業デザイナーには、あるまじき事です!(多岐の仕事があるので、とっとと仕事を進めないといけない)
でも、そんな想いが伝わるのか、受注も売れ行きも良かったかと思います(^ー^)
そしてコロナが発生!
大打撃を受けた会社は、デザイナーの契約維持が困難になり、私は契約解除となります……
そしてここから、怒涛のストーリーが始まります!