下関から、タイとミャンマーの国境の街メーソートのNBLCまで、海上輸送コンテナとトラックを乗り継いで、はるばる4500kmの旅を経て、1200個のランドセルはNBLCに到着しました。
ランドセルは、一旦、NBLCの敷地の近くにある倉庫に、保管されることになりました。
12月16日は、学校は休みですが、寄宿している先生と生徒たち約50名が、トラックの荷下ろしを手伝ってくれました。リレー方式で、長い列を組み、1つ1つ、1200個のランドセルを手渡して移動させて、倉庫に綺麗に保管しました。
NBLCでは、ランドセルを持っている生徒は誰もいないので、みんな、初めて見るランドセルに興味津々でした。リレーをしながら、ランドセルの色や形、素材を見ながら、笑顔で運んでくれました。
多くの子供たち、先生たちが、感謝してくれたようで、何度も何度も、Thank You と言って頂きました。
ランドセルたちは、しばらくここで休憩してから、12月のセレモニーと学園祭の日に、生徒たちに手渡されます。
まずは、無事に到着したことで、とても安心しました。
トラックでランドセルを運んでくれたシニアのとても仲の良いご夫婦は、ランドセルを見て孫にあげたいと言ったので選んで頂いて2つお譲りしました。とても喜んでくれて、孫に渡したら、写真を送ると言ってくれました。奥さんは、この日足を怪我していたのですが、「来てよかった!」と言って、大事そうにランドセルを抱えて、トラックで戻っていかれたのが、とても印象的でした。
この後、学園祭に向けて、ピアニカを教えたり、野球や卓球などのスポーツ用品を渡したりしましたので、その様子はまた、別のレポートでお届け胃足ます。
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