2025/02/03 14:57
いわゆるクラフトフェアと呼ばれるイベントに出掛ける事が多々あります。
自身の作品であるバッグや小物と共に、ランドセルも展示して説明や販売を行います。
会期中、本当に多くのお客様や出展者さんとの出会いがある訳ですが、ごくまれにランドセル業界の方と出会う事もあるんです。
現役で携わっている方もいれば、引退した人もいますが、そんな関係者の反応はだいたいこんな感じだ。
展示されているランドセルをあらゆる角度からじっくり眺め、やがて手に取ると更に舐め回すようにそれを観察します。
そして、キャプションに書かれた「手作りランドセルキット」の文字を確かめるようにこう訊いてきます。
「これは、ランドセルのキットなんですか?」と。
私が「はい、そうなんですよ」と答えると、次の言葉はだいたい
「やばいですね」となるのだ。
そこから、実は私ランドセルを作ってまして。。。とか、裁断やってました。。。とか、業界に勤務してます。。。とか、ランドセルのマニアックな話に花が咲く訳です。
プロの目から見たこのランドセル、実は驚く程評価が高く (数人ですが^^;)、特に設計力と完成度の高さに、関心を示してくれます。
同僚を翌日連れて来たり、元同僚にやばいランドセル見つけたと連絡しときます。と言い残す方がいるのも事実。
手前味噌のお話しではありましたが、ランドセル業界に携わっている方ほど、このランドセルは奇妙に見えるようです。