▼はじめにご挨拶
みなさん初めまして。
株式会社ネスパの安 光太郎と、株式会社フジマニパブリッシングの三浦 悠介です。
今回、この湘南在住の二人が、大船で初のコワーキングスペースづくりに挑みます。
▼これまでの活動
元をたどれば4年前。
「大船ビアフェスティバル」というイベントをこの二人で作り上げたのが、大船との大きな関わりの始まりでした。
地域に根ざした企画会社として、大船観音寺を舞台にイベントを立ち上げたフジマニパブリッシングと、不動産に特化した広告代理店として協賛を取り付けたネスパ。この二社と、安と三浦という二者の組み合わせで、その後も多くの地域密着型イベントや企画に関わってきました。
湘南&鎌倉エリアで、数々の地域密着型イベントに携わってきた私たちは、このエリアの方々が持つ力、個々のパワーを身近に実感してまいりました。そのパワーが「集結する場」があれば、もっと地域は輝きを放つ!
そしてできれば!大船ビアフェスティバルを復活させたい。。。
そんなことを考え、打ち合わせを重ね、そして今回ようやくみなさまにお披露目をできる段階にまでやってきました。それが、コワーキングスペース「NEKTON OFUNA」です。
「コワーキングスペースってなに?」という方もいらっしゃると思います。まずコワーキングスペースの解説をしますと、「コワーキング」とは、事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルのことを指します。そして、そのコワーキングをする方が「コワーカー」。そのコワーカーが集う場所が、「コワーキングスペース」です。
これまで、地方都市のコワーキングスペースの主な利用対象は自宅を仕事場所としているフリーランサーでした。しかし現在では「働き方改革」の旗印の下、【大手企業がリモートワークを取り入れ、コワーキングスペースを上手に活用する企業とビジネスパーソンが増えています】。場所を共有するということをきっかけに、フリーランスと会社員とが連携・協業する展開も始まり、いままさに仕事のあり方自体が大きく変わりつつある時期と言えます。さらに、コワーキングスペースは副業解禁の流れを受け、女性や週末起業家の拠点という側面も担います。
そんな大きな流れに沿って、ここ湘南エリアでも2015年に藤沢駅前南口にコワーキングスペース「NEKTON FUJISAWA」が誕生。続く、2016年には茅ヶ崎駅前に「チガラボ」。2017年9月には藤沢駅前北口にコワーキングスペース「NEKTON KITAGUCHI」。同年10月には逗子駅前に「Coworkers' kitchen」と、まさにその需要を表すかのように、次々とオープンが続いています。
そしてこの度、湘南エリアと鎌倉・逗子エリア、そして都心への「起点」となる場所に、コワーキングスペースを誕生させたいと選んだ場所が「大船」駅前でした。
大船駅は、東海道線、横須賀線、根岸線、横浜線が乗り入れ、湘南モノレールが走るハブ駅。乗降客数約25万人で、これはJR東日本の駅別乗車人員ベスト100の中だけで比較すると、上野駅や高田馬場駅よりも上位になります!
また鎌倉の玄関口として、鎌倉女子大学への通学や、湘南モノレール沿いの工場など、多くの方が暮らす日常の駅として広く使われています。
観光地としての要所、都内に向けての要所、湘南という文化の要所。
今回、そんな大船駅に初の「コワーキングスペース」の立ち上げプロジェクトが始動しました。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
株式会社ネスパの安 光太郎と、株式会社フジマニパブリッシングの三浦 悠介の二者が、この街にコワーキングスペースを作ろうと思い立ったきっかけは、主に3つ。
1つは、この街に今存在しない機能だということです。
駅前のカフェやファストフードのお店の一部が、「電源」や「WiFiの提供」という部分部分だけはその役を担っている状況ではありますが、必要とされるプリンタや文房具などのこまごまとした備品に加え、「集中できる空気」という目に見えない価値、そして郵便物が届く拠点住所という、物事を始めるときに必要不可欠な要素を提供できる場所として、コワーキングスペースがこの街には需要があり、現状では欠けていると感じました。
2つめは、この街で生まれているさまざまなイベントや、お祭り、それらの事務局的な機能が集約され、ポストやコピー機やインターネット環境を共有するというところで金銭的な圧縮が生まれるだろうということでした。さらにそこに協力を希望する「協力者」や、資金を提供する「協賛者」を株式会社ネスパのネットワークで紐付けすることで、よりダイナミックなイベント運営ができるようになるということも視野にあります。
3つめは、面白いことをやっている「仕掛人」同士の顔が見え、相互認識と情報交流が生まれるような具体的な「場づくり」ができると、そこからは第二第三の「仕掛人」が生まれるだろうという手応えと、面白さを感じたからでした。鎌倉女子大学などの若手に加え、この街を生活の拠点として暮らすフリーランスや会社員などの違った属性値の方々が思い思いに集う場ができれば、そこから思わぬ相乗効果が生まれることが期待できます。
そのための場づくりとしてのコワーキングスペース。
その素地は、三浦が運営者として2015年にお隣の藤沢市で立ち上げた「NEKTON FUJISAWA」そして2017年に2号店としてオープンした「NEKTON KITAGUCHI」の二つのお店がその効果を実証しています。
今回、その二つのコワーキングスペースの学びと蓄積を携え、満を持してNEKTON OFUNAという屋号でコワーキングスペースの立ち上げプロジェクトが2018年より動き始め、このたび具体的な内容が固まり、立ち上げに向かってみなさんにお伝えをできる段階に相成りました。
しかし、そこでぶち当たったのが実際に利用を考える皆様からの信託でした。
▼資金の使い道
「おもしろいことが始まる場」そして「集中して時間を過ごせる場」この2つの要素を持つ場が、本当に大船に欲しいかどうか。クラウドファンディングという場を借りて、みなさまに投げかけをし、立ち上げの資金提供という形で最後の確認をしたいと考えています。
皆様からお預かりした資金は全て、このコワーキングスペースの設営にかかる費用にさせていただきます。
▼リターンについて
といった経緯でみなさまに資金提供をお願いさせていただきます。
なので、奇をてらったようなやり方は本分ではないと考え、あまり面白くはないのですが、ここを実際に利用する方の利便になるような、お得なチケットや利用権といった形でリターン品をお戻しさせていただきます!
記念品として、Tシャツ(TシャツのサイズはS・M・L・XLよりお選び下さい!)と、マグカップ、木の香りでリラックスできてアイディアを生み出せる「ヒラメキのタマゴ(株式会社ネスパ提供)」もお渡しをさせていただきます。
▼このプロジェクトで実現したいこと
今回立ち上げるコワーキングスペースの特徴は3つ。
ひとつは、湘南エリア初のバリアフリーなコワーキングスペースを作りたいということ。
駅前にあるのが必須条件とも言われるコワーキングスペースにおいて、空中階にオープンすることはある意味仕方のないことなのですが、車椅子や足の不自由な方の居場所として、エレベーターにたどり着くまでの段差や、そもそもエレベーターがないこと、さらに動線スペースが狭いことなど問題点が多々ありました。
今回、そういった方も安心して出入りのできる「バリアフリーなコワーキングスペース」を目指します。
次に、三浦がNEKTONを二店舗立ち上げ〜運営までを行うにあたって蓄積することのできたノウハウを全て注ぎ込むということ。
機能面では、
・コワーキングスペース利用者以外の一般の方にも方にも貸し出しできる会議室機能
・集中して作業のできる静かなエリア
・住所利用できる機能と、貸し出しポストの提供
・自転車や車でのアクセスも可能なように、提携駐輪場&駐車場の用意
・書類や荷物をある程度置いておける固定席
・10円から利用可能なA3対応のスキャナー&コピー機
・飲食物の持ち込み自由な機能と、お湯とお水の無料提供
・さらにちょっとした荷物を保管しておける占有ロッカー
以上のような機能を充実させ、ハード面でも長時間作業に耐えられるようにイスにはこだわり、ソフト面ではインターネット回線はWiFi(無線通信)でも400Mbpsをベンチマークできるような超高速回線の導入を予定しています。
最後にこだわりたいのが、起業家の支援と、地域との連携。
起業家支援の側面では、大船を本拠にする士業ネットワークと連携するとともに、定期的な交流イベントの実施をおこないます。
さらには地域イベント団体さまへの場所提供に加え、学生さんからの「やりたい!」という気持ちを応援するための学割制度の導入や、学生ボランティアへの場所提供なども予定。
あくまで「オトナ」な場所であることを理解してくれる、気概のある学生さんを巻き込み、多くのイベントを行っている大船の地場のネットワークとの接点にできればと考えています。
出入りする方にとって、様々な「キテン(基点、起点、輝点、機転)」となるような場所を目指します。
▼最後に
今回作るコワーキングスペースの特徴。おわかりいただけたでしょうか?
このプロジェクトは、大船の街に根付き、大船の街の人々が集い、大船で何か新しいことを始められる場所を作ります。
鎌倉でもない、横浜でもない、藤沢でもない、そんな大船の場所が持つエネルギーは、この街を中心に少しずつ近くの世界と、遠くの未来を変えて行くことができるはずです。
大船から始まる。大船から始める。
もっと若い人たちが輝ける!
もっと女性が輝ける!
もっとシニア世代が輝ける!
そんなコワーキングを誕生させたい!
気合いは十分。準備も万端です。
さらに、付け加えるポイントとして、
藤沢の2つと既存NEKTONとの会員とも連携をいたします!
(詳細は活動報告でお知らせします)
みなさん、大船(おおぶね)に乗ったつもりでいてください!(なんちゃって)
最新の活動報告
もっと見るパトロンの皆様へ 特別内覧会開催のご案内
2018/09/08 09:18パトロンの皆様へ 特別内覧会開催のご案内 この度は、クラウドファンディングCAMPFIREにてご支援いただきまして有難うございました! 皆様からのあたたかいご支援により、2018年9月13日(木)にNEKTON大船をプレオープンさせることとなりました。 室内はまだ一部手直し中で装飾などは整っておりませんが、コワーキングスペースの雰囲気や、2つの会議室のご利用イメージは持っていただけると思います。 *** ご来場いただきましたご支援者様には、クラウドファンディングのリターン品をお贈りしたいと思います。(ご来場いただけない方へは郵送にてリターン品をお送りいたしますので、下記の連絡先までお問い合わせください) *** 今回ご支援いただいた方を中心に、関係者のみに建物を公開いたしますので、是非この機械に室内をご覧いただけましたら幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 【 特 別 内 覧 会 】 日時:2018年9月13日(木)〜30日(日)場所:神奈川県鎌倉市大船1-12-10 湘南第5ビル4F NEKTON大船電話:0467-53-8100担当:安 光太郎メール:k.yasu@nespa-ad.co.jp もっと見る
おかげさまでファンディング、終了いたしました!
2018/08/06 09:25クラウドファウンディング「CAMPFIRE」でご支援いただきました皆様、応援メッセージをお送りいただきました皆様、本当に有難うございました。皆様からの貴重な資金を有効活用させていただき、利用者の方々から使いやすいと評価される空間にしていきたいと思います。これからオープンに向けて着々と準備を進めてまいります。 今後の進捗状況も、CAMPFIREの「活動報告」にてお知らせいたします。まさに「これから」のNEKTON大船を、これから末長く宜しくお願いいたします! 株式会社ネスパ安 光太郎 もっと見る
ついに最後の一日となりました。
2018/07/30 18:39ついに最後の一日となりました。 *** もともと「NEKTON」は、レストランやカフェなどの、遊休スペースをスマートフォンで共有してシェアしようというシステムの構想としてスタートしました。 2011年の震災の経験を経て生まれたアイディアが、2014年4月に具体的な企画イメージとなって具体化し、それが最終的に「NEKTON FUJISAWA」という場となってこの世に生まれ落ちたのが、2015年6月のこと。 そして2018年9月、NEKTON FUJISAWA、NEKTON KITAGUCHIに続き、3店舗目の出店となるNEKTON OFUNAが誕生する予定です。この展開には自分自身が驚いているし、ただこれが時流であり、求められていることなのだと感じます。 ひとつの街にひとつの活動拠点=コワーキングスペースがあると良い。その思いは企画の当初から変わりません。今回の舞台となる「大船」という街は、この湘南エリアでもまだ多くのポテンシャルを秘めた、稀有な街だと思います。 おもしろい街で自然発生的に生まれる、人の動き。それはまるで生き物のようにうねり、形を変え、ときにイベントや、事業として昇華されていく。そのために必要なのが、やはり『場』なのだと感じています。 2015年にNEKTONという『場』を用意して、3年間で生まれた多くのポジティブな効果・結果。 ここでの出会いや体験・経験を通して、 川崎と大船と茅ヶ崎と湘南台に、素晴らしい飲食店が生まれました。湘南台に、コワーキングスペースが生まれました。新しいデザインが、映像が、音楽が、新しい本が生まれました。創業した一般社団法人が多くの主婦に雇用を生み出し、大学受験に成功した高校生がいて、目標だった資格を取得する人が出て、ポートランドから来たアメリカ人夫妻が日本でのミッションを良い形で終えることができて、そしてついに、結婚をする男女まで。 おおげさかもしれないけれど、『場』を作ることで、世界にちょっとだけ、違いをつくることができたのだと考えています。そしてそれは、とても光栄なことだとも。 そんな『場』が、大船に生まれる時が近づいています。そのワクワクする瞬間に立ち会い、そしてできればあなたに、その当事者に。生みの親の一人になってほしいと思う。 新たなNEKTONの誕生に、ぜひあなたの力を貸してください。 https://camp-fire.jp/projects/view/79566 もっと見る
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