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PTYGRACE OUTDOOR GEARです。
今日は【FIRE壱ONEは何故このボディの形になったのか】をお話しします。
作り手として難しい問題。それは
デザインが先か強度が先か?
デザインを優先して後から強度を足して行く方法もありますがFIRE壱ONEは強いボディを再優先に考えました。
それは試作の段階で「剛性の弱いボディはそれを支える脚すらも弱くなる」という問題が発覚していたからです。
本体が歪んでしまえば、そこにくっついている脚にも歪みが生じガタガタで安定感が無くなってしまいます。
では、軽く強度のある本体をどう作るか。これが薪ストーブ開発で一番悩まされたことです。
毎日開発陣でアイデアを出し合いながら繰り返し対策がねられました。
改善点は本体のステンレス材を0.6ミリ厚から強度と耐熱に余裕がある0.8ミリ厚に変更したこと。そして角を折り込み、強度をさらに上げ、果ては二時燃焼室の隔壁も本体強度の役目を果たす設計にしました。
そうして生み出されたのが総重量8.5キロの軽量な六角形ボディなのです。
商品を手に取り開発陣の想いを感じとっていただけたら嬉しいです。