
精神障がいスポーツと就労の密接な関係
大会2日目の夜は、会場を「ホテル アゴーラリージェンシー堺」に移して「精神障がい者スポーツと自立・就労」をテーマにシンポジウムが行われました。
座長に精神科臨床医の征矢敦至(そやあつし)氏を迎え、4名のシンポジストと共に障害者スポーツと就労についての意見を交わしました。
当事者の経験談として、YARIMASSE大阪・笈田英知選手が登壇。職場での意識向上にYARIMASSE大阪に所属していることが良い作用をしていることを話してくださいました。

笈田選手を受け入れる企業側として「クボタインクルージョンワークス株式会社」藤本貴博氏がその取り組みを報告。藤本氏はYARIMASSE大阪でコーチも務め、就労とスポーツの良い関係を実践しているお二人のお話は参加者にも大変参考になったようでした。
精神・発達障害に特化した就労移行支援や就労定着の活動をされている「NPO法人大阪精神障害者就労支援ネットワーク」木村一広氏より、精神障がい当事者と就労の課題、受け入れ機関の持つ課題を、就労支援をするお立場からお話しいただきました。
JSFA佐々理事長は、精神科医の立場として「当事者の就労支援についてやるべきこと、やれること」をテーマに講演をいたしました。
後半は4名のシンポジストの皆さんのディスカッション。今回のシンポジウムのテーマに対し、ソーシャルフットボールが果たす役割について議論を交わしました。
「競技性」が取り上げられがちなソーシャルフットボールですが、本来は社会生活に向けたリハビリであったり、社交性を育むためのきっかけとして取り入れられる「取り組み」であり、今回のシンポジウムはそのことを見つめ直すきっかけになったのではないでしょうか?





