追記2024.11.19
たくさんの温かい応援のお陰で、3日で最初の目標25万円を達成しました!
本当に、本当に、ありがとうございます!
そして、ネクストゴールである50万円に挑戦することを報告させてください!
詳しくは下の活動報告の記事に記載があります。
引き続き、かもめっこの応援をよろしくお願いします!
こんにちは。「かもめっこインターナショナル」の代表の塚崎遥奈と申します。
地元の長崎県長与町で、英会話講師をしています。
これまで、県内の英会話講師の有志と共に、イングリッシュキャンプを開催してきました。
自然や外国人と繋がり、生き生きとする子どもたちを見て、
「すべての子どもに自然と世界と繋がる体験を」をミッションに、かもめっこインターナショナルを2024年9月に開業しました。
ひとり親のAさんは、小学生の子どもと二人暮らしです。
平日はもちろん、土日も仕事。
仕事を掛け持ちしていますが、いずれも非正規で、いつリストラされるか分かりません。
頼れる身内もいません。
Aさんの子どもは、学校の友達と同様に、
習い事をしたり、旅行やキャンプに行ったりしたいと思っています。
Aさんも、『子どもに豊かな体験をさせたい』という気持ちがあっても、
経済的・時間的・体力的に余裕がない現状です。
そんなご家庭の子どもたちでも、
自分が望む体験へアクセスできる社会。
――これが、かもめっこの目指す未来です。
未来の社会を担っていく全ての子どもたちにとって、将来に対して希望を持てるような体験を、
みなさんと共に実現していきたいと思っています。
ひとり親世帯の割合が、こんなに多いのかと驚いた方もいらっしゃるかもしれません。
そして、ひとり親家庭において、
貧困の問題は避けては通ることができません。
子育て世帯・父子世帯・母子世帯別での平均年収を表したグラフが以下の通りです。(令和3年度厚生労働省調査)この図でも、父子世帯と母子世帯の間にも、格差があることが分かります。
そのひとり親世帯のうち、
8割強ともいえる母子家庭の、
月額の手取りを計算すると、月18万円です。
中には、2人以上の子どもを育てているシングルマザーもいらっしゃいます。
最後に、体験格差についての実態調査を行った非営利団体の調査の一部を紹介します。
世帯年収別に、放課後と休日の子どもの体験格差を表したデータが以下の通りです。
ここでいう体験とは、
スポーツや習い事、自然体験や、
社会体験、文化体験(動物園・水族館・博物館・家族での旅行・地域の行事やお祭りなども含まれる)
と定義されています。
年収300万円以下の家庭の体験への支出額は、年収600万円以上の家庭と比べると、そして、別のグラフからは、年収300万円以下の家庭では、
こうした体験を、過去1年で、1回もしなかったという「体験ゼロ」の子どもたちが、
全体の3人に1人近くまでのぼるそうです。
体験=短期的に楽しいもの=「娯楽や贅沢品」として、優先順位が下がる傾向があります。
ただ、体験の価値というのは、その時々の楽しさだけでなく、
自信の創出や、学校と家庭以外で大人と接する機会であり、
子どもの人生の選択肢を広げるものであると思っています。
実際にイングリッシュキャンプに参加してくれた子どものコメントの中に、
というものがありました。
文化や言語の壁を超えて、
同じ時間と空間を共有できるのだと気づいたのだと思います。
彼女の中でのこうした小さな気づきは、
相手を理解しようとする努力、
英語を勉強する意欲、
進学、留学を志すきっかけ
にもなる可能性を、十分に秘めています。
そして、マジョリティーの恵まれた子供だけが、
こうした体験の機会を享受できるという「体験格差」という問題に対して、
この現状を放置しない社会のあり方が求められていると思います。
長崎県は自然豊かな地域ですが、ひとり親世帯の子どもたちにとっては、
アウトドアにアクセスするのが難しい現状があります。
ひとり親の家庭の経済状況を想像すると、
キャンプ道具や、大きな車の購入などは
現実的ではありません。
また、土日も働いている親御さんにとって、
週末や長期休みでも、
レジャーや遊びに連れて行くのが難しい家庭も少なくありません。
また、ひとり親家庭にとっては、習い事へのアクセスも難しいとされています。
送迎や、月謝を払って通わせたりと、負担が大きい問題があります。
そのため、土日や、夏休みなどの長期休みに、
英会話と自然体験を掛け合わせたキャンプを開催することで、
子どもの体験格差の是正に、少しでも貢献できるのではないかと考えました。
一般のイングリッシュキャンプは、子どもだけの参加となりますが、
ひとり親家庭に、親子で楽しく過ごす1日、思い出をプレゼントしたいという気持ちで、
親子参加型のキャンプも検討しています。
「小さい頃、親にここに連れて行ってもらったな」
という経験は誰しもあると思います。
親と過ごした、親が子供にかけてきた愛情や時間は、
子供が大きくなってそれを自覚した時に、
子供にとって自己肯定の大きな要因になります。
また、ひとり親家庭の場合、
親子が写っている写真を、誰かが撮ってくれることは少ないです。
自撮りや集合写真以外にも、
親子で真剣に参加しているショットや、自然な笑顔のショットなど..
ひとり親家庭に、素敵な思い出と、記録をプレゼントできればと思っています。
ひとり親向けの販売価格では、事業の継続が困難であるという課題があります。
補助金を活用したとしても、
補助金適用外(備品の購入、ネイティブスタッフへの謝礼、スタッフの食事代・施設利用料・傷害保険料、英会話教材製作費、参加者の工作費用など)、
そして補助金の上限金額を超える経費は、
自己資金に頼らざるを得ないのが現状です。
そこで、2025年度の3回分のキャンプ(デイキャンプ2回+宿泊型キャンプ1回)の参加費を補填をいただく形で、
ひとり親世帯のお子さんたちの参加を、応援していただきたいと思っています。
3,800円のご寄付で、1人のひとり親世帯の子どもが、デイキャンプに参加できるようになります。
そして、9,000円のご寄付で、宿泊型のキャンプに参加ができるようになります。
皆さんのご支援で1人の子どもが、明るい未来に一歩近づきます。
キャンプ中に必要なフレーズや英単語の習得を目的としたレッスンを、キャンプの冒頭に行い、実際の自然体験の活動中に繰り返し使用することで、子どもたちの英語のアウトプットを促進させます。
子どもたちが外国人に英語が伝わったという自信を持つことで、英語を学ぶ意義や楽しさについて気づくきっかけを与えます。
世界の料理(ガパオライス・ジャンバラヤ・ジャークチキン・インドカレーなど)を、皆で協力して作る体験を提供します。
食を通じて異文化への理解を深めるだけでなく、火おこしや調理の過程で、個々人に自分の役割を見つけてもらい、それを果たすことで、参加者の自主性やリーダーシップを育みます。
自然の中にあるものを使ったアートや、外国人とのレクリエーションを通して、子どもたちに言語の壁を超えたコミュニケーションを提供します。
また、ここでは、自己表現、スタッフや他の参加者からのフィードバックを通じ、アイデンティティ(他者や社会との関わりにおける自分らしさ)に気づくきっかけを創出します。
「NPO団体 らいぶながさき」様のご協力のもと、長与町・時津町のひとり親家庭の子どもを対象とした英会話レッスンを、開催しています。
一般家庭向けのキャンプの様子(雲仙BASEにて)
・2024年10月:補助金申請
・2024年11月8日:手ぬぐい撮影会の実施
・2024年11月16日:クラウドファンディング開始
・2025年1月5日:クラウドファンディング終了
・2025年11月~2月:手ぬぐい順次発送(リターン)
・2025年3月:テントお披露目会開催予定(リターン)
・2025年3月:報告書・感想文の送付(リターン)
・2025年5月〜 SDGsに関心のある企業へのスポンサーシップ営業
7つの価格帯別にリターンをご用意しています。
・500円のご寄付【お気持ち応援コース!】
・1200円のご寄付【貼って応援コース!】かもめっこオリジナルステッカーをお届けします。
・1,800円のご寄付【巻いて応援コース!】
チャリティー手ぬぐいで応援!カラー展開:ミント or ネイビー/designed by 代表
・3,800円のご寄付【読んで応援3,800円コース!】1人の子どもがキャンプに参加ができます。第1回のデイキャンプの報告書と、参加した子ども(ランダムで1人)の、"率直な" 感想文をお届けします。
・9,000円のご寄付【読んで応援9,000円コース!】
2人の子どもがキャンプに参加ができます。第1回のデイキャンプの報告書と、参加した子ども(ランダムで2人)の、"率直な" 感想文をお届けします。
・10,000円のご寄付【たまごで応援コース!】
子どもたちがキャンプ中に絵付けをしたイースターエッグをお届けします。ストラップにもできます。
・20,000円のご寄付【イベント招待コース!】
2025年3月2日(日)の巨大テントお披露目を兼ねた、ポットラック(持ち寄り)パーティーにご招待させていただきます。
ご家族・お友達の同伴可能です。((支援者様の他に、大人は1名まで、子ども(高校生まで)は3名まで。ペット不可))
三連休の二日目のため、遠方からの来訪も大歓迎です。
場所は、長崎市内もしくは長与町・時津町のキャンプ場です。椅子のご持参にご協力ください。
ポットラック(持ち寄り)のため、1組1品をご持参ください。
・30,000円のご寄付【ただただ応援3万円コース】かもめっこインターナショナルをただただ応援するリターンです。代表からお礼のメールをお送りします。(このリターンは50,000円のリターンと同じ内容になります。)
・50,000円のご寄付【ただただ応援5万円コース】
かもめっこインターナショナルをただただ応援するリターンです。代表からお礼のメールをお送りします。
(このリターンは30,000円のリターンと同じ内容になります。)
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
私たち誰もが、子ども時代の楽しかった思い出を、無意識のうちに、心の拠り所にしていると思っています。
ひとり親家庭の子どもたちにも、そんな宝物をプレゼントしませんか。
そして私は、子どもたちへの投資は、私たちの未来への投資だと思っています。
これから出会う子どもたちの笑顔と未来のために、全力を尽くして参ります。
どうか、応援・ご協力のほどお願いいたします。
かもめっこインターナショナル
塚崎遥奈
最新の活動報告
もっと見るかもめっこに、たくさんの仲間ができました。
2025/04/16 04:51みなさん、こんにちは!かもめっこの塚崎です。爽やかな風とやわらかな陽ざしに、春の訪れを感じる今日この頃。さて今日は、みなさんにたくさんの嬉しい報告をしたいと思います!第1回イングリッシュキャンプの日程が決定!2025年6月中旬にデイキャンプの開催が決定しました!プログラムの内容も決まり、・英語で楽しむレクレーション・自分だけのドリームキャッチャー作り・世界の料理づくりに挑戦!・岩風呂で国際交流 などなど!子どもたちの「やってみたい!」がつまった、学びと遊びの時間を準備しています。なお、「たまごで応援」のリターンにご参加くださった皆さまへ:当初予定していた“たまご”に代わり、子どもたちが手作りしたドリームキャッチャーをお届けさせていただきます。何卒ご了承ください。市議会議員 高橋様とのご縁長崎市の子ども・子育て支援に力を入れていらっしゃる、長崎市議会議員の高橋けいこ様とお話しする機会を頂きました。長崎市の病児・病後児保育施設を、4カ所から8ヶ所へ倍増させ、「小児科併設型」に加え「保育園併設型」も増設へと市の方針転換を実現された超パワフルな女性です。体験格差の現状についてお話をさせていただいた時に、一番最初に口にされたのが、「これは、どうにかしないといけませんね。」その後、すぐに多方面に掛け合ってくださり、協力者のご紹介まで。高橋議員のスピード感と人望の厚さのおかげで、キャンプの主役である子どもたちに、イングリッシュキャンプの存在を知ってもらうチャンスを頂いております。心から感謝いたします。キャンプを支える新しい仲間たちこのたび、長崎大学のボランティアサイトへの掲載が正式に承認され、それと同時に、「体験楽習クラブ さ〜くる」の学生ボランティアたちが、イングリッシュキャンプ当日のサポートを申し出てくれました!普段からキャンプの知識を学んでいる彼らは、外国人スタッフと子どもたちをつなぐ通訳的役割も担いながら、「一緒にキャンプを作る」仲間として関わってくれます。提案をくださった代表の吉田 伸吾さん(アボジリーダー)、参加を決めてくれた学生リーダーの皆さん、本当にありがとうございます!さらに、外国人の友人たちもキャンプへの参加を申し出てくれており、国際色豊かなチームがどんどん育っています。たくさんの出会いに支えられてこのクラウドファンディングでは、本当に多くの方にご支援をいただきました。そして今、また新しいかたちで“手を差し伸べてくれる人”が現れています。私が描いてきた未来が、少しずつ現実になっていることに、感謝と喜びの気持ちでいっぱいです。これからも、子どもたちにとって特別な体験を届けていけるよう、ひとつひとつ、丁寧に取り組んでまいります。引き続き、応援のほどどうぞよろしくお願いいたします!かもめっこインターナショナル代表 塚崎遥奈 もっと見る【訂正と改めてのご報告】子どもゆめ基金、採択されていました!
2025/04/02 03:34みなさん、こんにちは。かもめっこインターナショナルの塚崎遥奈です。先日、「子どもゆめ基金が不採択だった」との活動報告を投稿させていただきましたが、改めて慎重に確認を行ったところ、私の確認ミスがあったことが判明しました。実は……令和7年度 子どもゆめ基金に、かもめっこインターナショナルが採択されておりました!■年度の切り替わりによる見間違いでした(汗)ちょうど年度が切り替わるタイミングだったこともあり、令和6年度の結果と令和7年度の情報を取り違えて確認してしまっていました。しかも投稿した日は、まさかのエイプリルフール当日。混乱させてしまった方もいらっしゃったかもしれません。本当に申し訳ありません。同時に、改めてこの嬉しいご報告をできることを、とてもありがたく思っています。■ご支援いただいている皆さまへそのような中でも、変わらず応援を寄せてくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。今回の助成採択により、・キャンプ中の人件費・食費・会場費・送迎費といった費用を一部まかなうことができるようになりました。これにより、当日の運営を滞りなく行うために必要な経費(問い合わせ対応・予約の管理・報告書作成などに係る経費)を正式に補填することができ、プロジェクト全体の持続可能性を高めることが可能となりました。■これからに向けて今回の採択を励みに、今年度のイングリッシュキャンプも、安心・安全で、子どもたち一人ひとりが主役になれるプログラムを届けてまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!かもめっこインターナショナル塚崎 遥奈 もっと見る「子どもゆめ基金」の申請結果と今後について
2025/03/31 23:26みなさん、おはようございます。かもめっこインターナショナルの塚崎遥奈です。昨年の秋に申請していた「子どもゆめ基金」の助成金について、今回は残念ながら採択には至らなかったことをご報告させていただきます。正直に言うと、悔しい気持ちもありますが、そんな中でも、みなさまからの温かいご支援のおかげで——助成金の有無に関わらず、今年も3回のキャンプを開催できる見通しです!これは、ひとえにみなさまの応援のおかげです。心より感謝申し上げます。そして現在は、民間の基金などに、申請をしているところです!助成金を活用し、キャンプ中の食費や、会場費などの補填をいただくことで、皆様のご支援金を、より有意義に活用できると考えています。今回の結果をしっかりと次に活かしながら、子どもたちにとって安心・安全で、学びのあるキャンプを実現していきます。これからも、応援のほどどうぞよろしくお願いいたします!かもめっこインターナショナル塚崎遥奈 もっと見る
コメント
もっと見る