こんにちは。「かもめっこインターナショナル」の代表の塚崎遥奈と申します。
地元の長崎県長与町で、英会話講師をしています。
これまで、県内の英会話講師の有志と共に、イングリッシュキャンプを開催してきました。
自然や外国人と繋がり、生き生きとする子どもたちを見て、
「すべての子どもに自然と世界と繋がる体験を」をミッションに、かもめっこインターナショナルを2024年9月に開業しました。
ひとり親のAさんは、小学生の子どもと二人暮らしです。
平日はもちろん、土日も仕事。
仕事を掛け持ちしていますが、いずれも非正規で、いつリストラされるか分かりません。
頼れる身内もいません。
Aさんの子どもは、学校の友達と同様に、
習い事をしたり、旅行やキャンプに行ったりしたいと思っています。
Aさんも、『子どもに豊かな体験をさせたい』という気持ちがあっても、
経済的・時間的・体力的に余裕がない現状です。
そんなご家庭の子どもたちでも、
自分が望む体験へアクセスできる社会。
――これが、かもめっこの目指す未来です。
未来の社会を担っていく全ての子どもたちにとって、将来に対して希望を持てるような体験を、
みなさんと共に実現していきたいと思っています。
ひとり親世帯の割合が、こんなに多いのかと驚いた方もいらっしゃるかもしれません。
そして、ひとり親家庭において、
貧困の問題は避けては通ることができません。
子育て世帯・父子世帯・母子世帯別での平均年収を表したグラフが以下の通りです。(令和3年度厚生労働省調査)
この図でも、父子世帯と母子世帯の間にも、格差があることが分かります。
そのひとり親世帯のうち、
8割強ともいえる母子家庭の、
月額の手取りを計算すると、月18万円です。
中には、2人以上の子どもを育てているシングルマザーもいらっしゃいます。
最後に、体験格差についての実態調査を行った非営利団体の調査の一部を紹介します。
世帯年収別に、放課後と休日の子どもの体験格差を表したデータが以下の通りです。
ここでいう体験とは、
スポーツや習い事、自然体験や、
社会体験、文化体験(動物園・水族館・博物館・家族での旅行・地域の行事やお祭りなども含まれる)
と定義されています。
年収300万円以下の家庭の体験への支出額は、年収600万円以上の家庭と比べると、
そして、別のグラフからは、年収300万円以下の家庭では、
こうした体験を、過去1年で、1回もしなかったという「体験ゼロ」の子どもたちが、
全体の3人に1人近くまでのぼるそうです。
体験=短期的に楽しいもの=「娯楽や贅沢品」として、優先順位が下がる傾向があります。
ただ、体験の価値というのは、その時々の楽しさだけでなく、
自信の創出や、学校と家庭以外で大人と接する機会であり、
子どもの人生の選択肢を広げるものであると思っています。
実際にイングリッシュキャンプに参加してくれた子どものコメントの中に、
というものがありました。
文化や言語の壁を超えて、
同じ時間と空間を共有できるのだと気づいたのだと思います。
彼女の中でのこうした小さな気づきは、
相手を理解しようとする努力、
英語を勉強する意欲、
進学、留学を志すきっかけ
にもなる可能性を、十分に秘めています。
そして、マジョリティーの恵まれた子供だけが、
こうした体験の機会を享受できるという「体験格差」という問題に対して、
この現状を放置しない社会のあり方が求められていると思います。
長崎県は自然豊かな地域ですが、ひとり親世帯の子どもたちにとっては、
アウトドアにアクセスするのが難しい現状があります。
ひとり親の家庭の経済状況を想像すると、
キャンプ道具や、大きな車の購入などは
現実的ではありません。
また、土日も働いている親御さんにとって、
週末や長期休みでも、
レジャーや遊びに連れて行くのが難しい家庭も少なくありません。
また、ひとり親家庭にとっては、習い事へのアクセスも難しいとされています。
送迎や、月謝を払って通わせたりと、負担が大きい問題があります。
そのため、土日や、夏休みなどの長期休みに、
英会話と自然体験を掛け合わせたキャンプを開催することで、
子どもの体験格差の是正に、少しでも貢献できるのではないかと考えました。
一般のイングリッシュキャンプは、子どもだけの参加となりますが、
ひとり親家庭に、親子で楽しく過ごす1日、思い出をプレゼントしたいという気持ちで、
親子参加型のキャンプも検討しています。
「小さい頃、親にここに連れて行ってもらったな」
という経験は誰しもあると思います。
親と過ごした、親が子供にかけてきた愛情や時間は、
子供が大きくなってそれを自覚した時に、
子供にとって自己肯定の大きな要因になります。
また、ひとり親家庭の場合、
親子が写っている写真を、誰かが撮ってくれることは少ないです。
自撮りや集合写真以外にも、
親子で真剣に参加しているショットや、自然な笑顔のショットなど..
ひとり親家庭に、素敵な思い出と、記録をプレゼントできればと思っています。
ひとり親向けの販売価格では、事業の継続が困難であるという課題があります。
補助金を活用したとしても、
補助金適用外(備品の購入、ネイティブスタッフへの謝礼、スタッフの食事代・施設利用料・傷害保険料、英会話教材製作費、参加者の工作費用など)、
そして補助金の上限金額を超える経費は、
自己資金に頼らざるを得ないのが現状です。
そこで、2025年度の3回分のキャンプ(デイキャンプ2回+宿泊型キャンプ1回)の参加費を補填をいただく形で、
ひとり親世帯のお子さんたちの参加を、応援していただきたいと思っています。
3,800円のご寄付で、1人のひとり親世帯の子どもが、デイキャンプに参加できるようになります。
そして、9,000円のご寄付で、宿泊型のキャンプに参加ができるようになります。
皆さんのご支援で1人の子どもが、明るい未来に一歩近づきます。
キャンプ中に必要なフレーズや英単語の習得を目的としたレッスンを、キャンプの冒頭に行い、実際の自然体験の活動中に繰り返し使用することで、子どもたちの英語のアウトプットを促進させます。
子どもたちが外国人に英語が伝わったという自信を持つことで、英語を学ぶ意義や楽しさについて気づくきっかけを与えます。
世界の料理(ガパオライス・ジャンバラヤ・ジャークチキン・インドカレーなど)を、皆で協力して作る体験を提供します。
食を通じて異文化への理解を深めるだけでなく、火おこしや調理の過程で、個々人に自分の役割を見つけてもらい、それを果たすことで、参加者の自主性やリーダーシップを育みます。
自然の中にあるものを使ったアートや、外国人とのレクリエーションを通して、子どもたちに言語の壁を超えたコミュニケーションを提供します。
また、ここでは、自己表現、スタッフや他の参加者からのフィードバックを通じ、アイデンティティ(他者や社会との関わりにおける自分らしさ)に気づくきっかけを創出します。
「NPO団体 らいぶながさき」様のご協力のもと、長与町・時津町のひとり親家庭の子どもを対象とした英会話レッスンを、開催しています。
・2024年10月:補助金申請
・2024年11月8日:手ぬぐい撮影会の実施
・2024年11月16日:クラウドファンディング開始
・2025年1月5日:クラウドファンディング終了
・2025年11月~2月:手ぬぐい順次発送(リターン)
・2025年3月:テントお披露目会開催予定(リターン)
・2025年3月:報告書・感想文の送付(リターン)
・2025年5月〜 SDGsに関心のある企業へのスポンサーシップ営業
7つの価格帯別にリターンをご用意しています。
・500円のご寄付【お気持ち応援コース!】
・1200円のご寄付【貼って応援コース!】
かもめっこオリジナルステッカーをお届けします。
・1,800円のご寄付【巻いて応援コース!】
チャリティー手ぬぐいで応援!カラー展開:ミント or ネイビー/designed by 代表
・3,800円のご寄付【読んで応援3,800円コース!】1人の子どもがキャンプに参加ができます。第1回のデイキャンプの報告書と、参加した子ども(ランダムで1人)の、"率直な" 感想文をお届けします。
・9,000円のご寄付【読んで応援9,000円コース!】
2人の子どもがキャンプに参加ができます。第1回のデイキャンプの報告書と、参加した子ども(ランダムで2人)の、"率直な" 感想文をお届けします。
・10,000円のご寄付【たまごで応援コース!】
子どもたちがキャンプ中に絵付けをしたイースターエッグをお届けします。ストラップにもできます。
・20,000円のご寄付【イベント招待コース!】
2025年3月2日(日)の巨大テントお披露目を兼ねた、ポットラック(持ち寄り)パーティーにご招待させていただきます。
ご家族・お友達の同伴可能です。((支援者様の他に、大人は1名まで、子ども(高校生まで)は3名まで。ペット不可))
三連休の二日目のため、遠方からの来訪も大歓迎です。
場所は、長崎市内もしくは長与町・時津町のキャンプ場です。椅子のご持参にご協力ください。
ポットラック(持ち寄り)のため、1組1品をご持参ください。
・30,000円のご寄付【ただただ応援3万円コース】
かもめっこインターナショナルをただただ応援するリターンです。代表からお礼のメールをお送りします。(このリターンは50,000円のリターンと同じ内容になります。)
・50,000円のご寄付【ただただ応援5万円コース】
かもめっこインターナショナルをただただ応援するリターンです。代表からお礼のメールをお送りします。
(このリターンは30,000円のリターンと同じ内容になります。)
私たち誰もが、子ども時代の楽しかった思い出を、無意識のうちに、心の拠り所にしていると思っています。
ひとり親家庭の子どもたちにも、そんな宝物をプレゼントしませんか。
そして私は、子どもたちへの投資は、私たちの未来への投資だと思っています。
これから出会う子どもたちの笑顔と未来のために、全力を尽くして参ります。
どうか、応援・ご協力のほどお願いいたします。
かもめっこインターナショナル
塚崎遥奈
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