みなさん、こんにちは!
かもめっこの塚崎です。
現在、ひとり親世帯の子どもたちに英語や自然体験を届けるためのクラウドファンディングに挑戦していますが、
今日は、なぜ私がこの活動を始めたのか、なぜこの活動が必要なのかについて、
その原点となった幼少期からの体験についてお話させてください。
>>自然との出会いが教えてくれた「生きる力」
YMCAキャンプや、「体験学習クラブさ〜くる」の活動に、
幼稚園生の頃から参加していました。
スキーやキャンプなどのレジャーを通じて、
自然の中でのびのびとした幼少期を過ごすことができました。
星空の下、焚き火を囲んで、誰かのギターに合わせて、歌を歌ったり、
新しい季節の訪れを、風や、空気や、木々から感じたりと
私にとっては、自然の中で、ありのままいられる時間でした。
また、そこで出会ったのは、
年齢や障がいの有無を超えた仲間たちでした。
寝食を共にし、互いを理解し支え合う中で、
まるでひとつの大きな家族の一員になったような温かい時間を過ごしました。
自然体験やキャンプでの時間は、
私に「居場所」と「自信」を与えてくれました。
そして、いま私がひとり親世帯の子どもたちに届けたいのも、
文化・言語・障がいの有無などの「違い」を超えた仲間との出会いと、
子どもらしく、のびのびと成長できる環境です。
>>英語が開いた未来への扉、そして社会を考えるきっかけ
小〜高校時代に通っていた「エスタミネー英語教室」の
教室長の中村先生のサポートのおかげで、
高校時代に、アメリカへ交換留学を実現しました。
そこで、初めて「社会的マイノリティ」としての自分を体験したと同時に、
社会の中にある格差や、機会の不平等に目を向けるきっかけとなりました。
留学で目の当たりにしたのは、人種や経済的な違いによって、
子どもたちの未来が大きく左右される現実でした。
そして、それは、日本でも、違う形で存在していると気づいたのです。
帰国後は、日本の社会や政治に興味を持つきっかけになり、
今こうして、社会問題に目を向けるようになりました。
今、ひとり親世帯の半数が貧困に陥っています。
そして、年収300万円以下の家庭の子どもたちの3人に1人が、
過去一年に、「どこかに連れて行ってもらった経験」が「一度も」ないという統計があります。
夏休みに海やプールに行った、
地域のお祭りに行った、
博物館に行った、
遊園地に行った..
こうした体験を出来ていない子どもがいます。
それは、子どもたちにとって、フェアな社会と言えるのでしょうか。
家庭の事情で片付けてしまって良いのでしょうか。
この率直な疑問が、この活動を始める私の原点です。
>>最後に
私が幼少期に得た体験を、次の世代の子どもたちにも届けたい。
その思いで、この活動を始めました。
「自然と出会う喜び」「違いを超えた仲間との時間」「英語が開く未来への扉」。
こうした経験は、子どもたちの可能性を大きく広げるものです。
クラウドファンディング終了まで、残りわずか。
みなさんのご支援とご協力が、子どもたちの未来を切り開く力になります。
どうか、応援をよろしくお願いいたします!
かもめっこインターナショナル
塚崎遥奈