心と身体を癒す、新しいセルフケアの形
こんにちは!
フードコーディネーターの " ちひろん " と申します。
突然ですが……
人間関係のトラブルや将来への不安に押しつぶされそうになる夜はありませんか?
そんなストレス社会でがんばるあなたに贈りたい、心身を癒す方法があります。
それが「クッキーセラピー」です!
クッキーセラピーとは?
「クッキーセラピー」は、お菓子作りを通じてストレス解消や心の安定を図る方法です。
じつはこの言葉、私が考案したワードなのですが……
この言葉が生まれたきっかけになったのは、2018年の年末ごろから「アングザエティ・ベーキング(Anxiety Baking)」という文化がアメリカで話題になったことでした。
"Anxiety"とは英語で「心配、不安」のこと。
"Baking"はオーブンを使ってクッキーやケーキなどを焼くこと。
心配や不安を抱えた現代人の若者たちが、ストレス解消のためにクッキーやパイ、ケーキ、ブラウニーをせこせこ作っているという現象に「アングザエティ・ベーキング(Anxiety Baking)」と名前がつきました。
そして「生地をこねたり形を整えたりする作業に集中することで、日々の不安から解放されるのでは」という仮説が立ったのです。
「お菓子作りが不安を和らげる」といえる根拠はどこにあるのか?
正直、疑いたくもなりますよね。でも今やそれを裏づける専門家の声もあるのです。
実際、この仮説にはコロンビア大学の精神医学教授も肯定的なコメントを残しています。
「ベーキングはマインドフルです。マインドフルネスは、いまその瞬間に自分自身に向かい合うこと。すでに過去に起こったことやこれからの未来に起こることを考えずに、です」
さらに、世界中がコロナ禍でパニックになっていた2020年には、自宅でのストレス解消法として「ストレスベーキング(Stress Baking)」という単語も生み出されました。
Instagramのハッシュタグ#stressbakingを検索すると、美しい焼き菓子の投稿が61,000件以上も見つかります。
「ストレスベーキング」については、アメリカの医学博士であるパメラ・ホンズバーガー医学博士も肯定的なコメントを残しています。
「ベーキングのような活動に注意を集中すると、その瞬間にもっと集中し、過去や未来のストレス要因にあまり集中できません。」
この事実を知って、私は期待で胸がどんどん膨らみました。
「お菓子を作ることで
多くの人を不安から救えるかも!」
この方法をもっといろんな人々に知ってもらいたい!
海外で生まれた難しい英熟語に、親しみをこめて「クッキーセラピー」と名付けました。
さらに心身のケアにアプローチできるように、栄養面での配慮もこの活動に取り入れたのです。
そして今回、この新しいセルフケアの形を皆様にお届けするため、本プロジェクトへ挑戦する運びとなりました!
たったの1時間で得られる大きな達成感!
クッキーセラピーの魅力は、短時間で達成感が得られることです。
ダイエットやピアノ、絵画など他の趣味は結果が出るまである程度時間がかかりますが、クッキーなら洗い物を含めても1時間程度で完成します。
「自分にもできた」という自己肯定感。そして誰かに食べてもらえる喜び。
これらの小さな積み重ねが、心を癒し、自信を取り戻すきっかけになるのです。
お菓子作りがセルフケアになる
私自身、10代の頃に始めたお菓子作りが心の支えになった経験があります。
不安や自己嫌悪に苛まれる夜、キッチンに立ってお菓子を作ることで、深まり続ける心の傷跡や勇気をもてず自信が失われていく自分に歯止めをかける状況ができました。
お菓子作りは、気分を上げるというよりは心の波を落ち着かせる効果があります。
何もしていない時間は、どんな人でも過去のトラウマに襲われがちですが、お菓子を作る時間はそんな心の暗い影から自分を守り、穏やかな空間を作り出してくれるのです。
自分のために時間を取る大切さ
クッキーセラピーで重要なのは自分のために時間をとることです。
現代社会では、仕事や家事、人間関係などに追われ、自分自身のための時間を確保することが難しくなっているように感じます。
忙しい日々の中でクッキー作りのための時間を確保することは、自分自身を大切にする時間であるといえます。
創造性を刺激し、幸せな思い出を再現する
クッキーセラピーには創造性を刺激する効果もあります。
何を焼くか、どのように作るかを選択することで、あなたの創造的な旅はすでに始まっているのです。
レシピに従うにしても、即興で作るにしても、手を使って時間をかけて飾りつけをすることはクリエイティブだと思いませんか?
さらに、クッキー作りは懐かしさを呼び起こすこともあります。
例えば、祖母から受け継いだクッキーのレシピを使用することで、大切な思い出や愛する人とつながっているように感じられます。
例えば、バレンタインデーに友人たちと一緒に作ったクッキーの思い出。あるいはSNSで見つけた憧れのインフルエンサーのレシピに挑戦した時の高揚感。
そんな特別な記憶と結びついたお菓子作りは、心を温める素敵な体験となるでしょう。
このように、クッキーセラピーは過去の幸せな記憶を呼び覚ますだけでなく、新しい幸せな思い出を作り出す力も持っています。
あなたの手で作られるクッキーは、そんな大切な思い出や感動の詰まった、かけがえのない一品となるはずです。
誰でも簡単に始められます
「お菓子作りに興味はあるけれど、なかなか始められない」
そんな方も多いのではないでしょうか。
今回のキットは、まさにそんな方々のためにデザインされています。
これ以上簡単なレシピはありません!
・必要な材料が全て揃っているので、買い物の手間がありません。
・キット内の材料は全て計量済みのため、量りがなくても大丈夫
・道具も最小限で済むよう設計されています。
泡立て器やボウルがなくても、袋に入れて振るだけ、またはお椀とスプーンだけでも作れます。
・レシピのほとんどは「混ぜて焼くだけ」「混ぜて冷やすだけ」の2種類。
誰でも簡単に作れるようにしています。
リラックスできるハーブティー付き
クッキー作りの時間をより癒しの時間にするため、オリジナルブレンドのハーブティーもセットにしました。ルイボスティーをベースにしたノンカフェインのブレンドで、リラックス効果が期待できます。
クッキーを作りながら、あるいは出来上がったクッキーと一緒にこのお茶を楽しむことで、より深いセルフケアの時間を過ごせるでしょう。
目指したのは「罪悪感ゼロのスイーツ」
せっかくお菓子作りを通したセルフケアをするのですから、身体に良いものを取り入れたいですよね!
クッキーセラピーが目指すのは、心と体の完全な調和です。
なぜなら、心と体は切り離すことのできない一体のもの。どちらか一方だけが健康であることは、本当の意味での健康とは言えないからです。
お菓子作りという行為は心のケアに効果的ですが、私たちはそこにとどまりません。厳選された体に優しい食材を使用することで、心だけでなく体も同時に労わることができるのです。
実は、体に負担をかけない食材を選ぶことが、自分を大切にするセルフケアの一つ。
クッキーセラピーを通じて、食材を選ぶ際の「自分への思いやり」も実感していただきたいと考えています。心の健康は体の健康があってこそ、そして体の健康は心の健康があってこそ成り立つもの。
だからこそ、今回お届けするミールキットでは、グルテンフリーの材料を使用し、砂糖の代わりにメープルシロップで甘みを出しています。
動物性食材(卵、乳製品、はちみつ)を使用しないレシピなので、多くの方に安心して楽しんでいただけます。
アマゾンカカオニブの魅力
さらに今回のキットでは、特別な材料として株式会社AMAZON CACAOの「アマゾンカカオニブ」を使用しています。
コチラのロゴ(画像)は太田 哲雄様から許諾を得て掲載しております。※画像転用禁止
このアマゾンカカオニブの原料となるカカオ豆は、近年注目を集めている料理人、太田哲雄氏がペルーから直接仕入れたものです。
太田氏のチョコレートやクッキー缶等の製品は、大手デパートや百貨店の催事で長蛇の列ができるほどの人気を博しています。
この高品質なアマゾンカカオニブを使用することで、より贅沢で美味しいクッキーを作ることができるのです。
さらに特筆すべきは、このカカオ豆が全て栽培期間中農薬不使用で栽培されているということです。
自然の恵みをそのまま活かした、安全で質の高い原料へのこだわりが、このプロジェクトの大きな特徴となっています。
食材にこだわって欲しい理由
前述の通り、今回のキットでは食材の質にとにかくこだわっています。これが従来の「アングザエティ・ベーキング(Anxiety Baking)」と私たちのクッキーセラピーの大きな違いです。
これには深〜い理由があります!
というのも、私自身、26歳の時にグルテンフリーとの出会いを経験しました。
それまでに使っていた安価な小麦粉や質の悪い油、白砂糖を多用したお菓子作りで知らず知らずのうちに体調を崩していましたが、グルテンフリーとノンシュガーの食材に切り替えたことで、体調不良が明らかに改善されました。
近年、砂糖に中毒性があることや、小麦に含まれるグルテンというタンパク質がアレルギーを示し、小腸粘膜上皮に炎症を起こしてしまうことがわかってきました。
「小麦と砂糖を断つと健康になる」という衝撃的な言葉も生まれています。
(参考:白澤卓二 健康長寿ネット 第2回 「小麦と砂糖を絶つと健康になる」公益社団法人長寿科学新興財団 2022年 )
皆様にはぜひ、身体に良いものでセルフケアを楽しんで欲しいのです。
グルテンフリー&ノンシュガーのお菓子を取り入れることで、体調改善も期待できると考えています。
腸内環境の改善
食物繊維が豊富な材料を使用しているため、腸内環境が整います。
血糖値の安定
砂糖の代わりにメープルシロップを使用しているので、急激な血糖値の上昇を抑えられます。
アレルギー反応の軽減
グルテンフリー、卵・乳製品・はちみつ不使用なので、多くの人に安心して食べていただけます。
クッキーセラピーで体調改善を目指す理由
お菓子作りを通じて、心のケアに加えて体調改善まで目指す理由は、本当の意味での「自分を大切にする時間」を作り出すためです。
体に良い食材を選ぶという行為は自分自身への最高の投資です。
心が癒されるだけでなく、体の内側からも健康になっていく。
この相乗効果こそが、クッキーセラピーが持つ独自の価値だと考えています。
私たちは「美味しい」だけではいけない時代に生きています。
「体に良い」という要素を加えることで、罪悪感なく楽しめる、本当の意味での「ご褒美」となるお菓子作りを提案していきたいと考えています。
このプロジェクトが実現すると…
このプロジェクトが成功すれば、より多くの方々へお菓子作りによるセルフケアを始めるきっかけが提供できると考えています。
ひとりでも多くの人々にセルフケアの機会を
・忙しい日々の中で自分を大切にする時間が作れない方
・うつ症状や不安障害で外出が難しい方
・健康的な食生活に興味があるけれど、どこから始めればいいかわからない方
・お菓子作りに興味はあるけれど、難しそうで挑戦できていない方
セルフケア文化の普及
私は、このキットを通じて「お菓子作り=セルフケア」という新しい文化を広めていきたいです。
自分を大切にする時間を持つことの大切さ、そしてそれが決して難しいことではないということを多くの人に知ってもらいたいのです。
将来的には、このキットをきっかけに、より多くの人々が日常的にセルフケアを実践する社会を目指しています。
最後に - 新しい自分との出会いに向けて
私は今年のBeautyJapan東京大会で、お菓子作りを通じたセルフケアの大切さを250人の前でプレゼンし、特別賞を含む2つの名誉ある賞をいただきました。
その時に感じた、多くの人々のセルフケアへの関心と需要。
それを形にしたのが、このクッキーセラピーキットです。
美味しいお菓子を作りながら、心も身体も癒される。
そんな新しいセルフケアの形を、一人でも多くの方に体験していただきたいと思っています。
このキットが《あなたの新しい一歩を踏み出すきっかけ》になりますように。
そして、キッチンで過ごす幸せな時間が、あなたの人生に小さな、でも確かな変化をもたらしますように。
お客様からの声
支援者の皆様へ
このページをご覧になっている方の中には、お菓子作りに興味のある方だけではなく、自分自身や身近な人のために、何か新しい行動のきっかけを探している方もいらっしゃるかもしれません。
このクッキーセラピーキットはそんなきっかけになると信じています。
不調があってもどうすればいいかわからない方、食べたい気持ちを我慢している方、自分に自信が持てない方……。
そんな方々に、このキットを通じて新しい選択肢があることを伝えたいのです。
私自身、教師からの虐待や同級生からのイジメ、それを機に不登校や引きこもり、精神疾患、その影響による体調不良に悩んだ経験があります。
そんな泥沼の日々を抜け出し、過去の出来事にすることができたのが、心や身体に配慮のあるお菓子を作るというアクションでした。
お菓子作りで人生が変えられるなんて、にわかには信じられないかもしれません。
でも家で誰の目も気にせず、部屋着のままでも構わないほど、簡単で気軽に始められるお菓子作り。
そんなほんの小さな行動の積み重ねが「消えたい」という思いから「もう少し生きよう」という気持ちに変わったり、何も良いことがなかった日々の中でほんのり心が温まるような瞬間を生むことができたりするのです。
このプロジェクトは、単にお菓子を作る技術を広めることが目的ではありません。
心の病を抱えている人々を救う一つの手段として、このクッキーセラピーを提案しています。
皆様の支援が、多くの人々の心を癒し、新しい一歩を踏み出す勇気を与える力になります。
どうかこのプロジェクトの意義をご理解いただき、ご支援いただけますと幸いです。
フードコーディネーター
四方 千妃呂(しかた ちひろ)
リターンについて
「すしざんまい」とのスペシャルコラボレーション
(税込6,000円:特別ランチコース、ワンドリンク、オリジナルお菓子&ハーブティー付き)
BeautyJapan東京大会では、株式会社喜代村(すしざんまい)の社長室長より特別賞を頂戴いたしました。
この縁を活かし、今回のプロジェクトでは特別なリターンをご用意することができました。
すしざんまいでの特別ランチコースに、私考案のデザートとハーブティーを組み合わせた、ここでしか体験できない特別なコースをお楽しみいただけます。
お寿司の至福のひとときの後に、心身を整えるスイーツとお茶のマリアージュをご堪能ください。
その他、魅力的な罪悪感フリーを楽しめるメニューをご用意しています。
詳細は各コースをご確認ください。
皆様のご支援を心よりお待ちしております。
今後のスケジュール
・2024年11月:クラウドファンディング開始
・2024年12月:クラウドファンディング終了
・2025年1月:製品開発・製造
・2025年2月:支援者への商品発送開始・その他リターンメニュー履行
資金の使い道
ご支援いただいた資金は、グルテンフリーお菓子キットの製作費・広告宣伝のための予算として大切に使用させていただきます。総支援額の17%+税はクラウドファンディングサイトCAMPFIREに掲載手数料として納入いたします。
最新の活動報告
もっと見る公式アカウントに紹介されました!
2024/12/08 22:44いつも長々とした活動報告にお付き合いくださってる皆さまありがとうございます都会の電車は駅と駅の間がとても短いのでたとえば次の駅に着くまでの間にサクッと読んでみようかな……くらいの時間ではきっと読み終わらないかと思いますこんな余談がきっと多いからいつも文章が長くなってしまうので今日はスッキリ、シンプルにご報告させていただきます!じつは昨日、キャンプファイヤーのX(Twitter)公式アカウントにお菓子キットをご紹介いただきました!たくさんあるプロジェクトの中から今回、取り上げていただけてとっても嬉しかったです。現在、達成率64%!まだまだ、これからが勝負だと思っているのでまずは一人でも多くの人にこのプロジェクトを知っていただかなければなりません。ぜひ、みなさんも身近な方にこのプロジェクトを教えてあげてください。そして広めていただけるとうれしいです!もちろん、追加リターンのご購入も大歓迎です!引き続きよろしくお願いします! もっと見る
絶望に溢れた子供たちを救いたい
2024/12/06 15:34昨日、支援者数が50人を超えました!ありがとうございます。しっかり左目で確認させていただきました。……と、無駄に引っかかる表現とちょっとギャグみたいなサムネ、失礼いたしました。じつは、先の結果を確認したのは数年ぶりに来院した眼科の待合室でした。というのも、昨晩から右目が赤く腫れ朝になっても痛みがとれず、よくみると水泡らしきものができている。細菌にでも感染したかなと思いいつもより悪い視界で眼科を受診したところ眼部帯状疱疹との診断しかも目の内側まできているとのこと。飲み薬と一緒に処方されたのは衝撃の眼球に直接塗るタイプの軟膏しかも、これがどちゃくそ痛い。1週間で書状は落ち着いていくはずだけどもし来週水曜日になっても変わらない場合即来てくださいと言う医師の目は真剣。それもそのはずでした、最悪の場合、失明するそうです。その時、正直に思ったことは目で良かった!!!!!目って左右に一つずつ計2つあるじゃないですか。そして今回、患部は右目だけ。左目はまったくの無傷で無事なのです。だから、仮に右目が失明したとして左目が見えるし大丈夫だろう。現に、今日の時点で既に右目は晴れてほとんど見えていない。それでも何一つ問題なく仕事は完遂。取引先にお菓子も納品できたし、週末にお届けするシュトーレンの下準備も完璧。事故なく外出をして、帰宅する。買い物もPC作業も問題ない。なんの予告なく右目の視力を失えど生活にはなんの支障も出ていない。それは左目が元気なおかげ、人体に1つしかない部位に発症しなくて助かった。まさに不幸中の幸いです。それでも家族や友人は心配し体調を気遣ってくれます。わたしのことをよく知る人ほど「どうしてそこまで頑張るの?」と自分では意識していなかった問いを投げてくれます。自分の体調を犠牲にしてまで頑張らなくてはならないことなんてこの世にまずないと、基本的には私もそう思います。今回のわたしの眼部帯状疱疹は厳密には免疫力の低下が原因なのだけど疲労やストレスが理由との指摘を受けました。たしかに疲れているし思い当たる節しかない。でも、自分でも疲れを自覚しているのにそれでも頑張ろうとしているのは……批判を覚悟で発表します。このプロジェクトは自分の右目より優先したいことだから。早くも開始初日が懐かしいですが、改めて説明させてください。今回わたしがプロデュースしているメインプロダクトのお菓子キットはセルフケアがテーマです。この「セルフケア」は自分を労り、癒し、愛情で満たすこと。心の自己治癒力を高め、発揮すること。プロジェクトページの本文でも触れていますがお菓子を作ることを通じて心身を整える「クッキーセラピー」という文化を広めることで心に傷を抱えている人たちを救いたい。そのためには、お菓子を作る、お菓子が作れるレシピや材料、機会は絶対的に必要になるしさらにはそれが、自身のダメージを大きくしてはダメだから心にも身体にも負担がなく、むしろ肉体的にも良い効果を期待できるもの……それを形にして用意したものがこのお菓子キットです。わたしがお菓子を作るキットでここまで「セルフケア」や「心身を癒す」というテーマにこだわりクッキーセラピーを普及させるというその目標を達成するためなら体調すら厭わず、全力をかけられるのは幼少期から20代半ばまでの体験に由来します。わたしは10歳の時に教師の虐待、そこから派生したクラスメイトからのイジメによりうつを発症、精神科に通院する日々が始まりました。わたしがこの年齢を覚えているのはわたしが初めて夜にキッチンに立った年だから。でも、その時はお菓子を作るためではありませんでした。(この後、少し刺激のある内容が含まれます。)家族が完全に寝静まった夜中、わたしは声を押し殺してキッチンに向かい背伸びをして包丁を手に取り自分のお腹に刃を当てました。でも、それ以上先には怖くて進めずしばらく葛藤した末、ナイフを戻し泣き声が家族にバレないようにとタオルを口に押し込んで、布団の中に戻りました。それから約20年以上が経ち大人になった今、ニュースやSNSを見ている中でイジメや虐待、学校トラブルの話題や心理ケアを必要とする10代の子たちのテーマはやっぱりどうしても目に入るし、わたし自身が体験した当時の記憶が今でもフラッシュバックします。だからこそ、心に傷を抱えた子どもたちやそのご家族を救いたい。その方法はいろいろあると思うし、逆にわたし一人にできることなんてたかが知れているという自覚もあるけれど、わたしにできることでも救える方法があると思うから、そして、それがクッキーセラピーを伝えること、その機会を用意することだと思ったからこのプロジェクトを始動させました。もう、10歳のわたしのようなことは誰一人として頭をよぎらせたくない。それこそ、ひとつ前の活動報告でもお話した友人もわたしが救えたかもしれないのにそれが叶わなかった一人でこれ以上、犠牲者を増やしたくない。キッチンは人生最期の場所ではありません。キッチンは創造的で、生きる延びる場所であってほしい。あの夜、わたしがナイフを握った台所は今、お菓子をつくる場所になりました。世界が寝静まった夜中、わたしが手を伸ばした先はナイフでも薬でもなくお菓子の材料に。あいかわらず、ツラいことばかりでもお菓子をつくるようになってから少しずつ、自分で自分を傷つけてしまう時間は減りました。大人になって、栄養や健康のことを学び作るお菓子もグルテンフリーをはじめ身体にやさしい食材を選ぶようになったら肉体的にも、ますます健康に向かい始め自分で自分を大切にする方法を自分のできること、自分の好きなことで見つけられた実感を得られました。自分を大切にしたいけれどどうやったらいいのか何をしたらいいのかわからないまま、結局なにもできなくて自分を愛する時間より疲弊する時間の方が長く感じる……そんな日々を過ごしている人は多いと思います。わたし自身がそうだったから。お菓子を作ることが全ての人にとって心理的ケアに繋がるとは言いません。でも、心身に良いと言われているものは知りうる限りすべて試したけれどどうもピンとくるものがなかったり無理なく続けるには限界を感じたりむしろ、ますます自分が消耗していく……そんな経験がある人にはもしかしたらお菓子作りが合うかもしれない。クッキーセラピーは食べることが目的ではありません。だから、いくら「罪悪感がない」と言っても食べることに不安があるのなら無理して食べる必要はありません。作って満足できたとしたら充分、目的は達成できています。作ったクッキーは家族や友人や身近な人にプレゼントをしたらきっと喜んでくれるはず。そしたら、その経験もまたあなたの自己肯定感を高めてくれるでしょう。もちろん、食べるために作ってもそれはそれで良い。たとえば、もしあなたの家族で心に傷を抱えている人がいるなら日常生活のいろいろなしがらみをすべて忘れて一緒にクッキーを作るところから始めてもいいと思うしあなたが作って、家族と一緒に食べるでも◎一緒に食べる機会を用意するにあたって食べるものを用意するのは提供する側にとっても、食べる側にとっても何よりも良い理由になります。今回のクッキーは「あの夜、将来に絶望した10歳のわたしでも一人で作れる」つまり、気持ちが無意識に動揺していても作れるまた、小学生くらいの子供が一人でも作れるそれくらいシンプルで簡単であることを意識してレシピや工程を考えました。(とはいえ、お子様が作るときは なるべく親御さんも一緒にお願いします。 オーブンの取り扱いにご注意ください。)このプロジェクトで目指すのは心に傷を抱えた子供や若者を減らすことなのです。もし、わたしが右目を失明することになってもわたしにはまだ左目があります。でも、子供たちや若者の未来は幼いうちに断たれてしまったらもう取り戻すことはできないのです。10代はあっという間で20代だって一瞬です。でも、その時にしか経験できないことは言葉や数字では表せないほどたくさんあります。その貴重な時間を失ってほしくない。生きるべき時間を生き抜いてほしい。帯状疱疹には薬が処方されたけれどトラウマには誰も薬は出してくれません。必ずしも時間が解決するとも限らない。でも諦めないでほしい。もしかしたら、このお菓子キットがクッキーセラピーが、心の傷の痛みを少しかもしれないけれど和らげられるかもしれません。どこかの誰かにそれができて失われてはならない命と時間が救えるならわたしの片目くらい差し出せるのです。とはいえ、来週の水曜日、再び眼科に駆け込むことのないように1日2回の飲み薬と1日3回の塗り薬は忘れず、きちんと使用して最低限、身体も休めたいと思います。だから、あなたにはぜひ一緒にこのプロジェクトを盛り上げていただけたら嬉しいです!プロジェクトページのコチラ▼SNSやLINEでシェアいただけたらとっても、とっても、嬉しいです!ぜひ一緒に盛り上げていただきたいです!!いつもクラファンの活動報告にしては長々として、いささか不穏でヘビーな内容ですが最後まで読んでくれたあなた、本当にどうもありがとう。引き続き、ぜひ仲間としてよろしくお願いいたします!! もっと見る
わたしが世界を変えたい理由
2024/12/02 23:373日目を迎えた本日、目標金額の50%を達成しました!お気に入りの数も66まで増え続け、初の企業スポンサー枠でのご支援もいただきとっても心強い限りです。ご支援くださったみなさま、シェアくださったみなさま、本当にどうもありがとうございます!ここで、今日は改めてわたしが今回このお菓子キットをつくった想いをお話させていただければと思います。不安やストレスで眠れない夜や日々の忙しさや過去のトラウマから心とカラダ、壊れそうにな休日、あなたにもありませんか?わたしはずっと不器用な自分に悩んでいました特別な才能もなければ外見の魅力があるわけでもない。ダメなところばかりで自信が持てずこの世から消えてしまいたかった。「もうこれ以上 ネガティヴな感情に支配されたくない」だから、ポジティブになれる方法ではなくてまずは心が落ち着く時間を探しました。それまでのわたしは鬱や適応障害、摂食障害の経験から心の健康が身体にどれだけ影響するのか痛いほど身に染みて経験しました。だから、心身の健康状態に振り回されたくなくて栄養や食事の勉強も専門学校に通って勉強もしました。そして辿り着いたじぶんを愛情で満たすための心とカラダを労わるお菓子作りあんなに自分のことが嫌いでまいにち息苦しさを感じていたのにそんな生きづらさがなくり、虐待とイジメが原因で小学5年生で不登校になって発症、そのあと18年ちかく闘病した精神障害を徐々に克服していくことができました。そして、その様子を発信したらたくさんDMやコメントが届くように。「わたしだけじゃないんだ」そう思って調べてみたら海外ではお菓子作りを活用したセルフケアが新しい文化として確立されているみたい。そう、それがクッキーセラピーでした。「日本でも広がるといいのに」ちょうどそう思った直後。大切な友人が仕事で鬱になり自ら命を絶ちました。あの夜、彼女が最後に手にしたものが、最後に口に入れたものが睡眠薬じゃなくてクッキーだったら今も彼女はわたしの隣で笑っていたかもしれない。運動が苦手で甘いものが好きな彼女にお菓子のセルフケアを教えてあげられなかった。自分だけがこの文化で助かってしまった。もう二度と、これ以上、同じ悲しみを増やしたくない。だから、もっと広めたい。趣味やご褒美の食べ物というお菓子の価値観を変えお菓子づくりは新しいセルフケアという文化の1つとして定着させたい。お菓子で叶うセルフケアをもっと広めたい。そして完成したのがこのお菓子キットです。きっと「お菓子作りでじぶんを癒したり 心に抱えた傷を癒したりできるなら この新しいセルフケアに挑戦してみたい…… でも、不器用だから自信がないとか なんだかんだ忙しくて準備する時間がない」もしくは「人目が怖くて外に出られない」「心が疲れすぎて、長時間も立っていたり 細かい作業をしたりするのが難しい」そんな人も多いと思います。でも、せっかくこのセルフケアに出会えたのだからその胸に抱いた希望を無駄にしたくない、この機会を逃してほしくない。必要な準備がすべて整っていればお菓子作りのハードルも下がるはず。それで誰かの心が救えるのならわたしがその手間、すべて解消すればいい。このキットがあれば材料の用意や計量は不要です。しかもハーブティー付き。焼いている間の待ち時間やできあがったお菓子を食べるときノンカフェインのお茶でホッとひと息つけたなら心だけじゃない、身体も温まるはず。お菓子作りで1人でも多くの心に傷を抱えた人を救えますように。そんな想いでこのキットを作りました。だからもし、過去のわたしや友人のようにいろいろなストレスやトラウマで心に傷を抱えてしまっている人のなかで運動や規則正しい生活、瞑想……世の中で良いと言われてるものやストレス解消グッズなんかはなんでも試してみたけどどうも自分には合わなかったという方へこのお菓子キットを届けたいです。もちろん、必ずしもあなたの心の傷を癒せるかどうか断定的なことは言えない。でも、他のどんな方法でもダメだったのならもしかしたら、このお菓子キットつまり、クッキーセラピーならあなたを救えるかもしれない。その可能性はゼロではないはず。だからぜひ、わたしを信じてほしい。そして、この文化を一緒に体験してみませんか?追加のご支援や、周囲の方へのシェアは何よりもの励みになります!ぜひ、一緒に100%達成目指して駆け抜けてほしいです。よろしくお願いいたします! もっと見る
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